カテゴリ:MUSIC/アート( 27 )

これぞ大人のライブ! 「THE DUKES OF SEPTEMBER RHYTHM REVUE」来日公演@日本武道館

11月11日、日本武道館で行われた「THE DUKES OF SEPTEMBER RHYTHM REVUE」の初来日ライブを、昔のバンド仲間と共に、観て来ました。
名古屋、大阪に続いての東京公演です。
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「THE DUKES OF SEPTEMBER RHYTHM REVUE」と言われても、なんじゃ、それ?
と思う人も多いかと思いますが、元スティーリー・ダンのドナルド・フェイゲン、元ドゥービー・ブラザーズのマイケル・マクドナルド、そしてボズ・スキャッグスと言うロック・スター、超スーパースター3人がツアーを前提として2010年に組んだバンドです。

1人でも十分に客を呼べるこの3人が、1つのバンドとして、同じステージで演奏してくれるのですから、ファンにとっては嬉しいと同時に,チケット代を考えても、お得感一杯のライブです。

バックバンドも、スティーリー・ダンやドナルド・フェイゲンのバックでお馴染みの凄腕ミュージシャン8人(ホーン3人、女性コーラス2人含む)が、3人の脇をがっちり固めています。
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曲目は、3人のお馴染みのヒット曲と他のミュージシャンのカバーが半々くらい。
ジェイムス・ブラウン、アイズレー・ブラザーズ、マービン・ゲイ、マディ・ウォータース、ジャニス・ジョプリン、グラディス・ナイト、そしてスライ&ファミリーストーンてな感じで、R&B、ブルース、カントリー、ロックンロールと様々なジャンルの曲が演奏されましたが、散漫になる事なく、一つの統一された世界感として纏まっていたのは、さすがでした。
でも、もっと、彼ら自身の曲を聴きたかったです。

それにしても、開演時間の30分遅れなんか、当たり前の外タレには珍しく、開演予定時刻ぴったりの7時に始まったのには驚きました。
そして終わりは、30分間のアンコールを含め、9時ちょい過ぎ。
大人になりましたねぇ。
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しかし、どう言う経緯で、この3人がバンドを結成する事になったのか、不思議です。
誰か、知っている人が居たら、教えて欲しいです。

若い人は知らないかも知れませんが、マイケル・マクドナルドは、ここでも、そうクレジットされているように、元ドゥービー・ブラザースのメンバーとして有名ですが、もともとは、スティーリー・ダンのメンバーだった人です。

そんな彼を、スティーリー・ダンから追い出したのが、他でもない、ドナルド・フェイゲンな訳ですから・・・。   
フェイゲンにスティーリー・ダンを追い出されたマイケルと、同じくスティーリー・ダンのギタリストだったジェフ・バクスターが、ドゥービーに加入したんです。
(それで、ドゥービーがつまらなくなっちゃた! と言うヲイラの個人的感情は、ここでは抑えておきましょう。)
そんな因縁がある2人が、再び、一緒に演る事になったのは、時の流れでしょうか?
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そもそも、フェイゲンと言う超完ぺき主義者、そして超協調性のない自己中心人間っぽそうな男が、3人仲良くバンドをやっている事自体が信じられない事でした。
しかも、ステージの中央に位置して、ジョークを交えたMCやったり、盛り上げたりと、結構、良い奴じゃん!って思っちゃいましたよ。
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そして、演奏が旨いのは分かっていますが、3人とも、60歳を超えても、今尚、豊かな声量と抜群の歌の旨さが全く衰えない事に驚嘆しました。
ボズの鼻に掛かった高音の甘い歌声も健在、マイケルのソウルフルなシャウトもちびりそうになるくらい超カッケー。
特に、カバー曲を演っている時の3人の楽しそうな表情は、まるでアマチュアバンドの若者のようでした。

席は、2階席のしかも上の方で、決して良い席ではありませんでしたが、十分迫力のあるステージを楽しむ事が出来ました。
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だけど、超、音にうるさいフェイゲンは、何年か前に、ウォルター・ベッカーと共にスティーリー・ダンとして来日した時も、会場は代々木体育館だったし、今回も武道館と、音響の悪い会場でばっかり演る事が不思議です。

やっぱ、ギャラが高い人達だから、大箱の会場でないと呼び屋の資金回収が難しいのでしょうね?
有り得ない事ですが、この3人のライブをブルー・ノート東京とかで、観れたら最高だろうなぁ。
チケット代、幾らになるんだよ~。
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<セットリスト>
1.PEOPLE GET UP AND DRIVE YOUR FUNKY SOUL
 2.WHO'S THAT LADY
 3.SWEET SOUL MUSIC
 4..I KEEP FORGETTIN (EVERY TIME YOY'RE NEAR)
 5.TROUBLE MAN
 6.KID CHARLEMAGNE (Steely Dan)
 7.THE SAME THING
 8.MISS SUN (Scaggs)
 9..I HEARD IT THROUGH THE GRAPEVINE
10.YOU NEVER CAN TELL
11.IF YOU DON'T KNOW ME BY NOW
12.WHAT A FOOL BELIEVES (Doobie Brothers)
13.HEY 19 (Steely Dan)
14.LOVE TKO
15.(TAKE A LITTLE) PIECE OF MY HEART
16.PEG (Steely Dan)
17.LOWDOWN (Scaggs) 
18.TAKIN IT TO THE STREETS (Doobie Brothers)
19.REELIN IN THE YEARS (Steely Dan)
- encore -
20.LIDO SHUFFLE (Scaggs)
21.PRETZEL LOGIC (Steely Dan)
22.THANK YOU (FALETTINME BE MICE ELF AGAIN)
23.THEM CHANGES
24.PEOPLE GET UP AND DRIVE YOUR FUNKY SOUL
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by kansukenator1 | 2012-11-10 13:03 | MUSIC/アート | Comments(0)

生誕100年! ジャクソン・ポロック展@東京国立近代美術館

東京国立近代美術館で開催中のジャクソン・ポロック展を観て来た。
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波乱の人生を送り、飲酒運転で自爆し、僅か44歳で亡くなった現代アートの革命児ジャクソン・ポロック(1912~56年)の生誕100年を記念した回顧展です。
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日本国内に所蔵されている約30点のポロック作品全てが一同に会する他、アメリカ、イギリス、ドイツ等、世界の名だたる美術館からも重要作品を集めた質・量共に、今後、日本では2度と実現出来ない程の規模の展示と言われています。
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そして、その中には、32年前、イラン革命によって、門外不出となった伝説の作品「インディアンレッドの地の壁画」も含まれていると言うファン必見の内容。
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展示の内容は、1章~4章に分かれ、初期から晩期に至るまでのポロックの仕事の全貌を時代別に紹介しているので、彼の生活環境の変化や、心の変化、そうした背景から、生み出される作品の変化の関係が理解し易い構成となっています。
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その中でも、特に興味深かったのは、絵画や素描、版画の展示だけでなく、彼が実際に作品を制作している姿を撮ったリアルな映像や写真が公開されている点。
また、ポロックのアトリエを忠実(実際には現物の90%の大きさ)に再現したセットが設置されていたり、そこに彼が使っていた特殊な画材等を展示し、彼の制作の秘密に迫っている演出も良かったです。
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時代毎に多くの画家達の影響を受けながら、自らの画風を変化させて行く様。
不安定な精神状態とアルコール依存に苦しみながらも、独自のスタイルを捜し求めて行く姿。
そして、やっとの想いで、「オールオーヴァー」や「ポーリング」と言った自分のスタイルを確立するまでの苦悩と戦いの歴史が分かり易く紹介されています。
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しかし、自分のスタイルを確立し、世間的な名声を手に入れ、絶頂期を迎えた途端、すぐに、それを捨て去り、またしても新しいスタイルを探し始める生き様と言うか芸術家魂に触れた時は、さすがのヲイラも胸が痛くなりました。
そして、そこで、また苦しみ、止めていたアルコールに再び手を出し、飲酒運転で自爆死。
これで、彼の人生は終わりを遂げるのです。
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しかし、本来は、こう言う人種をアーティスと呼び、これが真のクリエーターの姿なんでしょうね。
画家に限らず、ミュージシャンも然りです。
そう考えると、今、アーティストとかクリエーター等と呼ばれている人たちの中に、本当にそう呼べる人って、一体どのくらいいるのかな?なんて思ってしまいました。
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この展示を見終えて、彼が、時代や文化を超えて、人々の心を惹き付けて止まない理由が少し分かった気がしました。
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by kansukenator1 | 2012-03-20 23:40 | MUSIC/アート | Comments(1)

ヴェネツィア展! 江戸東京博物館@両国

江戸東京400年の歴史と文化を展示する江戸東京博物館。
一度、訪れてみたいと思っていた場所ですが、今、ヴェネツィア展が開催されていると言う事で行って来ました。
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考えてみれば、ヲイラ、両国の地を踏むのは初めてです。
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と言う事は、国技館を見るのも初めて。
初めて尽くしで、完全、お登りさん状態です。
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雰囲気のある両国駅の駅舎。良い味出していますなぁ。
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江戸東京博物館と国技館って、こんなに近かったんですね。
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「江戸~」と言うネーミングとは似つかわないモダンな建物です。
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スカイツリーが、こんなに大きく見えます。
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お昼は、どこで食べようかと、駅の周辺を歩き、めぼしい店を物色。
場所柄、ちゃんこ屋が目立ちますが、10分程歩いて、入店待ちの列が出来ている店を発見。
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何の店かと近づいてみると、「亀戸ぎょうざ両国支店」とありました。
やっぱり、ヴェネツィア展見る前は、餃子でしょ! と言う事で、ここで決まりです。
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中に入ると、半数くらいの人がビールを飲んでいます。
ヲイラも負けじと?餃子&ビール、そしてチャーハン(ちょっと食べ過ぎ・・・)をオーダー。
お腹も一杯になり、再び博物館に向かいます。
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さて、ヴェネツィアと言えば「水の都」、その美しさから「アドリア海の女王」とたたえらた街。
1987年には世界文化遺産に登録され、年間2000万人もの観光客が訪れる街です。
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今回のヴェネツィア展は、697年にベネツィア共和国が誕生してから1797年にナポレオンの侵略を受け、共和国が終焉を迎えるまでの約1000年に亘るベネツィアの華麗なる栄華の歴史を伝える至極の作品が前例のない規模で展示される大規模展です。

内容は、第1章が「黄金期」、第2章が「華麗なる貴族」、そして第3章が「美の殿堂」と言う構成。

強大な海軍力と交易で栄えた冨を背景に、13世紀ヴェネツィア共和国は黄金期を迎えます。
そして、16世紀のルネッサンス期には爛熟期を迎え、ヨーロッパ中の芸術家や富裕階級がヴェネツィアを訪れる観光の街となりました。
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今回のヴェネツィア展は、こうしたヴェネツィアの栄華の歴史を、海軍力や交易で栄えた街である事を象徴する「海や船」を鮮やかな色彩と陰影、精緻な技法で描いた絵画。

自由と独立を貫いた共和政治の象徴である「総督(ドージェ)の肖像画」。

そして栄華を誇った貴族達の華麗な生活ぶりを伺わせる豪奢なパラッツォ(邸館)の模型、衣服、履物、装飾品、レース編み、ヴェネチアンガラス、置物、シャンデリア等の芸術作品が140点展示されると言う盛り沢山の内容です。
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なかでも一番印象的だったのは、陸地ではなく、海に杭を打ち込み、泥や藁を積み上げ、その上に大きな教会や建物が建設されていると言う事実。
そして、それらの建物が、今でもそのまま残ってると言う事実でした。

作品の中では、ヴィットーレ・カルパッチョ作「サン・マルコのライオン」、ヨーゼフ・ハインツ・イル・ジョーヴァネ作「ヴェネツィアの眺望」、ジェンティーレ・ベッリーニ作「総督ジョヴァンニ・モチェニーゴの肖像」、ティントレット作「天国」など印象に残る作品が数多くありましたが、何と言っても、目玉は、「世界でもっとも美しい板絵」と言われている日本初出品で東京展のみの特別出品作品ヴィットーレ・カルパッチョの「二人の貴婦人」です。
これを、ま近で見れたのは、本当にラッキーでした。
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展示を見終わり、近くを散歩。
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大相撲の街だけあって、駅前の風景も、こんな感じです。
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今は、場所中なので、国技館前には、派手なノボリや長い行列が出来ているかと思っていましたが、何事もないように、周りは、いたって静かでした。
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隅田川の水上バス停留所からの景色。
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水上バスの停留所付近から見たスカイツリー。
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ヴェネツィア展は、12月11日(日)までです
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by kansukenator1 | 2011-11-25 19:11 | MUSIC/アート | Comments(0)

ルソーとの再会! オルセー美術館展2010「ポスト印象派」

国立新美術館で開催中の「オルセー美術館展2010ーポスト印象派」を観て来た。
今回の見どころは、何と言っても、モネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、スーラ等、
この時代を代表する画家達の傑作115点が一堂に展示されると言う、そのスケールの大きさ。
「フランスから、これ程多くの絵画が一挙に出て行く事は、2度とないだろう」
とサルコジ大統領が言ったとか・・・。
しかも、115点の出品作品のうち、その半分以上が初来日と言うのも凄いです。
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しかし、オイラにとっては、何と言っても、アンリ・ルソーちゃんとの再会が最大のイベント。
ルソーの作品は、2006年の秋に世田谷美術館で開催された「開館20周年記念 ルソーの見た夢、ルソーに見る夢」「アンリ・ルソーと素朴派、ルソーに魅せられた日本人美術家たち」以来。
今回、出展されている「戦争」や「蛇使いの女」とは、勿論、初対面なので、とても楽しみ。
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平日の午後に行ったのですが、さすがに、質量揃って、これだけの充実の内容の為か、館内は超満員。
くたくたになる位、人でごった返していました。
平日でこれだから、週末に来たら、通勤ラッシュの電車の中状態で、作品の鑑賞どころではなかったのでは・・・。
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構成は、1章~10章まで、ほぼ時代別に展示され、印象派に影響を受けた画家達が、自分の個性を出し、
新しい分野を創造して行く過程が分かりやすく紹介されていた。
これを観て行くと、これらの画家達を、「ポスト印象派の画家」と言う一言で括って捉える事が、
全くナンセンスである事が良く分かる。
其々の画家により、画風が全く異なり、独創的で多種多様な作品郡で溢れていました。
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「第2章 スーラと新印象主義」では、スーラ、シニャック、ピサロ等による独自の点描技法を用いた作品が展示されていましたが、ヲイラが学生時代組んでいたバンドのギタリストのM君の描く絵を思い出しました。
彼は、音楽の他、絵画や小説など独学で色々と取り組んでいる奴でしたが、彼の描く絵の中に、点描技法を用いた作品があり、当時、こうした描写の絵を観た事がなかったオイラは、その独創的で緻密な描写に感動したものでした。
でも、それは、このスーラ達の技法を模したものだった事を、この日初めて知りました。
いやー、無知は怖い。
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今回、展示されている作品は、どれも素晴らしいものばかりでしたが、
ゴッホの「自画像」や「星降る夜」、ゴーギャンの「タヒチの女たち」や「黄色いキリストのある自画像」等、
誰もが知っている超有名な作品は、実物を生で、しかも真近で観ると、さすがに凄いオーラがありますね。
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全く個人的な感想ですが、1章~8章迄、順番に多くの作品郡を鑑賞して来て、どれもとても素晴らしかったですが、9章のルソーの作品を目にした途端、それまで観て来た100展近くの作品は、オイラの頭から、どこかへ飛んで行ってしまいました。
「子供の絵」と馬鹿にされていた時期もあったルソーの絵ですが、その独特の色使い、緻密な描画、幻想的で不思議な世界、その圧倒的な存在感とオーラに、完全にノックダウン状態。
今回、ルソーの作品は、「戦争」と「蛇使いの女」の僅か2点だけでしたが、2点だけでも十分満足出来ました。
いやー、本当に見応えのある企画でした。
8月16日まで開催されているので、もう1回くらい行きたいな。
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第1章 1886年ー最後の印象派
第2章 スーラと新印象主義
第3章 セザンヌとセザンヌ主義
第4章 トゥールーズ=ロートレック 
第5章 ゴッホとゴーギャン
第6章 ポン=タヴェン派
第7章 ナビ派
第8章 内面への眼差し  
第9章 アンリ・ルソー 
第10章 装飾の勝利
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by kansukenator1 | 2010-07-03 23:42 | MUSIC/アート | Comments(0)

クワトロ・ロコス LIVE in Mi-SALSA@町田

名うてのラテン系ミュジシャン4人から成る「クワトロ・ロコス」のライブを観に、町田にあるキューバン・カフェ「Mi-SALSA」に行って来た。
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9月に、同店を訪れた際、マスターから、この日に「クワトロ・ロコス」のライブがあるとの情報を聞いたんす。
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その時は、クワトロ・ロコスと言うバンドの存在を知らなかったのですが、メンバーの名前を聞いて、びっくり。
なんと、あのペッカー(呼び捨てですみません)と高橋ゲタ夫の名前がクレジットされているじゃありませんか。
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ペッカーと言えば、日本のパーカッショニストの草分け、大御所であり、第一人者です。
ヲイラが若い頃、聴いていた数多くのレコードジャケット(CDではないっす!)に、その名前がクレジットされていた売れっ子パーカッショニストと言えば、洋楽では、ラルフ・マクドナルドスティーブ・フォアマン
邦楽では、ペッカー浜口茂外成だった気がします。
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一方の高橋ゲタ夫も日本のジャズ、ポップス、ロック史の中のどこを切り取っても必ず名前が出てくる超売れっ子ベーシストで、彼の名前を知らなくても、彼が演奏している楽曲を聴いた事がある人や、レコード、CDを持っている人は凄い数に登るでしょう。
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そんな彼らの演奏を、こんな小さな箱(失礼!)で観れるなんて最高じゃありませんか。
と言う事で、早速予約をお願いしたのでありました。
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ライブ開始予定時間7:30のちょっと前に店内に入ると、30席程のテーブルは既に満席状態。
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通称、ゲバラシート、ヘミングウェイコーナーと呼ばれてる?場所がステージとなっており、
コンガ、ティンバレス、キーボード、ベースと小さなアンプがセッティングされていました。
我々は遅く入店したにも拘わらず、予約第一号の客と言う事で、ステージ最前列の特等席(かぶりつき席)が用意されており、そこに案内していただきました。
「嬉しいー!」
ヲイラはハバナクラブ7年を、相方はモヒートをオーダーし、開演を待ちます。
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ペッカーさんが、この日の為に、自ら用意したと言う限定15食のペッカー・スペシャル・メニューである海老料理とサルサもオーダー。
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しかし、7:30を過ぎても、メンバーが現れる気配はなく、8時前くらいになって、やっと登場。
それからゆっくり準備です。
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演奏が始まったのは、8時を大分過ぎてから。
ラテンの緩い雰囲気ですから、細かい時間なんか気にしなくて良いんです。
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コンガ、ティンバレス、キーボード、ベースとシンプルな構成ですが、流石に百戦錬磨のつわもの達。
演奏が始まると1曲目から、ノリノリのグルーブで観客を乗せて来ます。
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そして、4人共ヴォーカルを取れるので、サウンドも分厚く迫力もあります。
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普段、ヲイラが観たり、聴いいたりしている音楽の場合、パーカッションはあっても、脇役である事が多いですが、このバンドでは、サウンドの要となっており、コンガとティンバレスのコンビネーションサウンドを脳と体の両方で満喫する事が出来ました。
演奏曲目も、曲名は知らなくても、誰しもが子供の頃からどこかで聞いた覚えのあるラテンのスタンダードを中心に、スティービー・ワンダー他の名曲をサルサ風にアレンジした曲を取り入れる等、バラエティに富んだものでした。
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キーボードの津垣“ヤン”博通さんは、ルンバダンサーでもあるそうですが、残念ながら、この日、ダンスは披露されませんでした。
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また、ペッカーさんのやたら上手いMCで笑いを取ったり、キムチ・木村さんが数々のモノ真似を披露し、
会場を爆笑の渦に巻く等、笑いとラテンサウンドで終始なごやかな雰囲気に包まれ、楽しい時間が流れて行きます。
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そして個人的には、ベースの高橋デタ夫さんのプレー&パフォーマンスに釘付けでした。
だけど、この人、滅茶苦茶やんちゃでお茶目な人で、びっくりしました。
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時間の経過と共に、店内の後部だけでなく、通路にも立ち見の観客がどんどん増えて行きます。
ライブは、1部が7:30~、2部が9;00~、と聞いていたので、9:00に客の入替えがあるのかと思っていましたが、入替えはなく、1時間近い演奏の後、30分くらいの休憩を挟んで、また1時間近い演奏があり、
ラテンのシャワーを体中に浴びた夜でした。
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2部の途中、会場から飛び入りでボンゴの演奏が披露されました。
凄い迫力で、きっと仲間内のプロの方なんでしょうね。
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アンコール曲は、ペッカーさんがティンバレス、キムチさんがコンガへとパートチェンジ。
この日のライブで、初めてキムチさんの存在を知ったヲイラですが、家に帰って、ネットで調べたら、
この人もスタジオワークで凄まじい活躍をしている超売れっ子ミュージシャンでした。
キムチさんがライブやレコーディングでサポートしているミュージシャンの名前の数々を見てビックリしました。
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2回目のステージを聴き終え、10:00過ぎにお店を出ましたが、確かな演奏と楽しいMC、そして美味しいお酒とキューバ料理を満喫して、元気を貰った素晴らしい時間を過ごせました。
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是非また来たいと思わせる素晴らしいライブでした。

<クワトロ・ロコス>
■ペッカー          ・・・CONGA,VOC.
■木村“キムチ”まこと  ・・・TIMBALES,VOC.
■津垣“ヤン”博通    ・・・PIANO,DANCE
■高橋“ゲタ夫”      ・・・BASS,VOC.
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by kansukenator1 | 2009-11-01 11:58 | MUSIC/アート | Comments(0)

1周年アニバーサリー! シルク・ドゥ・ソレイユ ZED@舞浜

今年10月で一周年を迎えたシルク・ドゥ・ソレイユ ZED(ゼッド)の公演を観て来ました。
会場は、東京ディズニー・リゾート内に建つ「シルク・ドゥ・ソレイユシアター東京」。
シルク・ドゥ・ソレイユの日本オリジナル作品「ZED(ゼッド)」の講演だけの為に造られた常設シアターです。
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最寄り駅は、京葉線舞浜駅。
改札を出て、イクスピアリの中を抜けて徒歩10分ほどのところ、
TDR内ディズニー・アンバサダー・ホテルの隣です。
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シアターの外観は、サーカス・テントをモチーフにしたと言うユニークで近未来的なデザイン。
屋根は多面体で作られており、あらゆる向きから太陽の光が差し込む構造になっているそうです。
「太陽のサーカス(Cirque du Soleil)」にふさわしい外観を表現していると言う事ですかね。
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シルク・ドゥ・ソレイユは、カナダに本部を置く、「ヌーヴォー・シルク(新サーカス)」と呼ばれる国際的エンターテイメント集団です。
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ショーのスタイルは、我々が通常、「サーカス」と言って思い浮かべるものとは、相当次元が違います。
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所謂サーカスの伝統様式を取り入れながらも、そこにストーリー性を持ち込み、演劇の要素が取り入れられている他、オペラ、ロック等の音楽的要素、ダンス、ミュジカル、舞踏の世界、更に衣装デザイン、照明、舞台芸術等のアート性、等等、様々な要素がふんだんに盛込まれ、融合された総合エンターテイメント、総合芸術と言えるパフォーマンス・ショーです。
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そして、そのどれもが、究極の完成度による最高峰のレベルで、我々観客の脳や視覚、そして聴覚に凄まじいパワーで、シャワーのように迫って来ます。
ZEDは、鍛えぬかた人間の肉体と運動能力の極限を、芸術性を伴った美しさで見せるアクロバット・ショーです。
観客を全く飽きさせないどころか、片時も目が放せない緊張感が会場を包み込みます。
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ZEDのストーリーは、ZEDという名前の少年の「冒険の旅」をテーマとしています。
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彼が旅する世界は、2つの全く相容れない世界「天と地」です。
この異なる世界で、女神達や愚か者達等、あらゆる生命と出会います。
ZEDはこの旅で、様々な経験を重ね、彼自身が成長すると同時に、この旅を通して、相反する世界である「天と地」が出会い、互いを理解し、調和し、ひとつに結ばれて行く様が描かれています。
これは同時に、「西洋と東洋」がひとつになることをも表しているそうです。
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こうしたストーリーの中で、世界中から選び抜かれた数十名のトップ・アーティスト達が、バンジー、ラッソ(輪縄)、バンキン、ポール&トランポリン、ハイワイヤー(綱渡り)、ハンド・トゥー・ハンド、フライング・トラピス(空中ブランコ)等等の、アクロバットと芸術を融合させたスリルと美しさを伴った素晴らしいパフォーマンスの数々を繰り広げて行きます。
また、こうしたパフォーマンスも舞台の上の1人の主役だけではなく、その背後に居る者、テントの壁面、天井等、あらゆる場所に位置する様々なキャラクターが目を離せない動きををしている為、2つの目ではとても全てを捉え切れず、それが悩みとなるほどです。
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ZEDの見所は、こうした音楽やダンス、スリリングなアクロバットだけでなく、色彩豊かで美しい衣装や、
独創的なメーク、壮大な舞台装置、華麗なライティング等、どれもが創造的で、観客を楽しませてくれます。
音楽も、あまりに完璧なサウンドの為、てっきり録音済みのものを流しているものだと思っていましたが、
全て生演奏で、びっくりしました。
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どれもこれも素晴らしいですが、特に衝撃を受け、興奮したのが、とても人間業とは思えないハイワイヤー(綱渡り)の究極のパフォーマンス。
地上数メートルの高さで繰り広げられる神業以外の何者とも思えない演技の数々、そして肉体から、床に滴り落ちる汗が、物凄いリアルでした。
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そして、もうひとつは、唯一の日本人出演者である稲垣正司が演じるバトンの演技も目が釘付けになるほど、素晴らしかったです。
こうした素晴らしい芸術が、日本の常設会場で鑑賞出来る言うのが、信じられない感じです。
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また、面白いと思ったのが、開演とか休憩時間とかがきっちり決まっておらず、いつの間にか始まり、いつの間にか休憩時間になり、またいつの間にか始まる、と言った緩さ。 スリルと緊張感溢れる演技とは好対照で面白かったです。
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1万5000円のチケットはやや高額ではありますが、ステージの中央、前から3列目の席で、アーティスト達の肉体や表情、そしてほとばしる汗までをリアルに見る事が出来、十分にもとが取れる内容で、満足しました。
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会場の入口付近には、石井竜也氏のオブジェが置かれ、こちらにも人々の視線が注がれていました。
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お隣は、ディズニー・アンバサダー・ホテル。
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by kansukenator1 | 2009-10-06 00:47 | MUSIC/アート | Comments(0)

マイケル・ジャクソンの死に思う@命日2009.6.25

マイケル・ジャクソン・・・2009年6月25日(享年50歳a0122931_1316838.jpg
2009年6月のとある日、マイケル・ジャクソンの死亡説が世界を駆け巡った。
そして、その数時間後、この噂は事実として報道された。 
享年50歳。
ヲイラもかの昔、友達の家に集まり、酒を飲みながら、
スリラーやウィー・アー・ザ・ワールド等のプロモーションビデオを見ていた頃の事を思い出した。

マイケルの死にあたり、「ヲイラにとってのミュージック・スターとの別れ」の体験を振り返ってみた。

ジョン・レノン1980.12.08(享年40歳)・・・ファンの銃による暗殺a0122931_12103214.jpga0122931_12112160.jpga0122931_12113683.jpg
自分にとって、最もショッキングだったスターの死との直面は、何と言っても、
1980年12月のジョン・レノンの死だろう。

死因も熱烈なファンの銃による暗殺と言う極めてショッキングなものだった。
ビートルズの中でも、特にジョンが好きだったヲイラにとっては、「何故?何が起きたの?嘘に決まっる!!」
って感じで、目の前が真っ暗になった記憶がある。

ローウェル・ジョージ1979.6.29(享年34歳)・・・心臓発作による死a0122931_1365816.jpga0122931_12154132.jpga0122931_12155662.jpg









次は、Little Feet のリーダーにして、リードボーカル&スライドギターの名手だったローウェル・ジョージ
のドラッグの影響と思われる心臓発作による死。
ジョン・レノンの死の1年前の死だった。
酒やドラックで、もともと体はボロボロだったと思う。
「1度でいいから、彼らのファンキーで泥臭い演奏を生で体験したかっただけに残念でならなかった。

ジェフ・ポーカロ1992.8.5(享年38歳)・・・自宅庭で殺虫剤を散布中に心臓発作を引き起こし死亡a0122931_1334773.jpg

a0122931_11584697.jpga0122931_11585788.jpgそして、1992年8月に自宅で庭の手入れをしていた時に心臓発作で倒れたToToの名ドラマー、ジェフ・ポーカロの死だ。

ToToの日本公演が予定されていた中での突然の死であり、日本公演は、彼の追悼公演となってしまった。
横浜体育館で公演を観ていたヲイラは、スティーブ・ルカサーが、「ジェフに捧げます」と言って1曲目の演奏に入った瞬間に、大粒の涙が溢れ出し、1人泣きじゃくりながら彼の居ないステージを見つめていた。
ジェフの代役は、確かサイモン・フィリップスだったと思う。
彼のドラミングも素晴らしいが、やはりToToはジェフでなければ、と感じていた。

ジャコ・パストリアス1987.9.21〔享年35歳)
・・・泥酔状態での乱闘で脳挫傷に。昏睡状態が続き、家族により人工呼吸器はずし死亡
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その他にも、天才ベーシストのジャコ・パストリアスやThe Bandのリチャード・マニュエルやリック・ダンコ等、何人もの憧れのスター達との悲しい別れを体験して来た。


リチャード・マニュエル1986.3.4(享年42歳)・・・ライブ終了後、首吊り自殺a0122931_13153396.jpga0122931_1241410.jpga0122931_1220186.jpg
でも今回、改めて、彼らが亡くなった年齢を確認したら、皆30歳代とかせいぜい40歳そこそこで亡くなっている。
ジミヘンなんか、27歳で亡くなってんでっせ。
皆、太く短く生きたんだなぁ、と改めて思った。


リック・ダンコ1999.12.10(享年56歳)・・・死因は公表されず、ドラックに起因すると思われるa0122931_1225425.jpga0122931_12271245.jpga0122931_12272423.jpg
それと、ジョン・レノンやジム・クロウチを除けば、殆んどがドラックを常用していたと思われ、
それが、早い死と無関係ではない事は疑いないと思う。


でも、ミュージシャンは死んだ後も、レコードやCD、DVD等の音源、映像により、
自分のメッセージや「生きた証」が残せ、
それを後生にも伝える事が出来る訳で、ある意味、幸せだと思う。

ジム・クロウチ1973.9(享年30歳)・・・・飛行機の墜落事故により死亡a0122931_1321617.jpga0122931_127581.jpg
店員や現場作業員として生計を立てながらプロのシンガーを目指し、やっと脚光を浴びだした頃、
次のコンサート会場へ向かうため乗り込んだチャーター機が墜落し帰らぬ人となった 。





ヲイラの人生に強烈なメッセージと様々なインスパイア、そして幸福を与えてくれたミュージック・スターの皆様に深く感謝します。
あなた方は、これからもヲイラの心の中で永遠に生き続けて行くことでしょう。
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by kansukenator1 | 2009-07-04 23:51 | MUSIC/アート | Comments(0)