カテゴリ:和食( 94 )

売りはカニと量!たらふく食らう!が似合う店!愛知屋@黄金町

年末に「天一坊」で香箱蟹を戴くのを楽しみにしていたのですが、体調を崩し、食べる機会を逸してしまって以来、蟹が頭から離れないヲイラ。
初詣に伊勢山皇大神宮を参拝した帰り道、此方の存在を思い出し、伺って来ました。
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創業120年をゆうに超す蟹が有名な老舗の海鮮料理店。
横浜で蟹と言うと、此方が真っ先に頭に浮かぶと言う人も少なくないかと思います。
昔、会社の先輩に連れて来てもらった事がありますが、それ以来の訪問です。
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しかし印象としては、蟹やふぐ等、高級食材を扱ってはいるものの、鮮度や味わいはあまり期待出来ない店と言う勝手なイメージを持っていました。
しかし、今回、そんな先入観が変わりました。
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一流の味と迄はいきませんが、この日、戴いたものは、鮮度も味わいも、大変満足のいくものでした。
特に、刺身類の鮮度が抜群でした。
ただ、蟹が売りの店なので、茹でて冷凍したものを解凍して出すのではなく、茹で蟹は茹でたてのものを食べさせて欲しかったところです。
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場所は、伊勢佐木モールの一番奥。
最寄り駅は、京浜急行の黄金町駅と横浜市営地下鉄の阪東橋駅の間くらい、どちらからも3分程。
店舗は、3階建てのビル、1階はカウンター席とテーブル席、2階&3階は宴会仕様の座敷と言った構成になっています。
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開店は早く、午後3時から。(飲兵衛には嬉しい!)
我々が伺ったのは、夕方、4時ちょっと前。
この時間帯なら、楽勝だろうと、予約なしで伺ったところ、1階はほぼ満席で、カウンター席が2人分空いているだけでした。
2階、3階へと階段を昇って行くお客さんも続々・・・。
どのテーブルにも、どでかいタラバ蟹がで~んと鎮座しており、「皆さん、お金持ち~なんですねぇ!」と溜息が・・・。
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1階のフロアには、レジの前にどかっと座った店の女将らしき年配の女性と、中年女性3人が、雑談をしながら、ゆるい感じでお客の対応をしており、その光景は、中国人が町場で営む家族経営の中華料理店の雰囲気に似ています。
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そして、此方、所謂、MENUと言うものはなく、ガラスのショーケースに並べられた商品(値段は明記されています)と、壁に貼られた短冊から自分が食べたいものを注文するスタイルのようです。
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しかし、その価格を見て、一瞬、「うっ~!」と仰け反りそうになりました。
たらば姿3万円、たらば足茹で片身(11,000円)、たらば蟹の足2本(7500円)、伊勢エビ踊り1尾(6,500円)等等、店構えからは想像も出来ない、そして庶民には簡単に手が出せないような高額の値札が、当たり前のように、涼しい顔をして普通に並べられているんです。
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そして、ショーケースを睨みながら、「お正月だし、奮発して、タラバいっちゃうか!」と思っていると、横で相方が、「帆立とズワイと・・・」と独断でズワイを注文・・・。
高額のタラバではなく、何か、ほっとしたような、残念なような、複雑な感情に包まれるヲイラ。笑
相方の蟹の好みは、ズワイ ⇒ 毛蟹 ⇒ タラバの順なんです。
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この日、我々が注文したものは、ホタテ刺身(1500円)、寒ブリ刺身(1200円)、さざえ壷焼き(1200円)、ずわい2肩(3500円)の4品。
この店としては、リーズナブルなものばかり。
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初めは単価が高い!と思いましたが、運ばれた料理を目にして、そして食べてみて、この認識は間違いだと気付きました。
どの品も、一皿の量が半端ない上、鮮度、味わいに関しても期待以上のレベル。
これは、決して高いとは言えません。
むしろ、リーズナブルだと思いました。

例えば、我々がオーダーしたホタテ刺身は、大粒の貝柱が4個も・・・。
1人、貝柱1つで十分のボリュームです。
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寒ブリの刺身にしても、凄まじいボリュームです。
数えたら、11切れも・・・。
更に、1切れが半端なく大きい!
正直、これも、普通の店の3~4人前のボリュームはあります。
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サザエの壷焼きも、大きなサザエが4個。
鮮度も良く、味わいも、Good!
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ズワイも大ぶりで、「2肩」と言う呼び方をしていますが、胴の部分も付いており、実質は一杯丸ごとの茹で蟹です。
足も太く立派で、身もぎっしり詰まっており、食べ応えも十分。
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茹でる際の塩加減も良く、身の甘みが強く感じられる蟹でした。
食べ易いようにと、切れ目が入れてあるので、身離れも良く、無口になって悪戦苦闘する事がない点も高評価。
難点は、茹でて冷凍した蟹を解凍して出されている点。
これが、茹でたての蟹だったら言う事なかったのですが・・・。
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もう1つの難点は、アルコール類の品揃えに全く気合いが入っていない点。
そして、先ほども触れましたが、1品の量が半端なく多く、その分、価格が高くなるので、少人数で行った場合、種類が頼めず、同じものを飽きるくらい食べなければならない事になり、結果として、値段の割りに、満足感が得られない事になると言うところ。
実際、我々も、刺身は、途中で飽きました。(味は美味しいんですけどね・・・)

盛合わせとか出来ないんですかね?
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とにかく、飾りっ気なしの直球1本勝負の潔い店で、たらふく食らう!が似合う店でした。
予算の方も、初め1人当たり聖徳太子1枚以上は行く店と思っていましたが、2人でそのくらいで済みました。

P.S. 此方は、テイクアウトも出来るようで、ご近所にお住まいの方だと思いますが、店頭で商品を選んでテイクアウトして行く方の姿が多数見受けられました。
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かに愛知屋 (かにあいちや)
横浜市中区伊勢佐木町7-156
045-251-4163
15:00~22:00
定休日 月曜日
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by kansukenator1 | 2015-01-29 23:07 | 和食 | Comments(0)

MENUにない「たぬきうどん」旨し!権兵衛@京都

京都旅行、2日目のランチで利用しました。
午前中に苔寺(西芳寺)を鑑賞し、祇園に戻って来ましたが、何処で何を食べるか、全くのノー・アイデア。
そこで、連れが昔よく利用していたと言う此方「権兵衛」と言うお店に行く事に・・・。
連れは、此方の「たぬきうどん」のファンで、伺うと、決まって、それを注文していたとの事。
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うどんや蕎麦の「きつね」と「たぬき」は、関東と関西では別物と言う話は聞いた事があります。
連れの説明によれば、此方、「権衛門」さんの「たぬきうどん」は、熱々の餡掛けうどんに、油揚げと九条ネギ、そして摩り下ろされたたっぷりの生姜が加えられたものだそうです。
聞くと、なかなか美味しそうです。
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場所は、四条通りを八坂神社方面に歩き、途中、左に曲がり、ちょっと歩いたところにあります。
左に曲がる箇所は、右に曲がると花見小路になる地点です。(分かりにくい説明ですみません)
店の前に着くと、数人の列が出来ていました。
15分程待ち、中に通されます。

店内は、鰻の寝床状で、間口が狭く、奥に長い造りになっています。
奥は小上がりの座敷席、入口付近はテーブル席となっていますが、我々が通されたテーブル席は、かなりの狭さで、太めの方には、ちとキツイかも!と言うくらいのスペースです。
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お茶とMENUが運ばれます。
連れは、「たぬきうどん」と決めているようですが、自分は何を戴くか全く絞れていません。
MENUを見ると丼モノもあり、小腹もすいていたので、丼モノとうどんと両方いっちゃおうかな~!などとも思ったのですが、どれも結構なお値段で、ちょっと腰が引けてしまい、連れと同じ、「たぬきうどん」で妥協する事に・・・。

しかし、MENUを何度、見返しても、「たぬきうどん」の文字が見当たらないようで、連れも、こんな筈では!と言う表情。
店の奥様らしき方に、「昔あった たぬきうどんは無くなったのですか?」と尋ねると、優しい微笑と共に、「ございますよ!」と言う回答が帰って来、胸を撫で下ろします。
(それ程、大袈裟な話でもありませんが・・・)
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MENUから外した理由は、関東と関西で「たぬきうどん」の概念が違い、関東のお客さんが、「こんなもの注文した覚えない!」的なトラブルもあり、誤解を与えないようにと、MENU上での記載を取り止めたのだそうです。

連れは、慣れ親しんだ懐かしい味との再会に満足げ。
ヲイラも初めて戴く関西のたぬきうどんの味に満足。
2人共、うどんと言えば、腰の強い讃岐うどんのファンですが、それはそれ、これはこれで、生姜の利いた此方のうどんも美味しく感じました。
うどんでお腹も落ち着き、午後の訪問予定先、南禅寺、詠鑑堂に向かいました。

権兵衛 (ごんべえ)
京都市東山区祇園町北側254
075-561-3350
12:00~20:30(L.O.)
定休日 木曜日
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by kansukenator1 | 2014-11-04 18:47 | 和食 | Comments(0)

祇園の風情に浸りながら、江戸焼き鰻に舌鼓!祇をん う桶や「う」@京都

此方は、祇園にある江戸焼き鰻の名店。
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人間国宝の手による大きな杉桶に、鰻の蒲焼を筏状に並べて供される「名代・う桶」で知られるお店です。
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数週間前に予約を入れ、京都旅行初日のランチで伺いました。
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場所は、花見小路を建仁寺方向に歩き、3つ目の角を右に曲がり、次の角を左に入ると、すぐ左手に看板が見えます。
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本通りを一筋中に入っただけで、街の喧騒から逃れた京都らしい風情を感じる大人の雰囲気に満ちた街並みに変わります。
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築100年に及ぶ古い町屋を改装して作ったと言う此方の店構えは、雰囲気たっぷりで、この静かな街並みに自然に溶け込んでいます。
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店は、想像に反して、結構、狭め!
暖簾をくぐって中に入ると、すぐ左手から厨房が迫って来、右手からは2階に上がる階段が迫って来ると言った感じです。
ここで、靴を脱いで、階段を昇る訳ですが、2人一緒に靴を脱げないくらいのスペースです。
正面奥にはテーブル席が1つ?ありました。
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2階は座敷で、畳の部屋に座卓を並べただけのシンプルな佇まい。
座卓の数は5~6卓ほどで、テーブル間の仕切りはありません。
此方は、ミシュラン☆店だそうですが、敷居の高さや高級感を演出する事なく、どこか懐かしさが漂う庶民的な雰囲気がとても心地良いです。
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当然、満席かと思っていましたが、我々が入店した時、先客は3組だけで、部屋は半分程しか埋まっていませんでした。
しかし、1組帰ると、次の客が入店、と言う具合で、全て、時間差で予約が入っているようでした。
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MENUを一通り眺めましたが、此方の名物、「う桶」以外は、一般的な鰻屋さんと、殆ど変わらない内容でした。
価格も安くはありませんが、かと言って、特別高くもなく、「中の上」と言ったところだと思います。
いや、この場所を考えると、かなり良心的な価格設定と言うべきかも知れません。
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色々戴けるコース料理も良いかと思いましたが、折角、此方に来たので、名物の「名代・う桶」を戴く事に・・・。
「う桶」は、3人前(10,000円)、4人前(13,500円)、5人前(16,380円)の3種類。
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「2人前」がないところがミソで、折角だからと言って、2人客に3人分を注文させる作戦が見え見えなのが、ご愛嬌で笑わせてくれます。
この作戦をバックアップしているのが、食べ切れずに、残ってしまった分はお土産として持ち帰らせてくれると言うシステム。
このシステムが、注文時、客の安心感を誘い、まんまと、店の作戦に、はまってしまうのでしょう。笑
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そう言う我々も、見事に、はめられた客でございます。
と言うのは嘘で、初めから、無理してでも、「う桶」を注文するつもりで伺いました。
お土産のシステムがある事は知りませんでしたが・・・。

肝焼きを肴にビールを飲みながら、待つ事、30分程。
待望の「う桶」が運ばれて来ました。
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杉桶に鰻の蒲焼を筏状に敷き詰めた「う桶」は、ビジュアル的にもインパクトがあり、テンションがあがります。
うな重やうな丼と素材や調理法は変わらないのでしょうが、こう言う演出で攻めて来られると、いやがうえにも気分が高揚します。
仲居さんが、漆塗りの蓋を開けると、大きな手桶の中に、ご飯が見えないくらい、びっしりと敷き詰められた鰻の蒲焼が姿が・・・。
それを見た瞬間、思わず、「うぉ~!」と言う声をあげてしまいました。
桶には、鰻が3匹分。
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お好みで加えられるようにと、別に、タレと山椒が用意されています。
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初回だけは、仲居さんが取り分けてくれます。
先ずは、別の器に用意されているタレを少し、お皿に垂らし、タレだけの味を試してみました。
甘さ控え目な、非常に上品で、さっぱりした味わいの美味しいタレでした。
創業以来20年以上使っているタレは砂糖を一切使わず、3年以上寝かせた味醂を用いる事で、まろやかで品のある味わいに仕上げているそうです。
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次は、鰻だけで戴きます。
鰻は、ふわふわで柔らかな食感、そして繊細でピュアな味わい。
まろやかで上品な味わいのタレと相まって、期待以上の美味しさ。

続いて、ご飯と一緒に戴きます。
すると、鰻だけで戴いた時よりも、味わいが濃厚になりました。
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その理由は、ご飯にありました。
一般的に、うな重やうな丼のご飯は、「白いご飯に茶色のタレが浸みている」と言うレベルだと思うのですが、此方の場合は、「あらかじめ、ご飯はたっぷりのタレで、まんべんなく混ぜ合わされており、ご飯の色は完全に茶色」になっています。
このように、ご飯自体に、しっかりとタレの味が浸みこんでいる為、鰻だけを単独で食べた時に比べて、味わいが濃厚になるのだと思います。
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「う桶」は、もともと、祇園のお茶屋さんに出前する為に考案されたもので、冷えても美味しく食べられるようにと考えた末、ご飯にあらかじめタレをまぶすと言う手法に至ったのだそうです。
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そして、このご飯、もち米を混ぜているのではないか?と思う程、もちもちしているのですが、これも、あらかじめ混ぜ合わされたご飯とタレのマジックなのでしょうか?
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ところで、心配されたボリュームですが、若い男性2人連れならばOKでしょうが、おじさん&おばさんの2人連れにとっては、ちと厳しいボリュームでした。
それでも、頑張って、完食しました。
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ただ、無理した”つけ”は大きく、体が重くて、足が前に進まず、夕食も一口も食べられませんでした。
それでも、後悔はしていません。
無難に、うな重やうな丼で済ますより、此方に来たら、2人客でも、1度は「う桶」に挑戦して戴きたいものです。
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ちなみに、此方のお店、色々な拘りを持っておられるようですが、ポリシーは「今出来る最高のものをお出しする!」と言う事だそうです。
それは、店を開業するにあたり、日本料理、とりわけ川魚を扱う料理店にとって、命とも言うべき質の良い水を確保する為に、わざわざ、庭に手掘りで井戸を掘る事から始めたと言う話からも窺われます。
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鰻は、料理長が「脂が良い」と認める厳選した浜松産の活き鰻を使用。
開き、蒸し、串打ち、焼きの工程における拘りの手間と技。
米は魚沼産コシヒカリ、炭は熊野の備長炭、杉桶は人間国宝・中川清司氏作を使用、と言う具合に、美味しい鰻を食べて貰う為には一切の妥協を排除。
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祇園だからと言って、高級路線を走る事もなく、観光客相手のぼったくり(儲け主義の)商売をする事もなく、祇園の名に恥じない鰻屋として、真摯に営業されている姿(ところ)が良いですね。
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祇をん う桶や「う」
京都市東山区祇園西花見小路四条下ル
075-551-9966
11:30~14:00
17:00~21:00
定休日 月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌日)
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by kansukenator1 | 2014-10-05 18:10 | 和食 | Comments(0)

10月一杯で閉店!「澤屋まつもと酒道場」@横浜希望が丘

地元以外の人にはピンと来ないと思いますが、横浜駅と海老名駅を結ぶ相鉄線沿線に、「希望が丘」と言う小さな駅があります。
その北口から徒歩3分くらいの場所に、「澤屋まつもと 酒道場」と言う、個性たっぷりの知る人ぞ知る「おでん」の名店が、ぽつんとあります。
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店主の松本庄平さんは、1791年創業、200年以上の歴史を持つ京都伏見の老舗酒蔵、「松本酒造」のご子息で、食通、そして幻の料理人として数々の逸話や経歴を持つ方。
強面で、いかにも関西人と言った強烈なキャラからは、そんな名家の御曹司には見えませんが・・・。(失礼)
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その松本庄平さんですが、故・松下幸之助に、「松本庄平のスッポン鍋を食べてから死にたい」と言わしめたり、かの伊丹十三監督の映画「たんぽぽ」のたんぽぽラーメンの生み親であり、映画における料理全般の監修も務めた方。
また、日本人で初めて、パリにラーメン店をオープンした人物としても知られる方だそうです。
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こうした話を聞くと、敷居の高い店のように思われるかも知れませんが、店の佇まいは、お世辞にも綺麗とは言えない、ごく普通の居酒屋風情の小さな店です。
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店の壁には、伊丹十三の他に、宝塚出身の某大物女優や、若手人気女優、誰もが知っている有名ミュージシャン達が、此方を訪れた際に撮ったご主人とのツーショット写真やサインが貼られています。
幻の料理人と呼ばれる所以は、こうした経歴を持ちながら、神出鬼没で、どこにいるか分からない行動の持ち主でもあるところから来ているそうです。
そう言えば、此方の定休日は日曜・祝日となっていますが、毎年7~8月は、店を閉めて、松本酒造の特約店巡りと全国の旨いもの探しの旅に出掛けると言う気ままなでマイペースな方です。
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高校時代の友人が、この夏に、希望が丘に引っ越したので、此方の話をしたところ、凄く興味を持ってくれて、仲間数人と伺う事が決定!
長~い、長~い8月が明けるのを待ち、9月になり、速攻で予約を試みると、何と、ご主人の健康上の問題で、10月一杯で店を閉める事になったのだと・・・。
それで、予約が殺到して、9月中の予約は全く無理と言う事だったのですが、無理を言って、何とか席を用意して戴ける事になったと言う次第です。
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実は、松本さん、日中は、松本酒造企画室長として普通に働いた後、夜は、「澤屋まつもと 酒道場」の店主として働くと言う激務をずっと続けておられ、体が悲鳴をあげたと言う事なんですね。
もう、結構、お歳ですしね。

詳しい病名は伏せますが、医者に、昼か夜のどちらかの仕事を止めるよう、勧告されたそうです。
冗談で、昼の仕事を止めて、店を続けてくださいよ!と突っ込んだら、夜の方が遥かに体がシンドイからね!と・・・。
店は閉じますが、依頼があれば、たまになら、出張料理人として、出向く事は可能と言われていました。
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間もなく、閉店してしまうお店のMENUやシステムを紹介しても意味がないかも知れませんが、自分自身の備忘録も兼ね、軽く、触れさせて戴きます。

此方のMENUは、1000円、2000円、3000円の3種類のコース。
1000円コースは、おでんの盛合わせが鍋でど~んと1度に出て来るタイプ。
2000円コースと3000円コースは、おでんが懐石風に、お椀に1種類ずつ供されるパターンで、8寸や、おでん以外の一品料理も付いています。

量的には、2000円コースで十分と思われましたが、最初で最後と言う同伴者達の希望で3000円コースをお願いしました。

アルコールは、ビールの他は、当然、まつもと酒造のお酒のみです。
燗、常温、冷のいずれかで供され、1合500円(だったと思います。)
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八寸

塩らっきょう、九条ネギのぬた、赤貝の煮付け、もずく、のどぐろの煮汁で炊いたオカラ
どれも、手間を惜しまず丁寧に作られた事が分かる、そして酒の肴として申し分のない料理です。
こう言う料理を美味しく思えるようになったとは、ヲイラも大人になったものです。
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3種類の焼き貝

秋田のしろ貝、アサリ、??? ゲランドの塩をふりかけて焼いだけと言う”Simple is best”の一皿。
貝の自然な旨みが半端なかったです。
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ウェルカム・スープ

上品で繊細な旨みの極上スープ、松本さんの豪快なキャラからは想像できない繊細な味わい。
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煮シイタケ
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おでん

<大根&竹輪>
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<ソーセージのレタス包み>
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<鶏のセセリ>
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<スッポン(差し入れ)>
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<タコ>
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<鱧天&ふぐ>
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<とうもろこし&ヒイカ>
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<モッツェレラチーズと餅が入いった松本さん曰く、”モッチャレラの巾着”>
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<鱈、コンニャク、練り物、ふぐ再び・・・・。>
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てな具合で、食べ切れない程、出て来ます。(全部、食べましたけど・・・・)
モロヘイヤ? 
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からすみ
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スッポンの雑炊&梅干
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まつもと酒造のお酒は、すっきりしていて、優しく、癖がなく、とてもピュアな味わい。
どんな料理とも相性が良さそうで、ワインで言うところの、サシャーニュ・モンラッシェのような存在と言ったら良いのかと・・・。
そして、飲み疲れ、飲み飽きしないお酒なので、ぐびぐび行っちゃって、困るお酒です、笑。
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そして、松本さんが作るおでんは、自分が知っている一般的なおでんとは、少々、次元の異なる料理と言う感じがします。
タネも、普段、おでんに使われないような素材が色々使われていますし、なんと言っても、その特徴は、旨い出汁にあります。
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カウンター越しに設置された、おでんを煮込むスープは2種類用意されており、1つは、松本さん曰く、シングルモルトスープ、もう1つは、ブレンデッドスープです。
前者は、事前に味の下ごしらえを施したタネ等を、お客に出す直前に、短時間、さっとくぐらす程度に使うスープで、他のタネの味が浸みこんでいないピュアなスープ。
後者は、ある程度、煮込むタネ用で、色々なタネの旨みを吸っているスープ。
この2種類のスープを使い分けています。
そして、どちらのスープも、スープの入った容器は、直接、火に掛けず、湯を張った別の容器に浮かべて加熱すると言う遣り方がとられています。
このスープの美味しさは、スープだけで、お酒が飲める感じです。
おでんは、懐石風に、1種類ずつ、お椀に入れて供されますが、美味しいので、その度に、スープを全部飲み干してしまいます。
そのせいで、胃の中でアルコールが薄まるのか、翌日、二日酔いが全くありません。
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松本さんは、一見、頑固で厳しそうに見えますし、一般的な尺度では到底計り切れない強烈な個性をお持ちの方なので、好き嫌いが、はっきり分かれる店だと思います。
一昔前の自分だったら、苦手なタイプの店だったかも知れません。
しかし、今の自分には、此方のお酒も、料理も、ご主人もとても素晴らしく思えます。
松本さんは、こう見えて、実は、話好き(マシンガントーク炸裂!)で、優しくて、とてもチャーミングな方です。
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3000円のコースとビール、日本酒を散々飲んで、お会計は1人、4000円。
利益を出す気が全くありません。
やっぱり、変わった店です。
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それにしても、松本酒造の御曹司が、何故、居酒屋をやっているのか?
 しかも何故、希望が丘なのか?
そして、何故、こんなに安い価格設定にしているのか?
疑問は尽きません。
その謎を探るべく、閉店前に、もう一度、伺いたく、10月に予約を入れて帰りました。
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P.S.
9月下旬、2泊3日で京都に行って来たんですが、最終日に、伏見まで足を延ばし、松本酒造の醸造所を見て来ました。
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歴史を感じる気品と風格を備えた(松本氏のキャラとは異なる、笑)美しい醸造所でした。
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これが醸造所正面玄関の門に貼られたプレート。
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この広大な敷地敷地全てが松本酒造の敷地です。
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澤屋まつもと 酒道場
横浜市旭区東希望ヶ丘97-17
090-9973-9783
18:00~21:00(L.O.)
定休日 日曜・祝日
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by kansukenator1 | 2014-09-13 17:49 | 和食 | Comments(0)

日本酒が好きになりそう!それがし恵比寿店@恵比寿

豊富な日本酒のラインナップと日本酒に合う質の高い料理が戴ける事で人気の「酒場それがし」、「鶏料理それがし」。
その姉妹店が恵比寿にオープンしたと言うので覗いて来ました。
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3店の中のどこに行こうかと迷いましたが、お酒の店、鶏料理の店と言うイメージの五反田の2店に比べ、恵比寿店は間口が広く、使いやすそうだったので、ここに決めました。
場所はJR恵比寿駅西口から渋谷方面に5分程歩いたビルの1階。
駅前の商店街を抜けて、恵比寿西一丁目交差点の五叉路を直進すると右手にガラス張りの店舗が見えてきます。
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オープンと同時の17:00にお店に到着すると、入口のドアは開け放たれており、外から店内の様子が全て見える開放的な雰囲気。
店内はシンプルな木製のテーブル席がフラットに並んでおり、日本酒を中心とした居酒屋のイメージとはちょっと異なり、カフェのような雰囲気。
BGMも全編ロックとブルースで貫かれており、これも居酒屋のイメージと異なります。
この日のメンバーは昔のバンド仲間だったので、皆、このBGMに笑顔。
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席に通されると、一応3時間迄と言う時間制限がある事を告げられました。
充実した日本酒が売りの店と言えども、まずは生ビールで乾杯です。
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ビールと一緒に「しじみ味噌汁」が運ばれました。
日本酒の店なので、肝臓に良い「しじみ」をどうぞ!と言う事なのでしょうか?
なかなか気が利いています。
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先ずは、刺身の盛り合わせ、三代目のポテトサラダ、牛すじ煮込み、特製メンチカツで腹ごしらえ。

刺身盛り合わせ(1300円)×3

内容は、きびれ、天然インドマグロ、ヤリイカ、鰯、ヒラメ、鯛の昆布締め。
きびれ」ってっ耳にしたのも、食べたのも初めてです。
この内容で、1人前1,300円って驚異!
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三代目のポテトサラダ(600円)

半熟卵を崩して食べます。素朴で優しい味わい。
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牛すじ煮込み(750円)

肉が柔らかく、甘めのしっかりした味付け。
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特製メンチカツ(800円)

もともとメンチ好きな自分ですが、ここのメンチ、ジューシーで甘味と酸味が効いた独特の味付けで美味。
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お腹が落ち着いたところで、日本酒に移ります。
と言っても、日本酒の知識が乏しい我々。何を選べば良いのか分かりません。
ところが、こちらには、こんな強い味方が用意されていました。
それは、このように、20種類程の日本酒の銘柄が、X軸(燗向き⇔冷向き)、Y軸(重い⇔軽い)の散布図にプロットされたものです。
これを見ながら店員さんと相談しながら銘柄選びを進めていきました。
日本酒は、どれも500円~600円と良心的な価格設定。
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まずは、散布図の中心に位置付けられ、此方の店名にもなっている「それがし(福島)」を戴きます。
口当たりの良い、とても飲みやすいお酒でした。
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続いて戴いたのは、中心点から、「やや重め、やや冷向き」の紀土(和歌山)を・・・。
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次は、店員さんのお薦めに従い、燗に行っちゃいました。
銘柄は、「やや軽め、結構燗向き」の鯉川(山形)と、「そこそこ重め、結構燗向き」の竹鶴(広島)を飲み比べ。
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温燗で戴いた鯉川は飲みやすく美味しく感じましたが、熱燗で戴いた竹鶴は、おっさんが居酒屋で呑んでる熱燗の香りと味がして、ちょっと苦手でした。
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次は、鯉川と竹鶴の中間に鎮座している「やや重め、そこそこ燗向き」のるみ子の酒(三重)
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〆は、爽やか系の味わいを求めて、「やや軽め、かなり冷向き」の風の森(奈良)と、店一番人気と言う「やや重め、かなり冷向き」の新政(秋田)を戴きました。
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風の森はとてもフルーティー、新政も美味しかったです。
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この日、戴いた7銘柄は、キツイ熟成酒の「竹鶴」以外は、どれも美味しく感じました。
その中で、一番美味しく感じたのは、「それがし」と温燗で戴いた「鯉川」でしょうか・・・。
日本酒をこんな形で呑んだのは初めてでしたが、どうやら自分の好みは、やや軽めの爽やか系のお酒のようです。

日本酒は、これらを肴に戴きました。
日本酒の呑み比べには、ド真ん中の肴です。

酒菜の盛り合わせ(1,400円)

いぶりがっこ、へしこ、山ウニ豆腐、燻製明太、エシャロット
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干物の盛り合わせ(1,000円)+500円

シシャモ、うるめいわし、姫貝(アオヤギ)、ホタルイカ、タタミイワシ、
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その他の料理も皆、美味しかったです。
〆に鯛の棒寿司を食べるつもりだったのですが、お腹が一杯になっしまい、断念。
次回のお楽しみとしておきます。
居心地も良く、お酒も、料理も美味しく、価格も良心的で、とても良いお店でした。
ご馳走様でした。
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それがし 恵比寿店
渋谷区恵比寿西2-3-11 1F
03-6416-3981
17:00~24:00
無休
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by kansukenator1 | 2014-08-22 23:30 | 和食 | Comments(0)

地域に溶け込んだ食堂のような鰻屋さん!川万@平塚

JR平塚駅北口から徒歩3分程のアーケード街(旧国道一号線沿い)に店を構える創業80余年を誇る老舗の鰻屋さん。
歴史と立地のせいでしょうか?平塚では一番有名な鰻屋さんらしいです。
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店頭では、テイクアウト用の蒲焼を販売しており、客足が途絶えません。
店内も1階だけかと思ったら、2階、3階、4階まである大型店のようです。
12時ちょっと前に伺いましたが、そんな大型店が満席と言うから驚きです。
その最後の一席に、我々が滑り込めたようでラッキーでした。
いつも、こんなに混んでいるのか?この日がたまたまなのか分かりませんが・・・。
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店の雰囲気は昭和の香りがぷんぷん。
このガラスの鏡のキリンビールの文字が歴史を感じますねぇ・・・。
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料理のMENUを見ていたら、店員さんから、「明日は土用の丑の日なので、料理は漬物と鳥の照り焼きしか出来ません」と言われました。
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土用の丑の日は明日なのに、今日の料理の注文と何が関係あるんだろうか?と思いましたが、今から明日の仕込みをやっているから忙しいと言う事なんでしょうね。
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鰻は、うな丼(1380円)、鰻重・・・梅(1750円)、竹(2300円)、松(3150円)とリーズナブル。
(全てに漬物と肝吸いが付いています。)
鰻は全て国産鰻を使用、これを紀州備長炭で焼き上げているとの事。
隣のお客さんがスタッフの方に質問していましたが、梅竹松の価格の差は鰻の量の違いだそうです。
肝焼き420円×2、鰻重松3150円×2、ビール大瓶670円×1をお願いしました。
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肝焼き

肝焼きは、炭火の香ばしさ、肝のほろ苦さ、タレの旨みが良い感じに1つになった大人の味で、なかなか美味しかったですが、1本420円はちょっと高い気も・・・。
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鰻重(松)

蓋を開けた時の第一印象は、鰻の身が細くて小さいなっ!と思った事。
ただ、食べてみると、皮は炭火でかりっと焼けており、身もふっくらと仕上がっており、タレも甘さを抑えた美味しいタレで、全体的にまずまずの美味しさかな!と言う印象。
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ただ、鰻に若干の臭みを感じた事と、小骨の取り残しが結構あって口に残ってしまった点、それとタレの量が多過ぎてご飯がタレを吸い過ぎて辛くなってしまった点が気になりました。

それから、我々の席には、オーダーしてから鰻重が運ばれるまで30分程要しましたが、我々より後に入店したお客さんのテーブルには、オーダーしてから10分程と凄いスピードで鰻重が運ばれていました。
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此方では、注文を受けてから、捌き、蒸し、焼きの工程を行うのではなく、事前にある程度作り置きしておいて、注文を受けた時点で最終仕上げだけを行うプロセスになっているようです。
たまたま、我々の注文時には、作り置きが切れていて、一から作った為に時間が掛かったのかも・・。
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良し悪しではなく、此方は鰻道を追及するタイプの店ではなく、地元の生活に溶け込んだアットホームな食堂のような鰻屋さんでした。
ちなみに、駐車場は、店の近くの三井リパークで駐車証明書を出せば1時間の駐車券が貰えます。
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川万
平塚市明石町9-1
0463-21-0633
11:00~13:30
16:00~19:30
定休日 水曜
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by kansukenator1 | 2014-07-29 23:21 | 和食 | Comments(0)

蕎麦の名店を居酒屋使い!猪口屋@茅ヶ崎

神楽坂の名店「蕎楽亭」で修行した方が、独立して、4年程前に茅ケ崎にオープンしたお蕎麦屋さんです。
当初は茅ヶ崎の西端にある柳島と言うローカルな場所に店を構えていましたが、昨年秋に、現在の一中前に移転。
オープン当初から評判が高く、柳島当時から一度伺ってみたいと思っていましたが、この日、やっと初訪問を果たす事が出来ました。
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新しいお店は、茅ヶ崎第一中学のまん前で、以前、和菓子屋の「冨士美」があった場所。
中を改装して使用しているようです。
一中通りでも、海岸寄りの場所なので、駅南口から歩くにはかなり遠いですが、店の裏に3台分、店のすぐ傍に4台分の駐車場が用意されています。
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最初の訪問と言う事で、ランチで様子見するか、夜に伺うか迷いましたが、此方は蕎麦以外の料理も充実しているようなので、夜の部の開店時間と同時の18:00に予約を入れて伺って来ました。
我々が一番乗りでしたが、ほぼ同時に店を訪れた方が断られていたので、夜の部は、開店前に全て予約で埋まっていると言う事ですね。
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店内は広過ぎず、狭過ぎず、程良い広さ。
奥行きのあるコの字型の白木のカウンター席を中心に、窓に面してテーブル席が3つ程ありますが、カウンター席とテーブル席の間もゆったりしたスペースが確保されているので、開放感があります。
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カウンター席の一番奥の席に案内されました。
隅の席なので、落ち着いて食事が出来るし、料理しているご主人やスタッフの動きをま近で見る事も出来るなかなか良い席です。
奥行きがあるので、カウンターでも全く狭さを感じません。
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生ビールで喉を潤しながらMENUをチェック。
どう言う流れで攻めようかと、暫し検討。
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ちょっと食べ過ぎの気もしましたが、出汁巻き玉子、馬刺し、鯛の昆布〆、天麩羅盛合わせで呑んで、蕎麦・うどんの相盛りで〆る作戦で行く事に決定。
トウモロコシ天麩羅、ハマグリ天麩羅にも惹かれましたが、天麩羅盛合わせに入っている可能性もあるので、結果を見て追加オーダーする事に・・・。
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お通し(茶碗蒸し)200円

優しい出汁が効いた小さな茶碗蒸し。
具はなく、梅がトッピング。お通しのレベルを超えた味わいです。
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出汁巻き玉子(700円

火が通り過ぎず、かと言ってトロトロ過ぎない絶妙な弾力感で、上品な出汁がじゅわ~と浸みた甘さを抑えた大人の味。
伊勢原の寿雀卵を使用と書かれていました。
お弟子さんが焼いた100円安い「でし巻き玉子」と言う洒落の効いたMENUもありましたが、これは次回と言う事に・・・。
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馬刺し(900円)

会津産の馬刺しで、珍しい赤身肉の馬刺しでした。
癖がなく肉質は柔らか、ニンニク味噌が良く合います。
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この辺りで、焼酎(やまねこ)に切り替えて・・・。
焼酎は、グラスと一合(850円)の選択肢があります。
一合をオーダーしたら、こんなお洒落ないでたちで現れました。
何か良い雰囲気!
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鯛の昆布〆(650円)

自分がイメージしていた鯛の昆布〆とは全く別物でした。
鯛に上品な出汁をかけた冷汁のような一品でした。
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天麩羅盛合わせ(2000円)

内容は、才巻き海老×3、アナゴ×2、舞茸、カボチャ、ズッキーニ、シシトウと充実の内容。
素材は新鮮、衣は薄く、軽やかでサクサク食感の天麩羅は、ちょっとした天麩羅屋で戴くレベルに近く、旨々!
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そして、天麩羅のタレがとても美味しくて、普段は塩で食べる事が多い自分ですが、この日は殆どのタネをタレで戴きました。
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最後は日本酒で・・・。
名前の美しさに惹かれて、「花陽浴(はなあび)」(810円)と言うお酒をオーダー。
日本酒も、焼酎同様、グラス仕様と一合仕様の選択肢があり、勿論一合で・・・。
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トウモロコシ天麩羅(600円)

天麩羅盛合わせに入っていなかったので、追加オーダー。
絶対美味いと思って注文しましたが、想像通り、甘っくて、瑞々しくて、超美味でした。
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ハマグリ天麩羅(740円)

大好物のハマグリ、美味しいに決まっています。
殻のまま揚げているので、注意して食べないと焼けどします。
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鴨汁蕎麦・うどん相盛り(1400円)

刻み鴨と茄子がたっぷり入ったつけ汁。 
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この鴨汁蕎麦、美味しいです。
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蕎麦・うどん相盛り(1000円)

つけ汁は、蕎麦用とうどん用で別々に用意されます。
蕎麦用のつけ汁は、甘さを排したきりっとした辛口で好みの味です。
うどん用は、やや薄口。
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蕎麦は挽きぐるみで黒味掛かっていますが、アクはなく、すっきりした味わいの蕎麦でした。
香りはあまり感じられませんでしたが、喉越し、コシ、旨みはバッチリで美味しく戴きました。
(正直、蕎麦の味を語る程の舌は持っていないのですが、自分の備忘録として書き留めました)
そして十割蕎麦なのに、ぼそぼそ感が全くない。
ご主人に玄蕎麦の産地を尋ねたところ、山形産との事でした。
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そして、うどんの方はと言いいますと、細めで稲庭うどんのよう。 
こちらもコシがあり、喉越しも良く、とても美味しかったです。
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そして、蕎麦湯ですが、蕎麦だけの茹で汁で、これほどのトロトロ感が出るか?
うどんの茹で汁も加えているのか?と思う程の白濁感でした。
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4年越しの願いが叶った初訪問の店でしたが、蕎麦・うどんの美味しさは言うまでも無く、酒の肴も充実しており、店の設え、使われている器類のセンスの良さ等、さすが、評判に違わぬ名店でした。
そして、凛とした気品を保ちながらも、住宅街のお蕎麦屋らしい親しみやすさも併せ持ったバランスの良いお店で、自分としては完全にツボでした。
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余談ですが、お店に伺う少し前に、同じ一中通りにある「スポーティフ」に寄ったら、店の前の横断歩道で徳光アナが自転車で信号待ちしていました。
どうでも良い話ですみません。
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蕎房 猪口屋 (チョコヤ)
茅ヶ崎市東海岸南6-3-18
0467-55-9688
[木~月]
11:30~14:30
18:00~21:30
[火]昼11:30~14:30
定休日火曜夜、水曜日(ですが、第2&第4火曜の昼は営業)
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by kansukenator1 | 2014-07-19 15:52 | 和食 | Comments(0)

アーティスティックな若きご主人が営む拘りの焼き鳥屋さん!醉蓮火@厚木

友人から厚木に面白い焼き鳥屋さんがあると聞いて行って来ました。
美大生のようなアーティスティックな若きご夫婦が営む手作り感溢れるカフェのような焼き鳥屋さんです。
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場所は市の中心部から、やや奥に入った愛名と言う山や緑が豊かな住宅地の一角。
最寄駅の小田急線本厚木駅からタクシーで15分くらいと言う事で、ちょっと気軽に行ける場所ではないかも知れません。
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カーナビに導かれて辿り着いた場所には、緑の樹木に囲まれたお洒落なログハウス風の建物が建っていました。
「やきとり 醉蓮火」の看板がなければ、ここが目的地の焼き鳥屋だとは分からなかったと思います。
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しかし、さすがに郊外の焼き鳥屋さんと言う事で、飲み屋だと言うのに、店の前にも奥にも、ばっちり駐車場が完備されています。(笑)
車で来て、代行タクシーで帰るお客さんが多いらしいです。
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中に入ると、店内は外から見た印象よりも広く、内装も再生・リペア材を多く使用した木の温もり溢れる空間となっており、天井も吹き抜けになっている等、開放感があり、なかなか良いじゃん!と言う雰囲気。
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厨房を曲線で囲むようにレイアウトされた楕円形のカウンター席を中心に、奥の壁際にはテーブル席、更にガラス窓から見える中庭にはテラス席も併設されています。
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壁にはポップな絵が飾られ、吹き抜けの天井には大きな羽根のシーリングファンが回っており、使われている器、BGMを含め、至るところに拘りが感じられます。
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昼間はオーガニック素材を使用した自然食やスウィーツなんかを提供するカフェとして営業しても似合いそうです。
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なんか、軽井沢に焼き鳥屋をオープンさせようと言う企画があったとしたら、こんな感じの店になるんじゃない?って言う造りのお店です。
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スタッフは、皆さん、若くて、明るく、爽やかで、とても気持ち良いサービスをしてくれます。
初め、焼きを担当されている方が、ご主人かと思っていましたが、そうではなく、さっきから庭で黙々と造園作業のような事をやっている金髪の男性がご主人でした。
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そのご主人が、此方のお店をオープンさせたのは2年前。
そして、ご主人のご実家は酒屋さん。
下北沢の焼き鳥店で修業を積んだ後、満を持して、実家に近いこの場所に、自身の夢を詰め込んだこの店をオープンしたと言う事なんでしょうね。
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焼鳥に行く前に、枝豆、おぼろ豆腐、シーザーサラダなんぞで、生ビールをぐびっ!
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枝豆の焦げた色が見るからに美味しそう。
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カラを捨てる器も可愛いです。
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そして、実家が酒屋さんと言う事で、入手困難と言われる日本酒や焼酎の銘柄も仕入れがあれば店頭に並ぶと言う点も此方の魅力です。
現に、この日も、ラッキーな事に森伊蔵、魔王、村田の3Mのうち、森伊蔵村田があると言う事で、勿論、両方とも戴きました。
しかも、お値段は、他の銘柄と一律の680円と言う事で驚きです。
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そのご主人が何より拘りを持っているのは、建物や内装ではなく、焼き鳥である事は言う迄もありません。
焼き鳥の種類は実に豊富で、1回の訪問では、とても全種類制覇する事は難しそう。
珍しい希少部位も多く、名前を見ただけではイメージが沸かないものもありますが、きちんと説明が添えられているのでご安心です。
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この日、戴いた焼き鳥は、特選白レバー、はつ、そろばん、はらみ、ねぎま、つくね、ソリレース、手羽、皮(サービス)等・・・。
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身が柔らかく、ジューシーで臭みがなく、とても食べやすい美味しい鳥でした。
どう言う鳥を使っているのか尋ねたところ、「国産銘柄鶏」と言う分類に属する鳥で、産地とかは、特定せずに仕入れているとの事でした。
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地鶏を扱うと、どうしても価格設定が高くなってしまう為、リーズナブルで美味しい「国産銘柄鳥」を使っているそうです。
確かに地鶏のような際立った個性はありませんが、どの部位も癖がなく、とても食べやすい美味しい鳥でした。
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〆は、鳥の出汁で炊いた雑炊と迷いましたが、「焼きおにぎりの濃厚鶏ガラスープがけ」をチョイス。
焼きおにぎりのカリとした食感と濃厚なスープのコラボが、なかなかイケテマシタ。
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此方は、ご主人だけでなく、スタッフ全員が、この店を盛り上げて行こうと頑張っている雰囲気が伝わって来て、お客としても応援したい気持ちになります。
場所は不便ですが、それを乗り越え、ファンを増やして、店を盛り上げていって欲しいです。
日曜は、午後3時くらいから営業しているらしいので、テラス席でバーベキュー気分を楽しむのも良さそうですね。
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醉蓮火 愛名本店 (Suirenka)
厚木市愛名401-1
046-280-4355
17:00~24:00(L.O)
 不定休(要問い合わせ)
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by kansukenator1 | 2014-07-12 12:49 | 和食 | Comments(0)

シャビーなショッピングセンターの中に佇む驚きの名店!華ぶさ@広島

前回の広島出張は昨年の12月。
それも、よりによって24日、Xmasイブの日でした。
夜は仕事関係者との宴席がセッティングされており、我が人生最低?とも言えるイブの夜を過ごしましたっけね・・・。(笑)
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あれから半年ぶりの広島です。
広島では、過去、「くにさだ」、「とみ助」と言ういずれ劣らぬ名店で、素晴らしい海の幸を味あわせて戴きましたが、ヲイラが広島で一番伺ってみたかったのは、実は、この「華ぶさ」さんだったんです。
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過去2回は、いずれも時間がなく、中心街から離れた場所にある「華ぶさ」さんに伺うのは時間的に無理でした。
それだけに、今回はとても楽しみにしていました。
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6:30に予約し、広島駅から路面電車(紙屋町東電停前下車)とアストラムライン(県庁前駅 → 城北駅下車)を乗り継いでお店に向かいました。
そしてお店は、城北駅から広島城のある方向に歩く事5分程の場所に建つローカルなショッピングセンターの中にありました。
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「広島で一番美味しい魚介が食べられる店」と言われるお店が、こんなところ(失礼!)にあると誰が思うでしょうか?と言う驚きと共に、店の暖簾を潜ります。
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カウンター席が7席、小あがりにテーブルが2つ(8席)程の小さなお店ですが、常連さんっぽいお客さんでカウンター席は全て埋まっていました。
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皆さん、素敵な笑顔で食事を楽しんでおられ、地元の人達に愛されている店である事がうかがえました。
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ガラスのショーケースには、大きな甘鯛、これまた立派な車海老、岩牡蠣、ハマグリ等・・・。
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新鮮で美味しそうなネタが整然と並べられており、期待が高まります。
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種類豊富なMENUの中から、この日、戴いたのはこれらの料理。
まあ、2人でよく食べました。
滅多に来れないと思うと、多少、お腹が苦しくても無理しちゃうんですよね、いつも。
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小いわし(お通し)
刺身盛合わせ(不明)
貝柱のかき揚げ(2個:1200円)
のどぐろ生干し(半身:1200円)
さつま揚げ(2個:800円)
サワラの白子焼き(2個:1000円)
太刀魚の南蛮漬け(500円)
天然焼きハマグリ(1個:1800円)
あなご寿司(1800円)
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小いわし(お通し)

広島と言えば小イワシ。
これが新鮮でメチャ旨!
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刺身盛合わせ

刺身を注文すると、どでかい本ワサビが1本、どーんとテーブルに置かれました。
周りを見ると、各客に1本ずつ置かれており、その豪快さと言うか太っ腹ぶりにビックリ。
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盛合わせの内訳は、山口県産赤ウニ、トロ、鱧(梅肉)、イサキ、カレイ、タイラギ、夜泣貝、水イカ、タコの全9種。
そして、この9種が全て、鮮度、味わい共に素晴らしく、この時点で、此方が評判に偽りなしの名店である事を実感。
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中でも、飛び切り美味しかったのがイサキ。
もともとイサキは好きな魚ですが、この日、戴いたイサキは甘み、旨み共、感動ものでした。
また、ウニ信奉者ではない自分ですが、赤ウニも素晴らしく美味しかったですし、香ばしく炙った鱧も豊かな味わいでした。
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ところで、広島名産の魚介と言えば、牡蠣、穴子、小いわし、夜泣貝・・・。
この中で、未だに縁がないのが夜泣貝。
「くにさだ」でも、「とみ助」でも、伺った当日は、生憎仕入がなく、未だに未体験。
その夜泣貝が刺身の盛合わせに入っており、思わずガッツポーズ!
これが初めて見る夜泣貝の姿。
やっと巡りあった夜泣貝は、甘みが非常に強く、こりこりとした食感で、貝好きのヲイラとしては一発でファンになりました。
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そして、面白かったのは、添えられたの大根の妻が、普通の千切りではなく、乱切り?だった事。
初めは、これが大根だと分かりませんでいたが、この方が大根を美味しく味わえて正解だと思いました。

此方は、「カレイの縁側の握り」
注文した覚えがなかったので間違えかと思いましたが、刺身盛合わせに付くのだそうです。
カレイの肝、ネギ、紅葉おろしがトッピング。
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貝柱のかき揚げ
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のどぐろ生干し(半身)

のどぐろは、旨みをより凝縮させる為でしょうか?、当日の朝、干したものを焼くのだそうです。
身は脂が乗り乗りなのですが、しつこくなく上品で繊細な味わいは、さすがです。
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さつま揚げ

勿論、自家製。
アコウ、イカゲソ、タチウオ等で作るとの事。
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サワラの白子焼き

サワラの白子って、初めて食べましたが、表面の皮の部分に独特の旨みがあって、とても美味でした。
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太刀魚の南蛮漬け
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天然焼きはまぐり

ガラスのショーケースに並ぶ10cm近くはありうそうな大きなハマグリが気になっていました。
お品書きを見ると、1800円と書かれていたので、何個付くんですか?と尋ねたところ1個と言う事でビックリ。
「高いですね!」と大将に言ったら、日本一の清流高瀬川河口だけで獲れる天然ハマグリだそうで、仕入れが900円もすると言う事。

それじゃ仕方ないと納得。
東京じゃ、なかなか食べられるものではないので、思い切ってオーダー。
1個を半分に切ってもらい2人で食べました。
身が締まっていて味が凄く濃くて食べ応え十分。
美味しいに決まっているけど、1000円くらいで食べられたら嬉しいんですけどね・・・。
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あなご寿司

太刀魚の炙り寿司も食べたかったのですが、生憎、この日はないと言う事で、あなご寿司だけオーダー。
身が柔らかくてふわふわの煮あなごに大葉を添えて海苔で巻いたお寿司。
穴子の旨さは言うまでもありませんが、海苔がとても美味しいので尋ねると、有明の海苔で、一般の寿司店で使用される海苔の2倍くらいする価格の海苔だそうです。
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此方は、料理が素晴らしいのは勿論ですが、日本酒、焼酎の品揃えも充実しています。(ヲイラはあまり詳しくないのですが・・・)
そして、この日、焼酎はロックでお願いしたのですが、運ばれた焼酎は水割りと間違えたのではないか?と思う程、グラスに並々を注がれており、ダブルを超えてトリプルほどの量と言う太っ腹ぶり。
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更に驚いたのは、村尾が450円と言う値付け。
これに対して、大将曰く、「自分の技や手間が掛かっていないアルコール類で利益を取ったら申し訳ないから・・・」との事。
大将、格好良い!
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上記の料理に、2人で生ビール×4、焼酎×4(川越、太古屋久島、村尾、他)、日本酒×2(東洋美人、他)を戴いて、約25000円。
決して安いとは言えませんが、料理の質を考えれば、十分納得と言うか、大満足です。
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場所は住宅街にあるチープなショッピングセンターの中と言う地味なロケーションながら、ネタは広島周辺の地ものを中心に、大将の厳しいおめがねに適った極上品だけを使用する拘り。
魚の種類や料理方法によって、素材を寝かせる時間、血抜きの方法を変える等の手間暇を惜しまない丁寧な仕事ぶり。
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焼酎や日本酒の品揃え。
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そして、一見、気難しい職人気質の人かと思ったら、全く逆で、人が良く、気さくに色んな話をしてくれる大将のお人柄。
居心地の良い楽しい雰囲気の中で、極上の海の幸を戴き、幸せな時間を過ごさせて戴きました。
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華ぶさ (はなぶさ)
広島市中区基町19-2-435 基町ショッピングセンター
 082-223-2919
 17:00~22:30
定休日 月曜日
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by kansukenator1 | 2014-06-23 23:20 | 和食 | Comments(0)

田んぼの中にある癒しのお蕎麦屋さん!かくれ庵@出雲

出雲空港、宍道湖に近い斐川平野の田んぼと畑の中にある手打ち蕎麦の店。
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と言っても、あたりはとてつもなく広い田園地帯。
そこに農家がぽつりぽつりと点在していますが、お蕎麦屋らしき建物はどこにも見当たりません。
事前に場所を知っていなければ、この店に辿り着くのは至難の業だと思います。
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この看板がなければ、この民家が、目的のお蕎麦屋さんだとは分からず、通り過ぎてしまうでしょう。
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それも、その筈、自宅の離れを改装して、店舗としているのですから・・・。
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そして、此方の店はちょっと変わっていまして、ご主人は30年続いた土木会社の2代目社長から転身して、この店をオープンしたとの事。
ご主人が蕎麦打ち、奥様が茹で&ツユ担当の二人三脚で営まれているそうです。
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玄関から廊下を歩いた奥にある20畳ほどの広い座敷が店舗となっています。
物音1つ聞こえて来ない静寂の世界。
時間が止まっているような錯覚に陥ります。
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座敷からは、目の前一面に、広大な田んぼと畑が広がり、遠くには山々も見えます。
お蕎麦屋さんに来ていると言うよりは、田舎のお爺ちゃん、お婆ちゃんの家に来ているような雰囲気で、何とも癒されます。
(残念ながら、自分には、そう言う田舎がないのですが・・・)
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戴いた割り個蕎麦は、3枚で600円。
3枚では足りないと思い5枚(1000円)でお願いしましたが、4枚くらいが大人の男性で調度良い量かも知れません。
MENUは、割子蕎麦の他に、ざるうどん(600円)、釜揚げ蕎麦/うどん(600円)等がありました。
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蕎麦は、わりと太めで、ほんのり甘く、つなぎの量は少なめの感じ。
ツユは、かつおと昆布の風味がする甘めのツユ。
店の佇まい同様、素朴でほのぼのとした味わいの蕎麦でした。
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此方は、お蕎麦と目の前の景色とセットで成り立っているお蕎麦屋さんです。
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かくれ庵
島根県出雲市斐川町坂田3287
0853-62-5128
11:00~14:00
夜は要予約
定休日毎週木曜日
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by kansukenator1 | 2014-06-22 14:40 | 和食 | Comments(0)