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雰囲気&ロケーション重視で、料理は期待していなかったんですが・・!古我邸@鎌倉

鎌倉文学館、花頂宮邸と並ぶ鎌倉三大洋館の1つで、100年超の歴史を持つ「古我邸」がフレンチレストランとしてオープンしたのは2015年4月の事。
当初から話題になっていたものの、自分のまわりでは雰囲気は素晴らしいけど、料理やサービスは今一つと言う声も少なくありませんでした。

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あれから4年、最近、コチラに伺った知人から料理も良かったと言う話を聞き、それならばとランチで伺って来ました。
梅雨に入る前にと、5月中の予約を試みましたが、席を確保出来たのは1ヵ月程先の梅雨のど真ん中。
案の定、雨の中の訪問となりました。

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場所は、鎌倉駅西口から徒歩5分程。
車道から一本中に入り、少し歩くと、突如、大きな石の門構えの邸宅が現れ、その奥に緑豊かな広大な庭園が広がり、その遥か向こうの小高い丘に立派な洋館が聳え立つお屋敷が姿を見せます。
そこが古我邸でした。

この辺り一帯は鎌倉の閑静な住宅街ですが、明らかに周囲とは一線を画する大豪邸です。
もっと奥まったエリアにあるのかと思っていましたが、こんな駅近くに、こんな広大な敷地を持ったお屋敷があるなんて・・・!と言った印象。

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ちなみに敷地は1500坪、もともとは三菱財閥の専務理事だった荘清次郎の別荘として建てられたお屋敷で、その後は、歴代の首相の別荘として使われていたそうです。
また戦後はGHQに接収され将校クラブとして使われ、現在の持ち主は日本初のカーレーサーとして活躍した古我信生氏のご遺族との事。

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敷地に足を踏み入れ、丘の上に建つお屋敷まで、緩やかにカーブを描く長いアプローチを歩きます。

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お屋敷の前にはテラス席が見えます。

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また、お屋敷の裏手には緑豊かな自然や池を眺めながら、お茶が出来る(この日は雨でクローズしていましたが、)オープンエアのカフェがあります。

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大正ロマン漂う玄関。

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ドアを開け、屋敷の中に入ると、歴史を感じる重厚で西洋モダンの趣きある空間が目に飛び込んで来ます。
エントランス近くに置かれた赤いレザーのソファーが印象的。

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ダイニングは50~60人程のキャパ。
入口近くの窓際の席に通されました。

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ランチは、5000円と7000円のコース、及びワインペアリング付きの9800円のコースの3種類。
予約時に、5000円のコースをお願いしてあり、自分はこれにワインペアリング(2800円)を、連れはフルーツジュースをお願いしました。

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以下、この日の内容です。
    ↓
アミューズ with クレマン・ド・アルザス

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透明なガラスの器に小石に見立てた?白インゲン豆を敷き詰め、その上に可愛らしい一口サイズのアミューズが2つ。
1つは、パイ生地の上にウニやエスプーマ状のチーズをトッピングした一品。
もう1つは、オリーブオイルを浸して揚げた丸い小さなのパンの上に、マリネしたイワシをトッピングし、黒オリーブのパウダーを散らした一品。
どちらも良く冷えたクレマンにぴったりのアミューズでした。

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前菜①:鎌倉トマトのガスパチョ with ドイツのロゼ

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トマトにマンゴーやスイカのエキス、上質なオリーブオイルを加えて作られたガスパチョは旨みたっぷり&濃厚でありながら、上品で爽やかなテイスト。
スープの底にはクスクスが敷かれ、スープの上には、アールグレイで煮込んだ佐島の蛸、海ブドウ、スイカの果肉、プチトマト、鎌倉野菜等々、具だくさんで食感も楽しい一皿でした。
ちなみに、海ブドウは、湘南で栽培したと言う珍しい養殖ものの海ブドウだそうです。

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パン

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前菜②:穴子、牛テール、豚足のアスピック with モーゼルのリースリング

ふわふわで柔らかな穴子をメインに牛テール、豚足等を加えたアスピック。
緑鮮やかな茹でキャベツやアスパラソバージュ等の野菜が、これを包み込みます。
ソースはセップ茸のソース、バルサミコ酢のソースの2種類。

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ワインは、モーゼルのリースリング。
リースリングと言うと辛口のすっきりした味わいを連想しますが、こちらは料理との相性を考えたやや甘口のリースリングでした。

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メイン①:縞あじのソテー with プイィ・フュメ

皮目かりっと、身はふわっと焼かれた肉厚の縞あじ。
その縞アジが鎮座するのは、真ん中が大きく窪んだ透明のガラス皿。
梅雨の池に見立てたと言うその窪みに注がれているのは、鯵の干物と昆布出汁で作ったソース。

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そこに、池に浮かぶ藻に見立てたモロヘイヤ、小石に見立てた枝豆と小さくくり抜いたラディッシュ、蓮の葉に見立てたナスタチウム、池に落ちる雨の滴を表したオリーブオイル等があしらわれ、梅雨の景色をスケッチしたような盛り付けとなっています。
味わいも和のテイストが感じられる優しい美味しさを持った印象的な一皿でした。

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ワインは、プイィ・フュメ。
S.B.の爽やかな香りと味わいが、和テイストの料理とベストマッチング。

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メイン②:京都七谷地鶏の炭火焼き

メイン2皿目は、京都のブランド地鶏、七谷地鶏の炭火焼きです。
手前がササミ、奥が胸肉。
ソースは、鶏のエキスをベースとした透明なソースと、玉葱べ-スの白いソースの2種類。

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ササミは、絶妙な火入れのレアで仕上げられており、上質な鶏が持つ肉の旨みと瑞々しさがダイレクトに感じられます。
胸肉は適度な噛みごたえがありながらもジューシーで旨みが濃く、胸肉にありがちなパサつき感は皆無。
小さなダイス状にカットし数種類の異なる味付けが施されたジャガイモ、ジロール茸、グリンアスパラ、ヤングコーン、トンカ豆等々、数多くの野菜が皿を彩ります。
胸肉の上にトッピングされているのはプルピエ(と言う初めて聞く野菜)のフリット。

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此方の料理に併せられたワインは、カリフォルニアのピノ・ノワール。

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ライニョールを支えるこの可愛いナイフフォルダーは、スタッフがロマネコンティの畑を訪れた際、敷地内にあった石を貰って帰り、自作したと言うものだそうです。

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デセール

デセールは、初夏の食材、旬のトウモロコシを色々な形で表現したプレート。
トウモロコシのアイス、コーン茶を使ったワラビ餅、シロップに付けて揚げたトウモロコシのヒゲ、等々。
ソースはチョコレートソースとトウモロコシのソースの2種。

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ミニャルディーズ &コーヒー

トリュフチョコ、ラズベリーのケーキ、焼き菓子

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***********************

正直、雰囲気&ロケーション重視で伺った次第で、料理はあまり期待していませんでした。
しかし、その先入観は見事に外れ、料理もサービスも十分満足出来るものでした。
先ずは、その失礼をシェフやお店の方々に謝罪しなければなりませんね。

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旬の食材を使い、初夏を感じさせるこのコースは、どの皿も華やかで軽やか、そして各皿のボリュームもたっぷり。
パリの1つ星レストランやリオンで経験を積んだと言うシェフの創る料理は、伝統的フレンチをベースにしながらも独自の創意や拘りが随所に感じられ、途中、中弛みする事なく、最後まで楽しむ事が出来ました。
このシテュエーションにして、この料理内容で、この価格(しかも、税&サービス込み)はちょっと信じ難いです。

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また、もう一つ驚いたのが、ワインペアリングのCPの良さです。
2800円と言う価格なので、泡、白、赤の3杯だろうと思っていたところ、アミューズ、前菜×2、メイン×2の各皿毎に合わせた5種類のワインが供されました。
これも、他店では考えられません。


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最後に、コチラのもう一つの魅力が、お屋敷の裏手にあるカフェの存在。
この日は雨だったので営業していませんでしたが、季節の良い時期、緑豊かな自然や池を眺めながら、ここでお茶をするなんて、最高に気持ち良さそうです。

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コーヒー、紅茶、自家製ジュース、デザート等の他、ワイン、ビール、おつまみ類も用意されているようです。
しかも、信じられない事に、コーヒー1杯300円!

予約も必要無いようなので、ショッピングや散歩の途中の一休みに、利用価値大です。
自分的には、きりっと冷えたシュワシュアなお酒で、まったりしたいところです。

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古我邸
0467-22-2011
鎌倉市扇ガ谷1-7-23
ランチ 11:00~15:00(L.O.14:00)
ディナー 17:00~21:00(L.O.20:00)
カフェ 11:00~日没
定休日:火曜日

# by kansukenator1 | 2019-07-12 22:58 | フレンチ | Comments(0)

直球の美味しさ、迫力のボリューム、申し訳なくなるようなプライシング!西湘の穴場フレンチ!ビストロ・ルパ@鴨宮

大磯より以西の、所謂「西湘」と呼ばれるエリア(JRの駅で言えば、二宮、国府津、鴨宮、小田原駅の周辺)は、フレンチ不毛地帯と言う印象を持っていました。
古くは、小田原、早川エリアに吉野健の「ステラ・マリス」や成澤由浩の「ラ・ナプール」と言った名店がありましたが、いずれも遠い昔にこの地を去っています。
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若き日の成澤シェフがフランスから帰国して、すぐにオープンした「ラ・ナプール」へはオープン直後から何度か伺いましたが、数年で青山へ移転してしまいました。
記憶が新しいところでは、クリエイティビリティ溢れる西村シェフの「ラ・マティエール」も2013年に店を閉め、京都で「MAVO」をオープンし、人気を博しています。
このように、どうも、このエリアはフレンチが定着しないようです。
「店は客によって育てられる」とは、よく言われる事ですが、このエリアには、そう言った客層が少ないと言う事なのでしょうか?
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そんな西湘エリアにあって、しかも小田原ではなく鴨宮と言う小さな駅の近くに連日満席のビストロがあると聞き、予約を入れ、ランチに伺って来ました。
場所は、JR鴨宮駅南口の小さなロータリーからまっすぐ伸びる道を2~3分程歩くと左手に現れる2階建ての白いビルの2階にあります。
豚のコックさんの看板が目印です。
店の前に、2台分の駐車スペースがありますが、空いてない場合は、店のちょっと先にあるスーパー(ヨークマート)のタイムズに停めれば、1時間分のチケット代をサービスして戴けます。(若干の条件はあるようです)
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外階段を登り、中に入ります。
店内は、カウンター席とテーブル席併せて30席弱程のキャパですが、我々の席を除いて、全て埋まっていました。
噂通りの人気で、予約はマストのようです。
しかも、殆どが女性客で、男性客は自分含めて2人だけでした。
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ランチのMENUは、スープ、前菜、パン、メインの1350円のコースと、シェフお任せの贅沢ランチコース(2400円)の2種類。
前者のランチコースは、前菜6種、メイン4種のプリフィクススタイルで、パンはお変わり自由。
340円の追加料金で、ドリンク&デザートが付きます。

贅沢ランチは、全てシェフのお任せと言う事で何が出て来るかは、お楽しみと言う事になります。
連れは通常のランチコース、自分は贅沢ランチコースをオーダー。
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<ランチコース>

本日のスープ

本日のスープはグリンピースのスープ。
しっかり丁寧に作られたスープで、好発進。
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前菜

魚系、肉系など数種類の選択肢から連れが選んだのは、「真イワシのグリル」。
立派なサイズの真イワシに野菜もたっぷり添えられており、コースに含まれる前菜のポーションとは思えないボリューム感を持った一皿。
一口食べさせて貰いましたが、鰯は鮮度も良く、グリルの加減もふっくらしっとり香ばしく、味付けも良かったです。
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パン

自家製のフォカッチャを含めた2種類。
自家製のフォカッチャはお変わり自由。
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メイン

キッシュ、魚系、肉系、など4種類程の選択肢がありましたが、連れが選んだのは、「骨付き鶏肉のコンフィ」。
こちらも、少し食べさせて貰いましたが、身はしっとり柔らかで、実に美味。
玉ねぎ、人参、セロリ、パプリカ、ズッキーニ、もち麦?と、具だくさんのスープ状のソースも旨みたっぷりで美味しかったです。
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<贅沢ランチコース>

スープ
・・・ランチコースと同じ。

前菜盛合わせ

大きなプレートに目一杯、これでもかっ!と言うくらい、所狭しと盛り付けられた前菜達。
内容は、鶏肉と牛蒡のテリーヌ、パテカン、サラミ、オリーブ、アカザのカルパッチョ、コムツのフリット、地元野菜のバーニャカウダ、リンゴと胡桃のサラダ、キャロットラペ、紫キャベツの酢漬け、クリームチーズ・・・。
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これを見たら、ワインを飲まない訳にはいかないでしょ!
と言う事で、白のグラスワインを2杯程戴きました。
ドメーヌ・アザンと言う南仏の自然派ワインでした。
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パン
・・・ランチコースと同じ

メイン(イシモチのソテー)

メインはイシモチのソテーでした。
皮目パリッと、中はしっとりジューシー。
前菜がかなりボリューミーで、肉肉しいものも結構あったので、メインが肉だと、ちょっと重いなぁ!と思っていたので、魚で良かったです。
グリンアスパラ、ブロッコリー等、付け合せの野菜も美味しい 。
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コーヒー&デザート

デザートは2皿。
基本、自分はデザート不要人間の為、連れにバトンタッチ。
1皿目は、タピオカ。
タピオカは大きな陶器のボールで運ばれ、客席でサーブされます。
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ソースは、キャラメルソースとマンゴソースの2種類。
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白い牛さんの容器は何なのだろう?
と思っていたのですが、この中にマンゴソースが入っていました。
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2皿目は、自家製アイス&ガトーショコラ。
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いやいや、驚きました。
内装やインテリア類は女性に好まれそうな可愛らしくほっこりするものがさり気なく飾られているなど、気軽でアットホームな雰囲気。
しかし、供される料理は、素材の旨さを如何なく引き出した正統派の直球料理。
そこに、シェフならではのオリジナリティーをプラスαしている感じ。
野菜や魚等の食材は地のもの、ワインは自然派、ジュースはオーガニックと、拘りも強そうです。
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厨房は殆どシェフ1人で回しているように見えましたが、それで、何種類もの手の掛かる前菜やメインを用意し、客席に運ばれる皿はどれも手抜きのない丁寧な仕上がり。
どの皿も、コースのポーションとは思えないボリュームで、何を食べても美味しい!
それに加え、信じられないような良心的なプライシング。
「本当に、これで良いの?」と心配になってしまったと言うのが、食後の率直な感想でした。
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接客の女性も、目が回るような忙しさの中でも、笑顔を絶やさず、丁寧で気持ち良い迅速な対応をされており、感心しました。
帰り際、シェフと少しだけ、言葉を交わしましたが、「昼は、大体、こんな感じで混み合いますが、夜は閑散としている日も少なくない」とおっしゃっていました。
今更ですが、商売って、本当に大変だなぁ!とつくづく思いました。
機会を見て、ワイン好きの友人達を誘って、夜に伺ってみようと思います。
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ビストロ ルパ (Le Bistro Repas)
0465-42-9298
小田原市南鴨宮3-37-24 天勇ビル 2F
11:30~14:00(L.O)
17:30~21:00(L.O)
定休日:火曜日 第2水曜

# by kansukenator1 | 2019-06-27 22:54 | フレンチ | Comments(0)

新緑の上高地散策&新穂高ロープウェイからアルプスを望む(Part③:新穂高ロープウェイ)

前日は、前半(大正池~河童橋)後半(河童橋~明神池)と上高地散策を楽しんだ後、奥飛騨平湯温泉に宿泊。
そして、この日は新穂高ロープウェイに載って、北アルプスの雲上の世界を楽しみます。
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新穂高ロープウェイは、2013年2月に1度訪れた事がありますが、その時は氷点下14℃、雪に覆われた極寒の季節でした。
今回は風薫る新緑の季節と言う事で、前回とは、また異なった眺望が望めることを楽しみにしていました。
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平湯温泉のバスターミナルから路線バスに乗り、ロープウェイ乗り場のある「新穂高温泉駅」に向かいます。

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バスに揺られる事40分程で、「新穂高温泉駅」に到着。

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往復のチケットを購入して列に並びます。

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ここから標高2156mの山頂展望台までは、第1ロープウェイ(新穂高温泉駅~鍋平高原駅)と第2ロープウェイ( しらかば平駅~西穂高口駅)を乗り継いで行きます。

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第2ロープウェイ( しらかば平駅~西穂高口駅)は、日本で唯一と言う二階建て構造のゴンドラのロープウェイ。
山頂までの所要時間は両方合わせて10分ちょっと。

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チケットは、往復切符でも2900円と少々お高いですが、本格的な登山経験者でなくても、気軽に標高2000m超の頂上まで行け、雲上の世界を体験出来るのですから、楽ちんだし、有難いです。

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そしてこのロープウェイですが、乗る際は、是非とも窓際のポジションを確保したいところです。
ロープウェイの定員は第1が45名、第2が120名(1階70名、2階50名)ですが、これだけの人数が乗ると、身動き出来ないくらいの密度になります 。
真ん中に追いやられると、折角の窓の外の景色も、人の頭や体で遮られ、見えなくなるからです。
時間に余裕があれば、次の便の先頭に並ぶのも良いかと思います。

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ロープウェイの出発駅と到着駅の標高差は1000m超。
迫力ある空の旅が楽しめます。

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窓からは雄大で迫力満点の山々の景色が、360°のパノラマで目に飛び込んで来ます。

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大迫力の急勾配、急斜面を駆け上るロープウェイ。
鉄塔を通過する際、ロープウェイが大きく揺れるのですが、結構スリルがあり、乗客から歓声があがり盛り上がります。

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10分余りで2000m超の高所に到着。
階段を登って、山頂の展望台に下り立ちます。

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標高2,156 mの展望台から望む北アルプスの山々の絶景。
360°の大パノラマが目の前に広がります。

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6年前の冬に訪れた時は、氷点下14℃の凍てついた空気に震えながら、眼下に広がる一面の銀世界と澄み切った青空の美しいコントラストに感動を覚えたものでした。

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今回は、新緑の木々と、僅かに残る残雪、そして晴れ渡った青空の3色のコントラスの美しさが味わえました。
何度も訪れているのに、なかなか良い天気に恵まれない!と言う人が多いなかで、自分は2回とも快晴で、超ラッキーです。

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こちらは、展望台に設置されている「やまびこポスト」。
通年集配型のポストとしては国内最高所(標高2,156 m)にあるポストだそうです。
(ちなみに、富士山のポストは冬季には閉鎖。)

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前日は新緑の高原を歩き、この日は残雪を纏った北アルプスを雲上から眺めると言った健康的で贅沢な週末が過ごせました。
この後、バスで松本駅まで移動。
新宿へ戻るJRの発車時刻まで、時間があったので、松本城を訪問。

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他のメンバーは天守閣を登りましたが、自分は前日の散策で足がパンパン、また松本城は以前登った事があったので、パス!
城内のベンチで休憩していました。
メンバーの中では一番体力があると自信を持っていたんですが・・・。
一から鍛え直さないといけませんな!
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# by kansukenator1 | 2019-06-20 23:35 | 散歩/旅行 | Comments(0)

独特な雰囲気が漂うマイペースなスープカレー店!はるかなるカレー@銀座

所要で銀座に出掛けた日のお昼時、蕎麦でも食べようと「泰明庵」を目指したのですが、暖簾が掛かっておらず、どうやら休業の様子。
仕方なく、引き帰そうと歩き出した時に目に入った「はるかなるカレー」の看板。
変わったネーミングに惹かれ、飛び込みで入ってみました。
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お店の場所は有楽町駅、銀座口から5分程、数寄屋橋公園の裏手、泰明小学校の近く。
オーバカナルとヴィラモウラ(アネックスビル)の間の路地(泰明通り)をちょっと入った右手にある雑居ビルの2階。
元スナックだった場所をそのまま居抜きで使用している感ありありの、カレー店らしからぬ佇まい。
キャパは厨房前の5~6席ほどのカウンター席とボックステーブル席からなる10~12人ほどでしょうか。
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12時半過ぎに入店すると、女性2人連れと男性3人連れの2組の先客がテーブル席でカレーの登場を待っていました。
そして、厨房の奥では顔が見えないくらい目深にキャップを被った女性店主が気怠さ感満載のオーラを放ちながら食材と格闘していました。
こちらでは、入店時に入口でオーダーを済ませ、おしぼりとコップを持って好きな席に付き、予めテーブルに置かれているペットボトルに入った麦茶を自分で注ぐシステムのようです。

オーダーと言っても、MENUは「はるかなるカレー(1000円)」1種類のみで、これに温玉、野菜、鶏手羽等4種類程のトッピング(100~200円)を付けるか否かだけの選択肢です。
オーダーや会計のやり取りはアシスタント?友達?がやっていました。
店主は料理以外、何もしなくても回るように、シンプル且つ合理的なシステムで運営されているようです。

自分はトッピングなしのカレー&ビールをオーダーし、カウンター席に座ります。
ビールを飲みながら、待つ事15分程でカレーが登場。
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倦怠感漂う店主の気怠い表情や動きからは想像出来ない野菜ごろごろ&ヘルシー感満載のスープカレーです。
野菜は、芽キャベツ、キャベツ、ブロッコリ、山芋、大根、牛蒡、パプリカ、水菜、黒オリーブ等、約10種類程。
あるものは生で、あるものは素揚げされた状態で、皿いっぱい、所狭しと盛り付けられています。
野菜以外には、スプーンで簡単に身が解れるくらい柔らかく煮込まれたホロホロの大山鶏の鶏手羽元が2本。
そしてライスはコシヒカリ玄米。

表面にソフリットが浮かぶカレーのルーはサラサラで、複雑なスパイスの香りと刺激がありながらも、辛過ぎず程良く優しいテースト。
食べ進むに連れ、体の中がどんどん綺麗になってゆく気になるカレーでした。
ちなみに野菜や玄米は店主の地元新潟から取り寄せたものを使用し、スパイスは15種類の香辛料を自家調合したもののようです。
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客への愛想やサービス精神は皆無!(笑)
発する言葉も超最低限!
嫌なら来てくれなくても良いから!と言った雰囲気が漂っています。
ただ、そのツッパリ加減は感じ悪さの境界線ぎりぎりのところで踏み止まっており、個人的にはこの空気感、嫌いではないです!
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先客の男性グループの話し声が漏れ聞こえて来たのですが、こちら、オープン時間も当たり前の様に遅れるマイペースな店のようで、サラリーマンがランチ利用するに向いていなさそうです。
後日、食べログの情報欄を見たら、営業時間の表示が、「12:00(目標)~」、「営業日・時間不定、フェイスブックページで要確認」と書かれており、笑ってしまいました。
たまには、こう言う店があっても面白いのではないでしょうか?
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はるかなるカレー
03-3572-4506
中央区銀座6-2-6 ウエストビル 2F
12:00(目標)~
※基本カレーは18時半ラストオーダー
不定休

# by kansukenator1 | 2019-06-18 23:12 | エスニック | Comments(0)

新緑の上高地散策&新穂高ロープウェイからアルプスを望む(Part②:河童橋~明神池)

新緑の上高地散策。
コース前半(大正池~河童橋)を終え、後半の目的地、「明神池」を目指して出発です。

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河童橋を出発して少し歩くと、すぐさま、穂高連峰の雄大な絶景を望めるスポットに出くわしまた。

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梓川右岸自然探勝道(河童橋~明神右岸ルート)

河童橋から明神池を目指すルートは、梓川の右岸を歩くコースと左岸を歩くコースがありますが、我々は右岸のコースを歩きます。
河童橋より上流へ向かう道は観光客の数も減り、前半のコースに比べ、より自然散策の雰囲気が感じられます。

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右岸コースは、苔むした静かな森が続き、湿原を渡る木道があったり・・・。

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小さな川が流れていたり、湧清水の流れる幾つもの沢やせせらぎがあったり・・・。

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豊かな自然を感じられる変化に富んだコースで、歩いていて、とても楽しめるコースです。

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ただ、木道の幅が狭かったり、アップダウンがキツイところがあったり、結構歩きにくい箇所もあります。

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岳沢湿原

河童橋から梓川の右岸を10分ほど行ったところにある「岳沢湿原」。
ツアーで訪れているらしき団体客がガイドさんの説明を熱心に聞いていました。

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静寂の森の中にある小さな湿原には、沢山の立ち枯れの木が生えており、上高地らしい幻想的な雰囲気が漂っています。

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野性の日本猿 に遭遇

岳沢湿原から明神池に向かうコースには木道がたくさん設置されています。
その木道を歩いていると、何匹もの猿が木を登っている姿を発見。

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歩を進めると、川のほとりに一人?一匹?佇んでいる猿の姿も・・・。

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すると、その時。
下流に向かって歩いてる観光客の背後から、ゆっくり、歩いてくる大きな猿が現れ、これまたびっくり。
人間に驚きもせず、警戒心も抱かず、普通に歩いている堂々たる姿には、本当に驚きました。

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穂高神社奥宮&明神池

河童橋から緩やかに登ること1時間程。
梓川に架かる「明神橋」の手前、熊笹に覆われた遊歩道を左に折れると、「明神池」のある「穂髙神社奥宮」に到着です。

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鳥居の向こうに聳え立つのは、ご神体の「明神岳」。
「穂高神社奥宮」には、穂高見命(ほたかみのみこと)と言う、日本アルプスと海陸交通を守護する神が祀られています。
この事から、もともとは、「上高地」とは「明神」のことを言ったとされ、ここ「明神」が上高地の始まりなんだそうです。

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「嘉門次小屋」を横目で見ながら通り過ぎ、社殿に向かいます。

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参拝後、社殿の奥に佇む「明神池」に向かいます。
「明神池」は穂高神社の神域ですので、社務所で拝観料300円を納める事が必要となります。
(これには、ちょっと驚き!)


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明神池

明神池は、穂高神社奥宮の神域にある、明神岳からの崩落砂礫によって出来た自然の造形が美しい大小2つの湧水池。
瓢箪のような形をしていて、手前が一ノ池、奥が二ノ池と呼ばれます。

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一ノ池は、周りを針葉樹林に囲まれ、明神岳の伏流水を湛える「鏡池」とも称される澄み切った湖面に、背後の明神岳や木々が映り込む姿は神々しく、神秘的な雰囲気が漂います。

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また、池に渡された桟橋の先端には、社殿が祀られており、毎年10月8日に山の安全を祈願する穂高神社奥宮例大祭に使われる2艘の朱色の船が繋がれていました。

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それらが、うっすら靄が掛かったような景色に浮かび上がる姿は、言葉に出来ないほど神秘的で幻想的。
周りはぴんと張り詰めたような静けさに包まれおり、正に、「神様がいる!」と感じてしまう荘厳な雰囲気に包まれています。

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明神池二ノ池

一方、二ノ池は、一ノ池ほどの神秘性は感じませんが、一ノ池同様に周りの原生林の木々を水面に映し、岩の配置が美しく、和風庭園のよう。
大自然が作ったとはとても思えない素晴らしい景観です。


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嘉門次小屋

明神池で荘厳な雰囲気を味わった後は、行きにスルーした130年の歴史を誇る山小屋「嘉門次小屋」で、小休止。

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コチラはイワナの塩焼きが名物らしいですが、我々はおでんを戴きました。
そして、この後は左岸の歩きやすいコースで、河童橋まで引き返すだけなので、ビールも解禁!

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明神橋

穂高神社奥宮参拝&明神池鑑賞後は、再び、梓川沿いに出て、目の前に掛かる吊り橋の「明神橋」を渡り、左岸へ移動。
「明神橋」は穂高神社の神域であり、橋そのものが穂高神社の参道となっているんだそうです。

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左岸から仰ぐ「明神橋」と「明神岳」。
河童橋のように人で溢れていないところが、良いです。


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そして、ここから、1時間ほど歩いて、「河童橋」に戻ります。


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左岸コースは、道幅が広く、砂利敷きで、なだらかな道が続きます。

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なので足元に気を取られる事なく、梓川を挟んで美しい山並みの景観を楽しみながら歩く事が出来ます。

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また、ゆっくり立ち止まって、足元の花や植物等を見ながらゆっくり歩くのにも最適です。

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河童橋


河童橋に戻って来ました。
これで、この日の散策は終了です。
お土産を購入後、バスターミナルからタクシーで、今宵の宿泊地、平湯温泉へ移動。
休憩を除いて純粋に歩いた時間は、3時間20分程、万歩計は25000歩でした。

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温泉で疲れを取り除き、明日は「新穂高ロープウェイ」に乗って、アルプスを望みます。


# by kansukenator1 | 2019-06-17 23:29 | 散歩/旅行 | Comments(0)