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格の違いを実感しました!小笹寿し@銀座

所謂、銀座の老舗鮨店と言うところに初めて伺いました。
銀座は、文化や食、あらゆる分野で、日本の中心であり、日本を代表する街である事は今更言うまでもありません
一流を目指す人は、誰もが、一度は銀座に店を出す事を夢見て精進していると言っても過言ではないと思います。
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ヲイラの勝手なイメージですが、「銀座で鮨の名店」と言われるところは、「銀座の老舗バー」同様に、その中でも、特別なポジションに位置付けられているように思います。

それは、「お金を持っている人、持っていない人」と言う境界線だけではなく、食に対する見識や経験、社会的地位や交友関係、多くの分野に対する知識や教養等を備え持った真の一流人だけが、楽しめる場所ではないかと・・・。

勿論、そうした要素を持っていない客でも、店側から入店を拒否されるような事はないでしょうが、自分自身が、場違いである事を思い知らされ、居心地の悪さを感じ、楽しめないでしょうから・・・。

しかし、此方、小笹寿しさんは、江戸前の凛とした威厳や雰囲気を醸し出しつつも、前述の何物も持ち得ていない初訪問の自分のような客でも、臆する事なく、楽しませて戴ける雰囲気がありました。
高級感を前面に出していませんし、実際、銀座の老舗鮨店としては、庶民的な部類に属する店ではないかと思いました。
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酒肴と握りをお任せでお願いしました。
恐れ多くて、コメントを記す勇気はありませんので、「ただ、銀座の鮨店は、格が違う事を実感した」とだけ申し上げておきます。

<お通し>
■穴子の肝

<肴>
■ヒラメの昆布締め
■こはだ
■***(失念)
■カワハギ(肝付き)
■穴子の雉焼き

<握り>
■いさき
■かわはぎ
■キス
■コハダ
■赤貝
■蛤
■まぐろ漬け
■中トロ

2人で、ビール×1、冷酒×N(結構飲みました)、予算約50,000。
そう頻繁に来れる店ではありませんが、是非また、再訪したい素晴らしい鮨店でした。

小笹寿し
中央区銀座8-6-18 第5秀和ビル 1F
03-3289-2227
17:30~22:00
定休日 日曜・祝日
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by kansukenator1 | 2013-11-21 23:45 | 和食 | Comments(0)

日本料理の素晴らしさを改めて実感!晴山@三田

帝劇で、宝塚の舞台を観た後、夕食で伺いました。
初訪問でしたが、場所は、中華の「桃の木」さんの並びと言う事が分かっていたので、迷う事はないと油断して、予約時間ぎりぎりに向かったら、これが大失敗!
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「桃の木」さんと同じビルの地下にあるとばかり思い込んでいたので、地下への入口を探したのですが、そのような場所は全く見当たらず、ビルの裏とか横とか、うろうろしているうちに、予約時間を過ぎてしまい、焦りました。
正解は、「桃の木」さんの入っている隣のビルの地下だったんですね。
ちゃんと調べて行かなければと反省しました。
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汗を拭きながら、中に入ると、満席のカウンターゾーンは良い感じで盛り上がっていました。
廊下を少し歩き、途中にある半個室を過ぎ、一番奥のフロアーに案内されました。
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奥のフロアーは、テーブル席が3つ、隣席との距離もほどよく取られており、ゆったり落ち着いて食事が出来る上品でモダンな空間となっていました。
両端のテーブルには先客があり、我々は真中のテーブルに通されました。
BGMは、マル・ウォルドロンが小さな音で流れていました。
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予約時に、10,000円と、15,000円の2つのコースがある旨伝えられ、10,000円のコースをお願いしていました。
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お品書きはなく、どんな料理が供されるのか、何皿供されるのか、全く分かりません。
クラシックラガーを飲みながら、季節的に、どんな食材が使われるのかなぁ? 
〆のご飯は、土鍋で炊かれた「松茸ご飯かなぁ?」等と話しながら、一皿目を待ちます。
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■一皿目
何と名付ければ良いか分かりません。
大根おろし、ホタテ、自家製の明太子がミルフィーユ状に重ねられた一品。
そこに、みぶなと鰹味のジュレが添えられています。
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■二皿目(椀物)
庄内蟹のしんじょう。
一度焼いて香ばしい香りの焼きしいたけが添えられています。
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■三皿目(お造り)
鰆の炙りたたき
ぎりぎりの熟成感を感じされる旨み、店で味付けたと言う海苔の佃煮、芽紫蘇、ネギ、生姜が添えられています。
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■四皿目
アナゴの焼き鮨
これ以上ないくらいのきめ細かさと、フワフワ食感、そして上品な甘さのアナゴ。
酢飯も酢が柔らかく優しく上品な味わい、お皿も熱々に温められていました。
付け合せは焼き銀杏。
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■五皿目
北海道与一の鰤の七味醤油焼き、
付け合せは、焼いた蕪と食用のホオズキ、鰤は皮パリパリ、身ふわふわ、カブラは、瑞々しくて甘い・・・。
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■六皿目
ジャガイモのハリハリとトビウオの卵の和えもの
上品な塩気とコクを感じる想像出来なかった味わい。
とても気に入ってしまい、家でも真似っこして、ジャガイモのハリハリと自家製カラスミの和え物を作ってみました。
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■七皿目
れんこん饅頭の上にカマスをトッピングした一品。
れんこん饅頭は一度、油で揚げているのか、とても香ばしくて、メチャ旨!
春菊、茗荷、ワサビを効かせて、大人のお味。 これも家で真似っこしちゃいました。
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■八皿目(ご飯)
アオサ海苔のお茶漬&香の物
ご飯は、解した鯛の身を包んだお握り。 
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香の物は、しば漬け、みぶな?
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■九皿目(甘味)
和三盆のプリン、柿、葡萄、梨、ハチミツのゼリー
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この日、供されたお料理は、上記の通りです。
最初のお皿から、最後のデザートまで、全皿に高い満足感を得る事が出来ました。

ご覧の通り、此方のコースには、これと言った特別な高級食材は使われていません。
それでも、これだけ満足感を味わえるコースに仕上がっているのは、ご主人のセンス、卓越した技、そして料理に対する真摯な姿勢によるものなのでしょう。

食材の組み合わせの妙、上品な出汁の旨さ、一皿食べる度に笑みがこぼれました。
食材の偽装問題が世間を騒がせていますが、高級食材を使った料理 = 上質な料理、とは限らない訳です。
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そして使われている器が、これまた素敵で、美味しい料理を更に美味しく感じさせてくれます。

オチは、期待していた〆のご飯が、「土鍋の炊込みご飯」ではなく、「お茶漬け」だった事。(笑)
正直、10,000円程の日本食のコースで、肉料理と、〆の土鍋ご飯が出なかったのは初めてだった気がします。

やはり、都心の一流店では、10,000円くらいのコースでは、そうなんですね。
しかし、先述の通り、全く、物足りなさを感じる事はなく、十分、満足しました。
ちなみに、両隣のテーブル共、〆は「土鍋ご飯」が出ていました。(笑)
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アルコールは、クラシックラガー(700円)、秋田 山本 純米吟醸(1,000円)、岐阜 三千盛 純米酒(900円)を頂きました。
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日本料理 晴山
港区三田2-17-29 グランデ三田 B1F
03-3451-8320
12:00~15:00
17:30~23:00
不定休
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by kansukenator1 | 2013-11-17 17:02 | 和食 | Comments(0)

緑色と黄金色の雄大なコントラスト@仙石原のすすき

10月終わりの休日、天気が良いので、仙石原までドライブに出かけて来ました。
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この時期に仙石原と言えば、勿論、”すすき”が目当てです。
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ネットで現地の状況をチェックしたら、どうも、1~2週間先の方が、すすきの穂が黄金色になり、見頃のようでしたが、またいつ台風が発生するかも知れないし、「行ける時に、行こう!」てな乗りで出掛けて来ました。
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我々が出掛けた頃な、「緑色」のすすきが徐々に「黄金色」に変わる時期で、美しい2色のコントラストが楽しめました。
黒髪に、徐々に白髪が混ざリ出した人間の髪の毛の2色のコントラストは美しくありませんが、すすきは素敵でした。(笑)
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仙石原のすすきを見るのは、もう10年程前、我々家族と両親とで湯河原に旅行に出掛けた時に寄った時以来です。
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毎年、この時期になると、また、行きたいなぁと思うのですが、何だかんだと、だたばたしているうちに、時期を逸してしまっていました。
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もう、あれから10年経つのですねぇ・・・。
あの頃は、母親も、元気で、湯河原の街を散策して、紅葉を楽しみ、宿に戻って、皆で、お酒を飲んで、美味しい料理を食べて、温泉に入って、珍しくカラオケまでやって、楽しい1日を過ごしました。
そして、翌日、帰宅途中に、寄り道をして、仙石原に、すすきを見て行ったのでした。
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明るく、おちゃめな母親は、仙石原一面に広がる黄金のススキ草原を見て、子供の様に、きゃっきゃ言って、はしゃいでいましたっけね・・・。
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母親が、原因不明の病に襲われて、実家近くの介護付きのマンションで暮らす生活に入って、5年が過ぎました。
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5年間、毎週末に、親元に顔を出し、両親が喜びそうな料理を作り、一緒に夕食をする生活をずっと続けています。
(今年から、2週間に1度にさせてもらっていますが・・・)
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介護付きなので、食事、掃除洗濯、入浴等の世話は、スタッフの方がやって下さるのですが、それでも、父親も、さすがに疲れが溜まって来ています。
我々も、はっきり言って、週1回、週2回、顔を出すのは、時間的にも、体力的にも楽ではありません。
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しかし、両親が、それを何より楽しみにしているので、これからも、この生活は続けて行くつもりです。
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何とか、母親に回復してもらい、また以前のように、父母で、旅行でも行けるようになってほしいものです。
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10年ぶりに、仙石原のすすきを見て、そんな事を考えてしまいました。
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by kansukenator1 | 2013-11-11 23:09 | 散歩/旅行 | Comments(0)

「2013年東京インターナショナル・オーディオ・ショウ」@東京国際フォーラム

世間が3連休の11月2日、3日、4日の3日間、東京国際フォーラムで「インターナショナルオーディアショウ」が開催されました。
友人に誘われ、中日の11月3日に行って来ました。
このイベント、今年で31回目と言う長い歴史を持つそうなんですが、正直、こんなに素晴らしいイベントだとは思っていませんでした。
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実際に行く迄は、ワンフロアーの広い会場に、オーディオメーカー各社や代理店のブースが立ち並び、各社の新製品が展示され、コンパニオンがプレゼンするような催しだと思っていました。
しかし、実際に会場に赴くと、全く、想像とは全く違った世界が繰り広げられていました。
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出品数は、海外、国内合わせ、30社100ブランド超。
各メーカーが会場である東京国際フォーラムの3F~6Fに設けられた各々の個室で、朝10:00から夜7:00まで通しでショーが行なわれており、来場者は、無料で、全ての部屋を好きな時間に好きなだけ行き来出来、ショーを見る事が出来ると言うものです。
ショーの内容も、各社が誇る自慢の製品から再現される様々な音楽ソースを試聴出来るだけでなく、著名な音楽評論家による解説や、開発エンジニアによる開発裏話を聞ける等、とても楽しい内容が盛り込まれています。
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来場者の殆どは、所謂、オーディオ・ファン、オーディオ・オタクと呼ばれる人達だと思います。
しかし、音楽ファンの中には、「音楽を聴くのは大好きだけど、サウンドには左程こだわりがない人達や、オーディオの事はチンプンカンプン」と言う人達も沢山居ると思います。
此方のショーは、こうした普通の音楽ファンの人達にも十分楽しめるショーとなっていました。

用意された椅子にゆっくり座って、最高級のシステムから流れる好きなジャンルの楽曲を本でも読みながら、黙って聴いていれば良い訳なのですから・・・。
しかも無料ですしね・・・、これで、ドリンク付きだったら、言う事なしです!なんて言ったら、ひっぱたかれるでしょうね(笑)
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誘ってくれた友人から、毎年、1日4~5時間くらいは滞在すると言う話を聞き、初めは、信じられませんでした。
ヲイラなら、1時間くらいで飽きてしまうだろうなと・・・。
しかし、実際に足を運んでみて、友人の言っている事を納得してしまいました。
実際、この日、午後3:00頃に会場入りして、最終の午後7:00まで居ましたが、結局5ブースしか回れず、他にも回りたかったメーカーは諦めざるを得ない状況でした。
用事がなければ、翌日も訪れていたと思います。
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そして、この日、4時間滞在して、再認識した事がありました。
古い話になりますが、LPレコードやカセットテープ等、所謂アナログで音楽を楽しんでいた我々世代のもとに、突然、CDなるデジタルサウンドが登場した時、「デジタルシステムの誕生により、アナログ時代とは比べ物にならない再現力を持ったハイ・クオリティ・サウンドが得られます」との触れ込みを信じ、胸躍らせたものでした。
しかし、未だに、デジタルの再現力がアナログの再現力を凌ぐとは思えずに居ました。
そして、その感覚が、間違っていなかった事をこの日、確信した事です。
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それにしても、オーディオファンの平均年齢って、凄っごく高いんですね。
写真を改めて見ると、よく分かりますが、「白髪頭」と「剥げ頭」比率が、やけに高いでしょう。(笑)
それに、この後ろ姿、見てください。
会社帰りみたいで、とても休日の服装とは思えません。(笑)
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ハーマンインターナショナル

最初に、訪れたのは、日本人、とりわけ中高年に人気の高いJBLを観に、ハーマンインターナショナルのブースへ・・・。
試聴用に出展されていたスピーカーは、JBL「EVEREST DD67000」と「EVEREST DD65000」。
「マークレビンソン」のアンプと繋げられていました。

いきなり、美空ひばりの演歌が掛かり、びっくりしましたが、その後は、キース・ジャレットのケルンコンサート等のジャズ、最近のポップス、バッハのチェンバロ曲等を2つのスピーカーで聴き比べする企画が行なわれました。
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友人共々、価格が低い方のスピーカー「DD65000」の方が好みでした。
価格が低い方と言っても、240万円/1本です。                                      ちなみに「DD67000」は300円/1本、マークレビンソンのアンプは330万円です。
アンプ1台とスピーカー2本で、1,000万円ですから、笑うしかありません。
しかし、この程度で驚くのは甘いのがオーディオの世界です。
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STELLA INC
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次に覗いたのは、ステラ社のブース。
ショーの途中から入りましたが、世界的に著名なオーディオ評論家 ケン・ケスラー氏による特別講演があるとの事で、会場は大勢の立ち見客が出る盛況ぶりでした。
氏が、このようなイベントに出席する事は本当に稀で、これを体験出来た人は本当にラッキーらしいです。
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こちらの会場での最大の目玉製品は、ステラ社の自社ブランド「テクダス」が肝入りで企画・開発したと言う究極のアナログターンテーブル「Air Force One(エア フォース ワン)」。
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繋いでいたスピーカーは、VIVID Audio社の「 G1 GIYA」。
初めて見た訳ではありませんが、何で、このような「ソフトクリーム」みたいなと言うか、「ゴルフバック」みたいなと言うか、奇妙な形にしたのでしょうね?
技術的観点からとは思えませんし・・・・。
しかし、インパクトと言う面からは、他に類をみない存在感です。
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ケスラー氏が選んで掛けられた楽曲は、リンダ・ロンシュタットがロックではなくスタンダードを歌ったアルバムから2曲、最新のテクノロジーを駆使して実現した故ナット・キング・コール&ナタリー・コール父娘のデュエット曲、エラ・フィッツジェラルド&サッチモのデュエット、その他激しいフラメンコ、等々。

一番印象に残ったのは、前述のターンテーブル&スピーカーで、昭和の時代にレコーディングされた歌謡曲を「ラッカー盤」で聴いたその音の良さでした。
いやー、本当に驚くべき音質でした。
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此方で展示・試聴したシステムの価格は、「Air Force One(エア フォース ワン)」のターンテーブルが650万円、レコードプレイヤーではなく、ターンテーブルだけの価格です。(笑)
スピーカーの「 G1 GIYA」が700万円前後/2本、アンプのALTAIR II + HERCULES IIが880万円?
連れ曰く、この部屋で組まれているシステムの総額は、3000~4000万円位だとか・・・。(溜息です)

しかし、これだけの金額を投じても、自分の気に入った音が創れる保証がないところが、オーディオの難しさでもあり、楽しさなのでしょうね。
まあ、ヲイラには、関係ない世界の話ですが・・・。
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LINN JAPAN
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次は、ちょっとロック色の強いサウンドを聴こうと、LINN JAPANのブースを覗きました。
解説は、元はちみつぱいのベーシストから音楽評論家に転身された和田博巳氏と言う事もあり、ここも立ち見が出る盛況ぶり。
我々も立ち見で30分以上頑張りました。
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そして、この日、個人的に、最も興味を惹かれたのが、此方、LINN社が数年前から進めている「DSシリーズ(Digital Stream Player)」と名付けられたハイパフォーマンス・オーディオとネットワーク技術を融合したシステム。

DSシステムって、要は、PCに取り込んだ音楽ソースを、DS(Digital Stream Player)を介してスピーカーから鳴らす仕組みで、昔ならともかく、今や、PCを音楽の再生に使うというのは、iPod等で、誰もが普通にやっている事です。
しかし、その方法論やクオリティが全く異次元のレベルの為、「第4のオーディオ革命」と言われ、高い注目を浴びているそうなんです。
ちなみに、第1の改革は機械式録音から電機式録音への変革、第2がモノラルからステレオへの変革、第3はアナログからデジタルへの変革だそうです。
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難しい事は分かりませんが、ヲイラなりに考えた事は、巷に溢れている「PCオーディオ+DAコンバーター」と、LINNのDSシリーズの根本的な違いは、前者は、「オーディオの利便性を追及した結果生まれたもの」であり、後者は、「音のクォリティを追及して行った末に至ったシステム」じゃないかと言う事です。
適当な事、言って、すみません。
とにかく、スタジオで録音している時のクォリティと臨場感を忠実に再現する事を追及していると言う事なので、これからの進歩が楽しみです。

そして、LINNのDSシステムの魅力は音のクォリティだけでなく、システムのシンプルさも、その1つだと思います。
実際、この日、LINNのブースにセッティングされたシステムは、市販のPCとプレイヤーとスピーカーをケーブルで繋いだだけの極めてシンプルなものでした。

前述のJBL「DD67000」やVIVID Audio社の「 G1 GIYA」を置ける家に住んでいる人って、どんな人?
って感じですけど、LINNのDSシリーズなら、ちょっとした家ならリビングルームに収まる大きさです。
あと数年すれば、価格的にも大きさ的にも、我々一般庶民の手に入りやすいレベルになりそうなので、大いに期待したいです。

この日、このシステムで試聴したのは、ライ・クーダー、ピアソラ等の昔の音源と、スティングやポール・マッカートニーの新譜、そしてエリック・ドルフィー等。
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エレクトリ

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昔、憧れていたマッキントッシュのアンプ。
重厚なブラックフェイスにブルーのインジケーターランプのレトロなルックスに心奪われた若き日。
この日、ずっと、超高額な商品ばかり見て来ていたので、80万円と言う価格表示を見て、思わず、「安いじゃん!!」と言ってしまった自分に笑ってしまいました。
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マランツ

最後は、閉館まじかに寄ったマランツのブース。
昨年末に、B&Wの小さなスピーカー(CM5)を購入したので、ちょっと覗いてみようかと・・・。
言うまでもありませんが、ヲイラが購入したようなローエンドのスピーカーは、此方には展示されていません。

此方のブースでは、元日本フォノグラムのエンジニアで、現在は自身が創設したN&Fレーベルでクラシックを中心に高品位な作品を世に送り続けている福井末憲氏とマランツの開発責任者の方が、「SACD」等について熱く語られていました。
そして、ipodやNET配信によるダウンロード等、今、オーディオの主流が、ディスクからパソコンを中心としたシステムに大きく変化している事に対して、憂いておられました。
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しかし、前述のLINN社が追求している「DSシステム」と、福井氏が心血を注いで取り組んでいる「ディスクを中心としたシステム」とは、アプローチ方法こそ正反対ですが、求めているものは、両者共、如何に、レコーディングスタジオでの生の音の素晴らしさや迫力を忠実に再現するかであり、全く同じであると感じました。

その他、福井氏が若かりし頃に担当した森山良子のアルバムのレコーディング秘話等の貴重な逸話も聞け、楽しかったです。

展示試聴したシステムは、マランツのSACDプレーヤー、CLASSEのアンプ、そして、気になっていたB&Wのスピーカーは、800Daiamonndでした。
ちなみにB&W800Daiamondの価格は、375万円/ペア、ヲイラが昨年末に購入したB&W CM5Bはアンダー20万円/ペアです。
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本当に、素晴らしいイベントでした。
来年も、是非とも、訪れたいです。

しかし、オーディオシステムに1000万円や2000万円位、投資出来る人はそこそこ居ると思いますが、この巨大なシステムを設置出来る住居を都心で手に入れられる人は、そうそう居ないのではないでしょうか?
まあ、どちらにしても、ヲイラには関係のない世界の話です・・・。
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by kansukenator1 | 2013-11-09 23:50 | フェスタ/イベント | Comments(0)