秋の大山散策!

今週末からライトアップが始まると言う大山に、「紅葉」と「豆腐料理」目宛てに、ミニ散策に行って来ました。
a0122931_1453413.jpg

大山は、古代から霊山として関東一円の農民からは農業の神、漁民からは航行守護の神、そして江戸の庶民からは福を授け災害除けの神として信仰を集めた山であり、山頂には年中水のしたっている霊木がある事から、別名が「雨降山」(あぶりやま)とも呼ばれているそうです。
また、山頂からの眺めがすばらしく、関八州の展望台と言われ、「かながわの景勝50」にも選定されているとの事。
a0122931_14192269.jpg

そんな大山に、車で30~40分で行ける場所に住んでいながら、訪れたのは過去に1度だけ。
勿論、紅葉を見るのも初めて。
阿夫利神社にも、大山寺にも行った事がなかったので、今日はちょっと楽しみ。
午前11時に大山ケーブルバス終点に着きましたが、駅前の市営駐車場は既に満車。
平日だから空いているだろと鷹を食っていましたが、結構人気なんですね。
しかたなく600メートル下にある第2駐車場に停め、そこから登り坂を歩き、ケーブルカー乗り場を目指しますが、歩けど歩けど、なかなか辿り着きません。
a0122931_1461889.jpg

こんなに遠かったっけ?
この時点で、既に足が重くなり、日頃の運動不足を痛感。
回りの木々は、思ったほど色付いておらず、訪れる時期がちょっと早かったかな?とちょっぴり後悔も・・・。
そして、やっと着いた大山ケーブル駅。
これに乗って、大山寺、阿夫利神社と向かいます。
a0122931_1414599.jpg

歩くと、大山寺まで20分、阿夫利神社までは、さらに30分かかるそうですが、ケーブルカーに乗ると、各々、3分ずつで付きます。料金は大人往復850円、乗らない手はありません。
a0122931_1425164.jpg

乗車待ちの人も多かったですが、この時間帯で、既に紅葉を満喫し終えて、ケーブルカーから降車して来る人の数の多さにびっくり。皆さん、早起きですねぇ。
終点の阿夫利神社駅に到着。
a0122931_142155.jpg

それにしてもお年寄り比率が凄く高いです。
それはそうです、平日ですから。
a0122931_142933.jpg

そして、お年寄りの方々の元気さに感心しました。
上り坂を歩き、長い階段を物ともせず登り、デジカメを撮り、いやー、皆さんお元気で、大したものです。
a0122931_1422312.jpg

a0122931_1423987.jpg

下の方は、まだまだ、色付きが薄かったですが、上に行くにつれ、見事な紅葉が広がっていました。
a0122931_143270.jpg

a0122931_1432383.jpg

ケーブルカーを降りて、長い階段を登っていくと、鳥居の向こうに阿夫利神社の境内が姿を現しました。
鳥居には、天下泰平、国土安穏の文字が刻まれています。
a0122931_1433768.jpg

阿夫利神社は、第10代崇神天皇の頃(紀元前97年頃)に創建され、大山神(オオヤマツミの神)、大雷神(オオイカツチの神)、タカオカミの神の三祭神が祀られているそうです。
そして、源頼朝をはじめ、多くの武将に厚い崇敬を受け、江戸時代には庶民の信仰を集め大山参りが盛んになったそうです。
a0122931_1434767.jpg

後で知ったのですが、「これが、有名な阿夫利神社かぁ!」と我々が訪れたのは、阿夫利神社の下社(能楽殿)であり、本社は標高1253mの大山山頂にあり、前述の三祭神は、本社に祀られているとの事。
行きあたりばったりではなく、ちゃんと事前に調べて行かなければ駄目ですな。
ただ、下社と本社の標高差は500~600メートルもあり、1時間半も歩かなければならないらしく、知っていてもこの日は無理でした。
a0122931_1435824.jpg

a0122931_14484.jpg



下社拝殿の地下から湧き出る御神水、大山名水神泉は殖産・長命延寿の泉として愛飲されているそう。
この湧き水は、自由に持ち帰る事が出来ます。
a0122931_14174840.jpga0122931_14181047.jpg











地下拝殿の出口から観た紅葉。
a0122931_1444314.jpg

この辺りは、だいたい標高700メートル。
美味しい空気を一杯吸い込み、体の中がが綺麗になったような気になります。
a0122931_144206.jpg

この日は天気も良く、空も澄みわたり、眼下に広がる素晴らしい景色を見る事が出来ました。
遠く、江ノ島も見えました。
a0122931_1445472.jpg
a0122931_145452.jpg

阿夫利神社を後にし、再びケーブルカーに乗り、大山寺に向かいます。
もみじの紅、イチョウの黄、ススキの白、空の青のコントラストの素晴らしさに感動。
a0122931_1454419.jpg
a0122931_145567.jpg

大山駅から5分ほど山道を歩くと大山寺に着きました。
天平勝宝7年(755年)、奈良東大寺の別当良弁僧正が開基し、聖武天皇の勅願寺となった古刹。
真言宗大覚寺派に属し、京都大覚寺の別院でもあるそうです。
通称「大山のお不動さん」と親しまれ、関東三大不動のひとつに数えられており、
文永年間(1264~1274年)願行上人によって鋳造された本尊鉄鋳不動明王および二童子像は国の重要文化財に指定されています。
a0122931_1463123.jpg

a0122931_146419.jpg

a0122931_147582.jpg

青銅造りで高さ11メートルの宝篋印塔。
寛政7年(1795年)旧大山寺境内に建立。大正3年現境内に再建される。香花を供えて右回りに3度回ると願いが叶うと言われているそうです。
a0122931_1465248.jpg

a0122931_1471796.jpg

写真で見ると緩やかに見えますが、実際には30度はあるように思える勾配を下って行きます。
a0122931_1473271.jpg

a0122931_1481760.jpg

a0122931_1475451.jpg

一通りの散策を終え、ケーブルカーが大山駅に着くと、時刻はお昼をとっくに過ぎ、2時ちょっと前。
a0122931_1482747.jpg

結構、腹ペコ状態で、豆腐料理じゃ空腹を満たせないかなぁ? カツ丼と蕎麦なんかの方が良いなぁ、なんて迷い出しましたが、そこは初志貫徹、お豆腐料理屋を物色します。
a0122931_1425091.jpga0122931_14266100.jpg











街道沿いには、何件もの豆腐料理屋がありましたが、行きに目にした老舗の風格漂う店構えの「東學坊」と言う豆腐料理旅館に入りました。
ここで出されたお料理がとても美味しかったので、道路をさ挟んだ向かいにある「東學坊 湧水工房」で大山豆腐と生湯葉を買って帰りました。
a0122931_14242639.jpga0122931_14244043.jpg











ここはすぐに売り切れになると言う有名なお饅頭屋さん。
a0122931_1402870.jpg

天気も良く、空気が綺麗で、素晴らしい紅葉も見れ、大山寺、阿夫利神社も訪れる事が出来、お豆腐料理も戴き、気持ち良い秋の散歩が出来ました。
ライトアップされた紅葉も見たいですが、それは来年のお楽しみに取っておきます。
a0122931_1412841.jpg

[PR]
# by kansukenator1 | 2009-11-16 22:59 | 散歩/旅行 | Comments(0)

下野シェフの新しいお店がオープンした! ア・ニュ@広尾

今年の3月末で、ル・ジュー・ドゥ・ラシェットを去った下野シェフの新しいお店が、10月27日、広尾にオープンしました。
7ヶ月ぶり、満を持しての復活です。
時間の問題で予約の取れない店になると思われるので、その前にと、あわてて予約を入れました。
a0122931_12113473.jpga0122931_12202472.jpg











ディナーのMENUに「同一食材を2種類の異なる調理法で提供される「ムニュ・コンパレゾン」と言うコースがあり、これを試してみたかったのですが、生憎、夜は都合が付かず、オープン1週間後の休日にランチで伺って来ました。
場所は、広尾駅西口から3分ほど、商店街を抜けたビルの1階にあります。
a0122931_1211339.jpg

店の外観は、ル・ジューに比べ、ややインパクトに欠けるように感じましたが、店内は天井も高く、開放感があり、内装やインテリアも都会的でスタイリッシュです。
窓際の席に案内されると、ル・ジュー時代からの最強コンビである中村支配人が登場し、MENUについて丁寧な説明を戴きました。
a0122931_12123215.jpg

ランチのMENUは4種類・・・・価格は税込み、サービス10%は別途
1)ムニュー ドゥ シャンパーニュ(3500円)・・・食前酒+前菜+(魚 or 肉)+デザート+飲み物
2)ムニュー ドゥ ルクス(3500円)・・・前菜+魚+肉+デザート+飲み物
  ※1)&2)のコースは、プリフィクスですが、魚料理は1種類でした。
3)ムニュー ドゥ スペシャリテ(6000円)・・・前菜3+魚+肉+デザート+飲み物
  ※3)のコースは、お料理が決まっています。
4)シェフのお任せ(12000円)
  ※1)~4)全てにアミューズとパンが付きます。

MENUの種類や価格は、ル・ジュー時代と似ています。 おまけに、営業時間や定休日も同じ。
中村支配人曰く、もともとル・ジューは、期間限定で始めたものであり、オーグー・ドゥ・ジュール・グループの既成路線にとらわれず、下野シェフと中村支配人の好みや考え方を前面に出したスタイルでやって来たので、そのル・ジュー時代と共通点が多いのは至極当然の事だそうです。 納得!。
ただ、ソムリエが、中村支配人と島本支配人の2枚看板に強化されているところが大きな違いでしょうか。
この日は、下野シェフの奥様の姿も見え、ご挨拶も戴きました。
a0122931_12183727.jpg

さて、何を戴こうかとMENUとにらめっこした結果、
メインに鴨を食べたかった相方は、ムニュー ドゥ ルクス(3500円)をチョイス、少しずつ色々試してみたかったヲイラは、ムニュー ドゥ スペシャリテ(6000円)をチョイス。

先ずは、シャンパーニュで乾杯。 グラス・シャンパーニュは2種類。
アンリ・ジロー(1800円)とリシャール・シュルラン(1500円)a0122931_12115654.jpga0122931_12121033.jpg


















Ay村のグラン・クリュのみで造るアンリ・ジローは、何年な前までは、英国やモナコ王室と一部のセレブリティへの販売のみで、一般市場への販売は一切していなかったそうです。
今でも日本で手に入る数量は限られているとの事。
そして、美味しいです。 香りも味わいも華やかでふくよか。 
温度が普通より若干高かったですが、これは意図したものなのか聞けば良かったです。
一方のリシャール・シュルランは、きりっとしたシャープな味わい。
アンリ・ジローが旨かった。
a0122931_12125557.jpg

まもなく、アミューズが運ばれて来ましたが、そこには、いきなり得意の遊び心を潜めた演出が待っていました。
アミューズは、3種類の小さなガラスの器に盛られて運ばれますが、各々の器の底には凸状の突起が付いており、それを幾つもの穴が開いた白の大皿に自分で刺してレイアウトすると言う演出です。
ル・ジューのおはじき作戦に変わる遊びでしょうか。
a0122931_12131559.jpg

アミューズの内訳は、①鰆のマリネ、②豚のリエット、③ラディッシュ(ソースはバルサミコを煮詰めたもの)
a0122931_1213677.jpg

■ヲイラがオーダーした「ムニュー ドゥ スペシャリテ」一皿目の前菜
じゃがいものピューレ トリュフとウズラ卵 
見た目も可愛いカプチーノカップの中には、ピューレ状にしたインカのめざめ、温泉卵状態のウズラの卵、
そして黒トリュフのチップが詰められ、その上をベーコンのエスプーマが覆っているお洒落な一品。
a0122931_1214412.jpg

これを、スプーンで、ぐちゃぐちゃに潰して食べます。
インカのめざめの上品でピュアな甘さと、ウズラ卵の濃厚な味わい、それらと黒トリュフのリッチで官能的な香りが一体となった至極の一品です。エスプーマされたベーコンの風味が一味違う感動の一皿に仕上げています。
a0122931_12142144.jpg

細かく砕かれた黒トリュフは香りだけでなく、食感のアクセントとしても、とても効果的です。
a0122931_12141347.jpg

まん丸パン、懐かしい2つ並べられた無塩バター(1つには岩塩がトッピング)
a0122931_121323100.jpg

a0122931_12142916.jpg

2皿目の前菜
 魚介のサラダを詰めた白菜のファルシ 生ハムのジュレ
a0122931_12143760.jpg

 白菜にナイフを入れると、中には海老やホタテを初めとする魚貝がぎっしり。
 フレッシュな魚貝に、肉系である生ハムのジュレの組合せがポイント。 はい、このジュレが効いています。
a0122931_1215386.jpg

相方の前菜・・・「ムニュー ドゥ ルクス」に用意されている5種類の前菜から、こちらの1品をチョイス。
 ホタテ貝と紅芯大根 2色のスープホタテの摩り下ろし 
a0122931_12151782.jpg

ヲイラの3皿目の前菜  
 フォアグラのポワレ 茸のスープと共に 
  お皿がテーブルに運ばれると、セップ茸の素晴らしい香りが広がり、生唾がごっくん。
  ポワレしたフォアグラに、一度揚げてから蒸したと言うエポートルが添えられ、そこにセップ茸のソースが   掛けられています。
  そして、お皿の淵にもセップ茸の粉末が散らされています。
  
a0122931_12154599.jpg

フォアグラとエポートルは相性抜群で、一緒に口に入れると、これが実に良く合います。
前半は、揚げたばかりのエスポールの香ばしい食感を、後半はソースを含んた柔らかな食感を、
と2種類の味わいを楽しめます。
エスポールとは、フランス語でスペルト麦のこと。
a0122931_12161756.jpg

相方の魚料理 
 ウスバハギのソテー 肝のソース 
 ソースはウスバハギの肝を使ったものでしたが、肝の生臭さが少し残っている気がしました。 
 これが、この日唯一のマイナスポイントでした。
a0122931_12162726.jpg

ヲイラの魚料理 
 本日の鮮魚 ラルドンとピンクグレープフルーツと一緒に 
 こちらもウスバハギを使ったお料理ですが、ウスバハギはラルドン(豚の背油)で覆われており、
 その下にピンクグレープフルーツが敷き詰められた1品です。
 さっぱりしたお魚の淡白さを、こってりしたラルドンで補い、ピンクグレープフルーフの程よい酸味と甘みで、  上品な味わいに仕上げると言うコンセプトでしょうか。
a0122931_12163615.jpg

a0122931_12164630.jpg

ヲイラの肉料理
  イベリア種75% イベリコ豚のロティ エピスのソース 
  今まで食べたイベリコ豚の中で一番美味しいと感じました。
  ガルニは、チコリと紫人参。 
  チコリは焼きネギのように甘く香ばしく、美味。
a0122931_121743100.jpg
a0122931_12175741.jpg

相方の肉料理・・・5種類の選択肢からこちらをチョイス。
  マダムピュルゴーのシャラン鴨のソテー 白と赤のソース  
a0122931_1218632.jpg

  恒例により、一切れ貰いましたが、所謂、皮ぱりぱり、中ジューシーと言う良くあるパターンとは違う初めて  の食感です。
  皮の香ばしさが半端なく、中もレアって感じではなく、しっかり火が通っているのですが、
  滋味深いがっつりした美味しさです。
  白と赤のソースの正体は、白が玉葱のピューレ、赤がビーツです。
  それにしても、凄い肉のボリュームです。 これを3500円のコースに出して良いのでしょうか。
a0122931_12182670.jpg

ヲイラのデザート 
 ティラミス
 こちらも唯のティラミスではありません。 ここにも遊び心が潜んでいました。
 お皿に配されたマスカルポーネ、タピオカ、カカオパウダー等を混ぜて一緒に戴くと、口の中でティラミスの味になると言う仕掛けです。
a0122931_1219847.jpg

相方のデザート・・・6種類用意された中からこちらをチョイス。
 フォンダンショコラ
 濃厚で熱々!
 
a0122931_12192491.jpg

食後の飲み物 
 これが、またビックリしました。
 カフェ、お茶、ハーブティーの3つのカテゴリー各々10種類前後のMENUが用意されています。
 食後の飲み物がこんなに充実している店は始めてです。
 でも残念ながら、初めて聞く銘柄ばかりで、どれをチョイスして良いのか全く分からず、勘を頼りに、ヲイラは一番濃いと言う「アルペジオ」を、相方は、「ダルサオ」と言うブラジル産の本種だけを使った「シングルオリジン」コーヒーをチョイス。
 コーヒーカップも凝っています。
a0122931_12195293.jpga0122931_1854510.jpg












そうそう、ワインは、ボトル、グラスワインの他に、お料理に合わせて提供して頂けるデギュスタシオンのシステムがあると聞き、ヲイラは、グラス3種類のコースをお願いしました。
アミューズ&1皿目の前菜でグラスシャンパンがなくなり、2皿目の前菜に合せて中村支配人がチョイスして下さったのは、アルザスのリースリング
a0122931_18581682.jpg

3皿目の前菜&メイン(魚)には、フランソワ・ラキエのメルキュレ 2006
a0122931_18583172.jpg

そして、「メイン(肉)に合せた赤はボルドーとブルゴーニュのどちらが宜しいですか?」との問いに、
「ブルゴーニュを」と答えると、ほどなく、このワインがテーブルに運ばれました。
フランソワ・ルグロのニュイ・サンジョルジュ 1er Cru ペリエール 1998
a0122931_121763.jpg

プリュミエ・クリュが出てくるなんて思っていなかったのでびっくり、そしてにっこり。
a0122931_12172510.jpg

開店と同時の11:30に入店し、食事が終わったのが2:30、何と3時間もの時間が経っていました。
別にだらだらと食べていた訳ではないですが、ゆったりとした居心地の良い時間を過ごさせて戴きました。
テーブルの上&お皿の上での遊び心も健在、お料理・サービスの素晴らしさも健在、そして驚異的なCPも心配になるほど健在でした。
次回は、「ムニュ・コンパレゾン」目当てに、ディナーでお邪魔したいです。
大変ご馳走様でした。
[PR]
# by kansukenator1 | 2009-11-03 23:57 | フレンチ | Comments(0)

クワトロ・ロコス LIVE in Mi-SALSA@町田

名うてのラテン系ミュジシャン4人から成る「クワトロ・ロコス」のライブを観に、町田にあるキューバン・カフェ「Mi-SALSA」に行って来た。
a0122931_16153993.jpg

9月に、同店を訪れた際、マスターから、この日に「クワトロ・ロコス」のライブがあるとの情報を聞いたんす。
a0122931_1533218.jpg

その時は、クワトロ・ロコスと言うバンドの存在を知らなかったのですが、メンバーの名前を聞いて、びっくり。
なんと、あのペッカー(呼び捨てですみません)と高橋ゲタ夫の名前がクレジットされているじゃありませんか。
a0122931_15354050.jpg

a0122931_1821848.jpga0122931_18212764.jpg











ペッカーと言えば、日本のパーカッショニストの草分け、大御所であり、第一人者です。
ヲイラが若い頃、聴いていた数多くのレコードジャケット(CDではないっす!)に、その名前がクレジットされていた売れっ子パーカッショニストと言えば、洋楽では、ラルフ・マクドナルドスティーブ・フォアマン
邦楽では、ペッカー浜口茂外成だった気がします。
a0122931_17474983.jpg

一方の高橋ゲタ夫も日本のジャズ、ポップス、ロック史の中のどこを切り取っても必ず名前が出てくる超売れっ子ベーシストで、彼の名前を知らなくても、彼が演奏している楽曲を聴いた事がある人や、レコード、CDを持っている人は凄い数に登るでしょう。
a0122931_17333738.jpga0122931_17335883.jpg


















そんな彼らの演奏を、こんな小さな箱(失礼!)で観れるなんて最高じゃありませんか。
と言う事で、早速予約をお願いしたのでありました。
a0122931_18553935.jpg

ライブ開始予定時間7:30のちょっと前に店内に入ると、30席程のテーブルは既に満席状態。
a0122931_1555643.jpga0122931_15553785.jpg











通称、ゲバラシート、ヘミングウェイコーナーと呼ばれてる?場所がステージとなっており、
コンガ、ティンバレス、キーボード、ベースと小さなアンプがセッティングされていました。
我々は遅く入店したにも拘わらず、予約第一号の客と言う事で、ステージ最前列の特等席(かぶりつき席)が用意されており、そこに案内していただきました。
「嬉しいー!」
ヲイラはハバナクラブ7年を、相方はモヒートをオーダーし、開演を待ちます。
a0122931_15324914.jpg

ペッカーさんが、この日の為に、自ら用意したと言う限定15食のペッカー・スペシャル・メニューである海老料理とサルサもオーダー。
a0122931_15365449.jpga0122931_15493842.jpg















しかし、7:30を過ぎても、メンバーが現れる気配はなく、8時前くらいになって、やっと登場。
それからゆっくり準備です。
a0122931_17492752.jpga0122931_17493922.jpg











演奏が始まったのは、8時を大分過ぎてから。
ラテンの緩い雰囲気ですから、細かい時間なんか気にしなくて良いんです。
a0122931_15342498.jpg

コンガ、ティンバレス、キーボード、ベースとシンプルな構成ですが、流石に百戦錬磨のつわもの達。
演奏が始まると1曲目から、ノリノリのグルーブで観客を乗せて来ます。
a0122931_1534694.jpg

そして、4人共ヴォーカルを取れるので、サウンドも分厚く迫力もあります。
a0122931_15343715.jpg

普段、ヲイラが観たり、聴いいたりしている音楽の場合、パーカッションはあっても、脇役である事が多いですが、このバンドでは、サウンドの要となっており、コンガとティンバレスのコンビネーションサウンドを脳と体の両方で満喫する事が出来ました。
演奏曲目も、曲名は知らなくても、誰しもが子供の頃からどこかで聞いた覚えのあるラテンのスタンダードを中心に、スティービー・ワンダー他の名曲をサルサ風にアレンジした曲を取り入れる等、バラエティに富んだものでした。
a0122931_17483531.jpg

キーボードの津垣“ヤン”博通さんは、ルンバダンサーでもあるそうですが、残念ながら、この日、ダンスは披露されませんでした。
a0122931_15352292.jpg

また、ペッカーさんのやたら上手いMCで笑いを取ったり、キムチ・木村さんが数々のモノ真似を披露し、
会場を爆笑の渦に巻く等、笑いとラテンサウンドで終始なごやかな雰囲気に包まれ、楽しい時間が流れて行きます。
a0122931_15563172.jpga0122931_15564627.jpg











そして個人的には、ベースの高橋デタ夫さんのプレー&パフォーマンスに釘付けでした。
だけど、この人、滅茶苦茶やんちゃでお茶目な人で、びっくりしました。
a0122931_15525050.jpga0122931_1553646.jpg

















a0122931_15535976.jpga0122931_15542093.jpg

















時間の経過と共に、店内の後部だけでなく、通路にも立ち見の観客がどんどん増えて行きます。
ライブは、1部が7:30~、2部が9;00~、と聞いていたので、9:00に客の入替えがあるのかと思っていましたが、入替えはなく、1時間近い演奏の後、30分くらいの休憩を挟んで、また1時間近い演奏があり、
ラテンのシャワーを体中に浴びた夜でした。
a0122931_155605.jpga0122931_15561864.jpg











2部の途中、会場から飛び入りでボンゴの演奏が披露されました。
凄い迫力で、きっと仲間内のプロの方なんでしょうね。
a0122931_1536599.jpg
a0122931_15361698.jpg

アンコール曲は、ペッカーさんがティンバレス、キムチさんがコンガへとパートチェンジ。
この日のライブで、初めてキムチさんの存在を知ったヲイラですが、家に帰って、ネットで調べたら、
この人もスタジオワークで凄まじい活躍をしている超売れっ子ミュージシャンでした。
キムチさんがライブやレコーディングでサポートしているミュージシャンの名前の数々を見てビックリしました。
a0122931_1715466.jpg

2回目のステージを聴き終え、10:00過ぎにお店を出ましたが、確かな演奏と楽しいMC、そして美味しいお酒とキューバ料理を満喫して、元気を貰った素晴らしい時間を過ごせました。
a0122931_1758352.jpg

是非また来たいと思わせる素晴らしいライブでした。

<クワトロ・ロコス>
■ペッカー          ・・・CONGA,VOC.
■木村“キムチ”まこと  ・・・TIMBALES,VOC.
■津垣“ヤン”博通    ・・・PIANO,DANCE
■高橋“ゲタ夫”      ・・・BASS,VOC.
[PR]
# by kansukenator1 | 2009-11-01 11:58 | MUSIC/アート | Comments(0)

illy issimo 横浜上陸!

都内では、既に6月から販売されているilly issimoの缶コーヒー。
今更、わざわざ取り上げるのも、と言う気もしましたが、実はワタクシ、未だこれを飲んだ事がなく、口にするのは今回が初めてなんです。
a0122931_1155469.jpg

黄金一味の変え袋を買いに、横浜駅西口のQueen’s Isetan に立ち寄った際、illy issimo の横浜デビューフェアをやっているのを偶然見つけ、「おっ!」と言う感じで、せこく2本だけ買って来た次第です。
もともと、缶コーヒーは美味しくないと言う先入観があり、滅多に買わない自分ですが、気になる新商品が出ると、「これはイケルかも!」と思い、試してみますが、殆んど裏切られています。
a0122931_1155631.jpg

去年の秋、スターバックスが、サントリーとのコラボで、「ダブルショットR」なるプレミアム缶コーヒーを発売しましたが、あの時だけは、「これは間違いないだろう!」と大いなる期待を抱いて試飲したものでした。
だって、缶飲料メーカーではなく、あのスタバが出す缶コーヒーだし、値段だって140gで170円と言う強気な価格設定だったしね・・・。
しかし飲んだ感想は、「結構良い線行っているけど、甘いし、んー、まだまだ!」って感じでした。
a0122931_11552338.jpg

そして、今回のilly issimo はどうか?
コンセプトは、スタバのダブルショットと殆んど同じで、やや二番煎じの感も・・・。
コーヒーの専門メーカーと缶飲料メーカーのコラボと言う点も同じだし、濃いコーヒーと甘めのコーヒーの2種類の商品を発売している点も同じです。
価格は、illy issimo の方が、190gで190円とダブルショットより高いです。
a0122931_11553280.jpg

illy は言わずと知れたイタリアの老舗エスプレッソブランド。
ここと、コカコーラが提携して誕生したのがilly issimo 。
そして、2種類の商品は、甘めの方が、「ラテ・マキアート」、濃い目の方が、「カフェ(エスプレッソ)」。
ボトルのデザインはスタイシッシュでクール、女性に受けそう。
蓋はスクリューキャップで持ち運びに便利な上、飲み口が広く、香りも楽しめ、衛生面でも優れており、
Goodです。
a0122931_11553969.jpg

そして、飲んだ感想はと言うと・・・。
まず、「カフェ(エスプレッソ)」。
「厳選した9種類のアラビカ豆を100%使った、illy オリジナルブレンドのエスプレッソ」と言う触れ込みで、
期待が大きかったせいもあるかと思いますが、残念ながら、香り、味わい共に思った程の芳醇さやコクのある奥深さは感じられず、薄くすら感じました。
ひょっとしたら缶コーヒーの概念を覆えす商品出現となるのでは?と期待していましたが、やはり缶コーヒーの限界は超えられなかったな、と言うのが正直な感想です
とは言うものの、他の巷に溢れるRTDコーヒーに比べれば、上質さを感じますし、美味しいです。
それにボトルデザインもお洒落だし、価格は多少高めですが、選択肢があれば、間違いなく、illy を手に取るでしょう。
数本は常時、自宅の冷蔵庫にストックしておいても良いかも。
ちなみに、「ラテ・マキアート」の方も、あくまで個人的趣向ですが、ミルク・砂糖の味わいが強く、もう少しエスプレッソの存在感を高めても良いと感じました。
[PR]
# by kansukenator1 | 2009-10-27 11:53 | 美味しいもの | Comments(0)

素朴さと優しさ! すやの栗きんとん@岐阜県中津川

「ぎごちないお菓子でございますけども、お蔭さまでみなさまに可愛いがっていただきます」
「京都や東京には、もっと立派なお菓子がございますのにナモ」

                  ↑
栗きんとんのパッケージの中に収められている「しおり」の中に、”すや”先代夫人てるさんのこんな言葉が
記されていました。
a0122931_11231240.jpg

これを読んで、小さな感動を覚えました。 優しさ、暖かさを感じました。
そして、こうした真摯で謙虚な方々が造られているから、こう言うお菓子が出来るんだなぁ、と納得しました。
岐阜県中津川 ”すや”さんの栗きんとんです。
a0122931_11233048.jpg

所謂、甘いものが、あまり得意でないヲイラ。
最近は、スウィーツと言うんですよね。
昔は、コース料理の最後に出てくるデザートは、全く手を付けず、同席者に食べてもらっていたものです。
デザート要らないから、その分金額下げてくれないかなぁ、とも思っていました。
近頃は、どこのレストランも、やれ、アヴァン・デセールだ、やれプチ・フールだと、デザート類に力を入れ、
レベルも向上しているので、一般常識の観点から?ひとくちだけは味見をするようにはなりましたが・・・。
a0122931_11281021.jpg

甘いものん中でも、特に、和菓の甘さは苦手で、未だに克服出来ていません。
そんなヲイラが、何のはずみか、いや、実際には、ある人物に脅され、半ば強制的に食べさせられたのが、
こちらのお菓子、”すや”さんの「栗きんとん」です。
「栗きんとん」と言う響きだけで、口の中が甘ったるくなり、うがいをしたくなります。
ひとくちだけならと、いやいや口にしたところ、嫌ではない。
甘いけど嫌な甘さではないです。
自然で、素朴で、押し付けがましくない、優しい甘さ。
見た目も味も、シンプルで素朴。
それ以外の言葉が思い浮かびません。
味わいは、山栗の味そのもの。
栗の粒の歯ごたえを残した漉し具合です。
a0122931_11354362.jpg

そして、歳をとって味覚が変わったのか、はたまたデザートの味見の成果なのか分かりませんが、
和菓子を食べて「美味しい!」と感じた自分に驚きました。
a0122931_1132194.jpg

大きさは非常に小さいですが、1個200円ちょっと。
ひとつの栗きんとんに、山栗2~3個は使われているのではないでしょうか?
そう思うと決して高いとは言えないでしょう。
a0122931_11323648.jpg

冒頭で紹介した「しおり」の中の一節は、京都の随筆家駒敏郎氏が、その著「老舗」の中で、
“すや”の歴史や栗きんとんの製法等を紹介している部分の抜粋です。
以下は、「しおり」に記されてある駒敏郎氏の文章です。
****************
中山道 すや
駒 敏郎

美濃中津川―町の中を旧中山道が通っている。木曽路の入口にあたる古い宿場町である。
中津川の町は、町のどこを歩いていても恵那山が見える。
標高二千百九十一メートルのこの秀麗な山は、美濃と信濃とを分ける分水嶺だ。
この山の上に、刷毛で刷いたような雲が流れると、美濃路のはてに秋がはじまる。
そして広大な恵那山麓のいたるところに栗の毬が笑みほころびはじめ、中津川新町の古い菓舗"すや"に、
一年のうちでもっとも忙しい季節がめぐってくるのである。
栗きんとんは、蒸した栗をたて割りにして、竹べらで実をほじくり出す。
それを潰して少量の砂糖を加えながら煮る。
煮上がったのを、茶巾絞りにする。
気抜けがするほど簡単な加工だ。

「ぎごちないお菓子でございますけども、お蔭さまでみなさまに可愛いがっていただきます」と、先代夫人のてるさんはいう。
「京都や東京には、もっと立派なお菓子がございますのにナモ」

まったくその通り、見栄えのしない菓子である。包み紙を開くと、小さな菓子がきょとんと出てくる。
飾りといえば絞った布巾のあとが唯一の飾りで、肌にはプツプツと細かな栗の粒が見えている。
この「ぎごちない」見栄えのしないきんとんが、口に入れると絶妙な香りと味とを持っている。
やわらかく溶けていったあとには、山里の秋を思わせる潰しのこした栗の粒が舌にのこって、口いっぱいに栗の香りがひろがるのである。
『老舗』

栗きんとん すや

すや本店
岐阜県中津川市新町2-40
0573-65-2078
[PR]
# by kansukenator1 | 2009-10-26 23:45 | カフェ/スウィーツ | Comments(0)