毎年の事ですが、混んでいる上に、料金も跳ね上がるGWや夏休みに旅行に出掛ける事は滅多にない我家です。
今年も、その予定でした。
ところが、急にどこかに行きたい気分が沸き起こってしまい、駄目元で涼が取れそうな場所を探したら、宿もこの時期にしては安いところが見つかったので、急遽、出掛ける事となりました。
行き先は、河津七滝温泉郷。
川津七滝温泉は、伊豆の天城山麓河津町の河津川上流の渓谷に佇む静かな秘湯。
天城越えの旅人達を癒した湯として、古くから親しまれている温泉地だそうです。
「滝」という漢字は普通「たき」と読みますが、河津七滝では、これを「たる」と読みます。
この言葉は古く平安時代から続いている貴重な民俗語で、水が垂れるという意味の「垂水(たるみ)」が、そのルーツとの事。
その「たる」が、発音の都合上「だる」となり、河津七滝、及び7つの滝の名称は、全て「だる」と濁った読み方をするそうです。
河津七滝温泉には、温泉の他に、川端康成の「伊豆の踊り子」の舞台となった「七つの雄大な滝」や、「旧天城トンネル」等の観光スポットがあります。
その他、最近は、早咲きで有名な「河津桜の里」としても人気ですね。
温泉街に行っても、温泉に入らず、部屋のシャワーで済ますバカヤロー男で、温泉に全く興味がないヲイラの目的は、勿論「7つの滝」で、自然の涼を愉しみ、マイナスイオンを体一杯に浴びる事です。
ところが、天気予報は、この日も翌日も、曇りのち雨。
この日も、途中、降ったり、止んだりの繰り返しでした。
宿に着いたのは、夕方5時前で、ゆっくりしたいところでしたが、明日も雨になる確率が高いので、チェックインもそこそこに、さっそく、滝を拝みに出掛けました。
ところで、泊まったのは、七滝の目と鼻の先にある温泉ホテル。
施設は古く、決して綺麗ではないので、そう言う宿は苦手と言う人には向いていませんが、夕食は、ずわいカニ、刺身の舟盛りが付いているなかなか充実の内容でしたし、温泉も、5つくらいあって、お値段も手頃と、悪くなかったです。(温泉に興味のないヲイラが言うのも変ですが・・・。)
「七滝の詳細」、そして七滝の前後に訪れた
「城ヶ崎海岸」と
「浄蓮の滝」の様子は、後日アップします。