カテゴリ:和食( 95 )

ご主人の強い拘りが感じられる住宅街の上品系鰻店!うな平@鵠沼海岸

以前から行きたい店リストに乗せていながら、営業時間が午前/午後それぞれ2時間限定とか、店への到着時刻を執拗に確認される等で、勝手に、気難しい店のイメージを抱いてしまい、訪問の機会が後回しになっていたこちら、「うな平」さん。
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急に思い付き、駄目もとで当日の朝、9時頃に電話してみたところ、「昼ならば、ちょうど1件キャンセルが出たのでOK!」との返答。
もともと昼に伺おうと思っていたので、ラッキー!とばかり初訪を果たして参りました。
ちなみに、昼の営業時刻は12時からですが、自宅と店舗が一体化しているので、予約の電話は何時(早朝)に掛けてもOKだそうです。

そして、こちら、予約時にうな重の種類と価格を告げられ、オーダーを済ませるシステム。
内容は、上特上うな重(4300円)、上うな重(3700円)、中うな重(2900円)、肝吸(200円)
真ん中の、上うな重×2、と肝吸×2をお願いしました。
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こちらでは、出来立てを食べて貰えるようにと、お客の入店時刻から逆算して、ご飯を炊き、鰻を調理するので、予約時刻10分前までに入店するように念を押されます。
これを「うざい!」と思ってはいけません。
これは、一番美味しい状態で食べて貰えるようにとの、お店からの愛情の証と理解しなければなりません。
そして、「ナビをちゃんと入れて来て下さいね!場所はちょっと分かり難いけど、ナビを入れて来れば、辿り着けなかったお客さんは1人もいないから大丈夫!」とおかみさん。
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その分かり難い場所とは、最寄り駅の鵠沼海岸駅から歩いたら20分前後は掛かると思われる住宅街の中。
住宅街の隠れ家レストランとか言っても、結構分かり易い場所にあったりしますが、こちらは、土地勘のない人にとっては、かなり分かり難いと思います。
車道を降り、車が擦れ違えないような住宅街の細い道をどんどん奥に進み、「こんなところに本当にあるの?」と思った時に、店の看板が見えました。
確かに、カーナビがなかったら辿り着くのが難しかったと思います。
ただ、道程は複雑ではないので、1度知ってしまえば、次に迷う事はないと思います。
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遅れないように余裕を持って出掛けたので予約時刻の20分前に到着。
敷地内にある駐車場に車を留めると、開店前の時間でしたが、おかみさんが外へ出て来て、中へ招き入れてくれました。
駐車場に関しては、完全予約制なので留められなくなる心配はないようです。
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店中に足を踏み入れると、広い土間があり、その左手に、ご主人の仕事ぶりが全て見て取れるオープンキッチンさながらの広い厨房があります。
客席は、小上がり、掘り炬燵の座敷、テーブル席がゆったりと配されており、小上がりは鯉が泳ぐ池を配した中庭の景色を眺めながら食事が出来る造りとなっています。
「どこでもお好きな席にお座り下さい」と言われ、雰囲気的には庭の見える小上がりが良かったのですが、靴を脱ぐのが面倒なので、テーブル席に座りました。
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飲み物の注文を聞かれ、こちらのMENUは鰻重のみで、つまみ類はないと思っていたので、ビールのみを注文。
ビールと共に、ひじきが運ばれました。
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ビールを飲みながら、何気なくMENUを裏返すと、若干ですが、つまみ類もある事が分かり、その中に、「肝の佃煮(540円)」なる魅力的な1品を発見。
既に、ビールがかなりいってしまった後でしたが、慌ててオーダー。
すると、これが目茶美味しい!
新鮮で臭みや嫌な苦味は皆無。
甘さを抑えた上品ながらしっかりした味付けの逸品でした。
そして山椒を塗すと、美味しさは更に倍増!
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程なくして、うな重、肝吸、香の物が登場。
朱塗りの重箱の蓋をあけると、店名の「うな平」の文字と共に、えも言えぬ香ばしい香りが広がります。
そして、ご飯が全く見えないくらい、びっしり敷き詰められた鰻の美しいフォルム。
その色合いは上品で淡く、濃厚でぎとぎとしたタレを纏った鰻とは明らかに異なるルックス。
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味わいも見た目と同様に、甘さを極限まで抑えた上品でさっぱりした薄味のタレと、鰻そのものが持つ美味しさが良い感じでバランスしており、これまで食べ慣れたうな重とは明らかに異なるタイプのものでした。
また、ご飯の炊き方も独特で、お米の芯を残したパスタで言うところのアルデンテ状態で炊き上げており、このご飯がとても美味しい。
そして、これが薄味のタレやふわとろの鰻と実に良く合っていました。 

帰りの車中で、相方は、早川の「友栄」の方が断然美味しい!と言っていましたが、ヲイラは目指す方向性が異なっているように感じられ、比較出来ないと思いました。
確かに、一般的には「友栄」を支持する人の方が多いかも知れませんが、「うな平」の支持者も負けていないと思います。
若者や女性は「友栄」、やや歳のいった男性、なかでも酒飲みは「うな平」なんて構図に分かれるかも知れません。
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この日、我々と、ほぼ同時刻に店を訪れたにも拘わらず、入店出来ずに帰っていった家族連れがいました。
どうやら、予約なしで訪れたようです。
帰り際、ご主人と女将さんと少し会話をする機会があり、「席が一杯空いているのに、何故、入店を断ったのか?」尋ねてみました。

すると、「ご飯を炊く事から、うなぎの調理までの一工程、一工程を全て1人で、一食ずつ全霊を込めて仕事しているので、予定外のお客さんに対応する事が体力的に叶わなくなっているんです。」と言う答えが返ってきました。
どうやら、予約も満席になるまで取っていないようです。
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1959年から営業を続けている老舗のこちら。
高齢により体力が衰えても、調理プロセスには一切手を抜かず、客数を抑える事で乗り切ろうと頑張っているご主人。
いつまでも、ご主人の拘りが詰まった鰻が口に出来ると思ったら、大間違えかも知れません。
気になる方は、是非、早めに訪問したほうが良さそうです。
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うな平
藤沢市辻堂東海岸2-2-8
0466-36-7070
12:00~14:00
17:00~19:00
定休日 水曜、木曜
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by kansukenator1 | 2017-04-22 12:48 | 和食 | Comments(0)

冬の富山出張、寄り道その②!「地魚 地酒 うお清」

2月初め、とある団体の賀詞交歓会で訪れた富山。
そして、その賀詞交歓会が始まる直前の僅か10数分間の隙間を狙って、氷見寒ブリ!の看板を掲げた鮨店に飛び込んだものの、「寒ブリは午前中で売切れました!」
の板さんのつれない言葉に玉砕したヲイラ。
賀詞交歓会の料理には一切手を付けず、2次会のお誘いも振り切り、パーティー終了後は、寒ブリを求め、1人酒場放浪紀に出掛けたのでした。
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目指した先は、駅前のエクセルホテル東急の裏手にある「うお清」さん。
岩瀬漁港で直接買い付ける「セリ人」の権利を持っているご主人が、毎朝、漁港に行き、その日に獲れた最高の魚介をリーズナブルに提供する事で人気を博していると言う居酒屋さんです。
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実は、昨年3月の富山出張時に、富山ならではの美味しい食事処、飲み処を移動中に検索し、琴線に引っ掛かった店なんです。
人気店ですぐに満席になってしまうらしいので、新幹線の中から予約を試みますが、何度電話しても全く繋がらず・・・。
富山駅に到着後、直接店を訪ねましたが、閉じられたシャターに貼られた「社員の研修旅行の為、臨時休業!」の貼り紙を見て、愕然とした居酒屋さんです。
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昨年のリベンジを計るべく、伺ったのは21時ちょっと前。
1階はカウンター席とテーブル席、2階は完全個室の座敷となっているようですが、見る限りほぼ満席。
ちょうど、1階のカウンター席のお客さんが席を立つところで、入替わりで運良く席をゲット出来ました。
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ご主人に、「寒ブリありますか?」と尋ねると、「ありますよ!」の返事に、ほっと一安心。
しかし、ここで魔が差してしまい、痛恨のオーダーミスを仕出かしてしまいました。
寒ブリをターゲットに伺ったはずなのに、「刺身盛合わせ」に寒ブリも含まれていると聞き、色々食べたい!と言う誘惑に負け、盛合わせをオーダーをしてしまったのです。
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この刺身盛合わせ自体は内容(寒ブリ、しめ鯖、ヤリイカ、甘エビ、ひらめ、大トロ、のどぐろ、炙り目鯛)、価格共にとてもお値打ちなものだっのですが、当然、寒ブリは一切れのみ。
寒ブリを求めて来た訳ですから、色々な部位が盛られた寒ブリの単品MENUをオーダーするべきでした。
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しかしこの日の収穫は、「柳ばちめ」と言う「メバル」に煮た姿の魚を知った事。
のど黒の塩焼きをオーダーしたのですが売り切れで、ご主人が個人的に好物だと、お勧め戴いたのが、柳ばちめの煮付けだったのです。
白身で身離れが良く、味わいは繊細ながら上品な脂が乗っていて、とても美味しい魚でした。
一緒に炊かれたネギ、豆腐、しめじ、ナスも、味が染みて最高でしたよ。
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<戴いた料理>

はたはた南蛮漬け(お通し)
刺身盛合せ(1500円)
・・・寒ブリ、しめ鯖、ヤリイカ、甘エビ、ひらめ、大トロ、のどぐろ、炙り目鯛
白えび刺身(1200円)
柳ばちめの煮付け(1800円)

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<戴いた料理>戴いたお酒>

山吹純米酒(750円)
土竜もぐら(700円)

お会計は6800円。
1人で伺ったので、想定よりちょっと高く付いちゃいましたが、複数人で来れば、美味しい海の幸をリーズナブルに戴ける良い居酒屋だと思います。
そして、コチラのご主人がすごく感じの良い方で、1人酒でしたが、とても心地良い時間を過ごさせて戴きました。
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P.S. 

姉妹店の「魚富」さんについて
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昨年、コチラ、「うお清」さんを訪れ、臨時休業だった事について、先ほど触れさせて戴きました。
その時、閉じられたシャッターの傍に店のパンフレットが備えられており、直ぐ近所に「魚富」と言う姉妹店がある事を知ります。
それではと、「魚富」さんを訪ねましたが、コチラも満席。

その際、どこかお勧めのお店を紹介して戴けないか?
とお願いすると、若いご主人は店の名を紹介してくれるだけでなく、自ら、携帯でその店に連絡を取り、入店可能か否か?の確認までしてくれると言うこの上ない親切な対応をして戴きました。

結果は、忙しい中、5~6軒以上も電話して戴きましたが、残念ながら全て満席でした。
そんな、親切な対応をして頂いた「魚富」さんも、是非、今度伺わせて戴きたいと思っています。
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地魚・地酒 うお清
076-432-8811
富山市新富町1-3-9
17:00~24:00定休日日曜日
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by kansukenator1 | 2017-03-24 23:05 | 和食 | Comments(0)

冬の富山出張、寄り道(その①)、滞在時間13分で富山湾の美味を体験?廻転とやま鮨@富山

とある団体の賀詞交歓会の会場であるプレブラン高志会館と言うところを目指して歩いていた時、「とやま鮨」と言う看板が目に入って来ました。
「えっ、とやま鮨と言えば、確か、富山県出身のエコノミスト吉崎達彦氏が推奨していた鮨店じゃなかったっけ?」と不確かな記憶が頭を巡り始めます。
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店の外壁に掛けられた白板に目をやると、”本日のおすすめ”として、氷見ブリ(580円)、氷見ブリトロ(780円)、ノドグロ(980円)、白えび(590円)等、涎が出るような富山ならではのネタが表示されているではありませんか!
「これですよ。これを戴く為に富山までやって来たんですよ!」と店の前で足が止まってしまったヲイラ。
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ノドグロや白えびは過去色々な場面、色々な調理法で戴いておりますが、氷見の寒ブリは未体験。
これを戴く事が今回の出張の何よりの楽しみであった事は言うまでもありません。
勿論、仕事もちゃんとやりますけど・・・。
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しかし、店の扉には「準備中」の札が・・・。
扉を開けて開店時刻を尋ねると、夜の開店時刻は17時からとの事。
問題は時間、賀詞交歓会の開始時刻は17時30分。
開始時刻の10分前くらいには入って欲しいと伝えられていました。
猶予時間は15分くらい、開店と同時に入店し、お目当ての「氷見寒ブリ」、「氷見ブリトロ」をオーダーします。
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しかし、「どちらも午前中で売り切れました」と言う板さんのそっけない返答に、気持ちは一気に地獄に突き落とされます。
売り切れなら、売り切れと表示しろよ!これじゃ、何の為に入ったか意味ないじゃないか!
とぷちっとなりましたが、お茶を出され、お絞りで手を拭いてしまった後で、店を出る訳にも行かず・・・。
戦意喪失するも、せっかく入ったんだからと、時計と睨めっこしながら、富山らしいネタを中心に数皿戴いて来ました。
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戴いたのは以下の5皿。

すずき(390円)
のど黒(980円)
富山白身3種(670円)
本まぐろ3種(780円)
白えび軍艦巻き(590円)
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コチラ、回転寿司と名乗っていますが、鮨は廻っておらず、普通の町場の鮨屋と言う雰囲気。
1階がカウンター、2階が団体客用の座敷となっているようです。
ネタの鮮度も悪くないですし、美味しくない事はないのですが、天然の生簀と称される富山湾の飛び切りのネタを期待していただけに、ちょっと期待値からは遠かったと言う印象でした。
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ただ、面白かったのは「白えびの軍艦巻」が海苔ではなく、おぼろ昆布で巻かれていたところが、北陸らしくて良いアイディアだと思いました。
回転寿司で5皿しか食べなくて、お会計が3700円と言うのは、自分が知っている回転寿司店(東京や神奈川)ではあり得ないですが、富山ならではの高級ネタを戴いたので仕方ないですね。
この後、賀詞交歓会では何も食べず、会終了後、コチラで食べ損なった氷見寒ブリを求めて、酒場放浪紀が始まるのでした。
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P.S. コチラ、冒頭に記述したエコノミストの吉崎達彦氏お勧めの鮨店ではなさそうです。
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廻転とやま鮨 富山駅前店
050-5571-6675(予約専用番号)
076-431-5448(お問い合わせ専用番号)
富山市桜町1-4-9 1F
11:30~22:00(LO21:30)
年中無休
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by kansukenator1 | 2017-03-18 17:50 | 和食 | Comments(0)

ランチはやや中途半端!でも夜は良い感じでした!立ち呑み三ぶん@東銀座

昨年末、この辺りを歩いていた時、杉玉を吊るした小奇麗な店舗の玄関先に沢山の胡蝶蘭が飾られている光景が目に入って来たんです。
何のお店だろう?と近付いてみると、「三ぶん」と書かれた表札が・・・。
そして、胡蝶蘭の鉢植えには「祝・ビブグルマン!」と書かれた札が掛けられていました。
良さそうなお店なので、忘れないようにとスマホで店名を撮っておいて、後でネットで調べたところ、オープンから2年も経っていない立ち呑みの割烹店でした。
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場所は地下鉄東銀座駅から徒歩2分ほどの好立地ながら、大きな看板を出している訳ではないので、歩いていても気付き難いかも知れません。
最初に伺ったのは、それから1ヵ月程経った1月半ばの昼でした。
小さな間口の格子戸を開けると、L字型のカウンター席が12席程の小さな店舗。
しかし、佇まいはお洒落で、シック。
先客は2人連れのサラリーマン1組のみ。
夜は立ち飲みですが、昼は椅子が並べられており、お陰で、座ってゆっくり食べる事が出来ました。
とは言え、店内はかなり狭く、荷物を置く場所も狭く、更に、椅子の後ろを人1人歩くのもギリギリと言ったスペースです。
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昼のMENUは、「昼ご膳(1400円)」と「海鮮丼(1800円)」の2種類と謳われていますが、基本は「昼ご膳」のみで、「海鮮丼」は良いネタが仕入れられた日のみMENUに乗ると言う事でした。
そして、この日、海鮮丼はありませんでしたので、選択肢なしで、「昼ご膳」と相成りました。

<この日の昼ご膳(1400円)>

・刺身(まぐろ3切れ、さわら2切れ)
・焼き物(鰤)
・フキの甘辛煮
・紫蘇の佃煮
・ご飯
・大根の味噌汁

刺身も旨いし、鰤の塩焼きも旨い、ご飯もちょっと固めな炊き加減でこれも旨い。
でも、1400円と言う価格が微妙です。
良い素材を使用している事も分かりますし、場所も銀座だし、これで1400円なら安いじゃない!
と言う人も居るかと思います。
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でも、サラリーマンやOLの毎日のランチ価格としては高めな気がしますし、プチ贅沢なランチをしよう!と言う向きには逆に物足りない!
界隈のイタリアンやビストロには、1000円くらいで、もっと満足感が得られるお店が沢山ありますからね。
あと、サービス業にも拘わらず、全く愛想のない接客スタンスにも改善の余地があるように思いました。
尚、ランチMENUを提供しているのは平日のみで、土日祝日は昼から「立ち呑み割烹」となるそうです。
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<夜編>

昼に伺い、美味しい事は間違いないものの、価格面も含めて、やや中途半端な感が拭えなかった初回訪問時の印象。
と言う訳で、間を置かず、数日後の日曜の夕方に再訪して参りました。
ちなみに、土日祝日は、ランチMENUはなく、昼から「立ち呑み割烹」スタイルで営業されています。

格子戸を開けると、水商売風の女性3人連れの他、若い女性の1人客、ヲイラと同じ1人飲みのオヤジ達でほぼ満席状態でしたが、一番奥に1人分のスペースを空けて頂き、滑り込みセーフ。
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取り敢えずの生ビールを注文すると、「飲む前に食べて下さい」と、小さな器のお粥が供されました。
中にほぐした魚の身が入っていて、これが結構美味しい!
尋ねたところ、「ひらスズキ」のお粥だとか・・・。
悪酔い予防でしょうか?
だといたら気が利いたサービスです。
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グランドMENUのようなものはないようで、お酒も料理も、黒板に書かれている中から選んで注文するスタイル。
日本酒は純米酒を中心に10数種類のお勧め銘柄が用意され、価格はどれも、6勺一律500円。
料理も、300円、500円、600円、700円~1,200円と明朗会計。
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また、黒板には各々の魚の獲れた産地も明記されており、立ち飲み屋と侮れない拘りが感じられます。
一皿の量を少なくして、単価を控えめに設定し、色々な種類の料理を注文し易くしているこのシステムは、食いしん坊にはとても嬉しいシステムです。
「魚は全て天然ものです!」と書かれた貼り紙が目を引きます。
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料理は、珍味、軽めの定番の酒の肴から、刺身、焼き物、揚げ物、鍋もの、更にはステーキ等の肉料理まで実に種類豊富。
刺身は数量限定ですが、「一切れ100円での提供」と言うサービスMENUもありました。
そして、MENUの中には、ふぐ、くえ、すっぽんと言った高級食材の名も連ねられており、何を注文するか目移りしてしまいます。
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この他、この日は、黒板に書かれていないMENUとして、「カマスの塩焼き」、「カマスの押し寿司」、「佐賀県いろは湾の生牡蠣」等々があるとの事でした。
これだけのMENUをバックヤードを含めて3人で切り盛りしているので、カウンターに立っている板さんの顔は終始引きつりっ放しで、やや無愛想!
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ビールを飲み終えたところで、黒板に書かれた日本酒の銘柄に目をやりますが、普段、殆ど日本酒を嗜まない自分には知っている銘柄が1つもありませんでした。汗
ビールで通しても良いところでしたが、コチラは美味しいお酒と美味しい肴の組み合わせを楽しむ為のお店でしょうから、ビールばかり飲んでいるのも無粋。
そこで、注文した料理と相性が良く、且つ個性の異なる銘柄を板さんにチョイスして貰う事に・・・。
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そして、この日、戴いた料理は、この3品。
       ↓
刺身盛合わせ(1200円

内容は、鰤×3切れ、メジマグロ×3切れ、鯛昆布締めの3種類。
醤油は香川県小豆島の「鶴醤」と言う再仕込み醤油。
そして、刺身には、塩、カラシ、ワサビが添えられていました。
白身は煎り酒で、マグロは塩とカラシで食べるのがコチラのお勧めとの事。
要は、「魚は全て天然ものです!」と謳っているように、刺身自体の美味しさを味わって欲しいので、「ワサビ醤油で食べて欲しくない!」と言う事だと思います。
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自信があるだけの事はあり、ブリ、メジマグロは、純粋に魚の旨味が伝わって来る味わいでした。
そして、好物の鯛の昆布締めも美味しく戴きました。
黒板には、メジマグロ、ブリ、真鯛、すみいか、くえ、とらふぐ等の名が連ねられていたので、願わくば1種類あたりの量を少なくしても、4種類くらいの盛合わせにして戴ければ尚良かったです。
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佐賀県いろは島の生牡蠣

黒板には書かれていないMENUの1つで、佐賀県唐津市のいろは島と言うところで育てられた「いろは牡蠣」と言う牡蠣だそうです。
目の前に置かれた器を見た時、1つの牡蠣かと思いましたが、小ぶりの牡蠣が5~6ピース入っていました。
非常に小粒な牡蠣ですが、旨味が凝縮されていて味が濃く、非常に美味しい牡蠣でした。
レモンが添えられていましたが、レモンを絞らずに、そのまま食べてた方が美味しかったです。
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クエの小鍋仕立て(900円)

小鍋仕立ては、クエ、フグ、スッポンの3種類がありましたが、クエをオーダー。
スープは味噌仕立てで、料理場で土鍋で調理し、お椀に移して運ばれました。
クエはアラの部分だと思いますが、ほくほくした歯ごたえで、味が濃く、皮の部分はゼラチン質がたっぷりで、美味しく戴きました。
クエを使った料理は、この他に、唐揚げやムニエル等もありました。
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お酒の方は、この4銘柄戴きました。

●「五橋」純米ひやおろし(山口)
●「萩の鶴」手作り純米酒(宮城県)
●「積善」純米ひやおろしコスモスの花酵母(長野県)
●「来福」宝船特別純米酒(茨城)

飲み比べてみると、香り、口当たり、旨み、酸味など各々個性の違いが分かり、楽しいですね。
結果として、最初にお勧め戴いた”「五橋」純米ひやおろし”と言う山口のお酒が一番気に入りました。
口当たりが優しく軽快。すっきりシャープな味わいで、とても飲みやすく、ぐいぐい進んじゃう感じでした。
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ランチはやや中途半端な印象を受けましたが、夜はなかなか良い感じでした。
1人でぷらっと入って、ちょこっと摘んで軽く飲むも良し、しっかり食べてしっかり飲むも良し!
待ち合わせの時間調整にも便利なお店です。
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ところで、立ち呑み割烹と言って、思い出すのは、勝どき橋の「かねます」
まだ若かりし遠い昔、毎年、年2回、決算発表で東証の兜倶楽部と言うところに行くのですが、夜は幹事証券の方から高級料亭や割烹で接待を受けるのが慣習となっていたと言う今となっては幸せな時代がありました。

そんなある年の事、TOPシークレットの打ち合わせがあるようで、両社の重役様方と、我々、その他大勢が別行動となる事があったんです。
その際に、「立ち飲みなんですが、ちょっと面白い居酒屋があるんですけど、如何ですか?」とお誘い戴き、連れて行って戴いたのが、「かねます」と言う居酒屋(今で言う立ち飲み割烹)だったんです。
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何でも、その店と言うのが、京都の吉兆を破門された方が営んでいるお店で、立ち飲み居酒屋と謳っていますが供される料理は当然、吉兆のレベルで、もともとは築地で働いている職のプロ達をターゲットに立ち上げた店だと言う話も聞きました。
そして、その店をすっかり気に入ってしまった自分は、その後、プライベートでも何度か伺いましたが、今でも続いているとの事で、近々、是非、伺ってみたいです。
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立ち呑み 三ぶん
03-3524-8536
中央区銀座5-13-12 サンビル 1F
[月~金] 昼11:30~12:30(L.O.) 夜16:00~22:00(L.O.)
[土日・祝日] 12:00~20:00(L.O.)
無休
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by kansukenator1 | 2017-02-18 17:32 | 和食 | Comments(0)

楽しく和やかな雰囲気の鮨ランチ!銀座 久兵衛@銀座

「銀座 久兵衛」。
言わずと知れた江戸前鮨の有名店。
「すきやばし次郎」と共に、「食」にさほど興味のない人でも、その名前くらいは知っているでしょう。
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そんな「久兵衛」に初めて伺ったのは、1月の半ば、神田明神に初詣に出掛けた日のお昼。
「ランチ利用だったから・・・」と言う理由も大きいと思いますが、自分が想像していた所謂、銀座の高級鮨店とは一線を介した運営に徹している事に、良い意味で驚きました。
(すみません、銀座の高級鮨店体験、ゼロではありませんが、殆ど、そのようなものなんですが・・・)
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推測ですが、高級鮨店の多くが指向する方向と言うのは、所謂、食通、鮨通と言われる限られた人達(=常連客)をターゲットにした商売で、彼らの舌を満足させる、或いは彼らを驚かすような仕事を指向しているのではないかと・・・。
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これに対して、「久兵衛」は、鮨と言う日本の素晴らしい食文化やおもてなしを敷居を上げ過ぎず、ちょっと無理をすれば、誰でも、一流の味を体験出来る鮨店を目指しているように感じました。
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店舗の設えや接客は一流ですが、堅苦しさはなく、リラックスして鮨を楽しむ事が出来ますし、料金設定も明瞭なので、その日の体調や懐具合に応じて安心して鮨を楽しむ事が出来ます。
昼のMENUは6000円(創業記念感謝価格で4000円)からある事に驚き!
(上は青天井でしょうけど・・・)
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味は、一流と普通の間くらいのレベルかも知れませんが、銀座で、これだけの規模で、これだけの質を長年に亘って提供し続けるのは並大抵の事ではないと思います。
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店舗を拡大し過ぎ!観光スポット!などと揶揄する声も聞きますが、特に、海外の人達に対する日本の鮨文化の発信における貢献度は計り知れないと思います。
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ちなみに、この日、我々は別館B1のキャパ11人の部屋に通されたのですが、客層は中国人の若い女性2人連れ、韓国人の母娘3人連れ、日本人男性とタイ人女性の若いカップルという具合に、半数以上が外国人観光客でした。
しかも年齢構成が非常に若いです。
板さんも片言ながら英語や韓国語でジョークを交えながらフレンドリーな接客をしており、皆さん非常に楽しそうに食事をされており、間違いなく日本に対する高感度がUPしている筈です。
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以下は、この日、戴いたコースと、その内容です。
コース名:おまかせ(10,000円→8,000円)創業記念感謝価格
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初めに、苦手な食材を聞いてくれます。
食べ方も聞いてくれます。
シャリの大きさがこれで良いか?も聞いてくれます。
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鮨は全て事前に醤油、塩、柑橘等のいずれかで味が施されている為、用意されていた付け醤油の出番が回って来たのは、巻物の時のみでした。
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<小皿料理>
①わかめと大根の和え物、ポン酢味
②ぶり大根 or 茶碗蒸し(いずれか選択)

<鮨>
①中トロ
②真鯛
③すみいか(塩&酢橘)
④雲丹(海苔あり?海苔なし?いずれか選択)
⑤車えび(生?さっと湯通し?いずれか選択)(塩/酢橘?醤油?いずれか選択)
⑥かんぱち(生姜?山葵?いずれか選択)
⑦煮蛤(塩?煮詰め?ツメなし?いずれか選択)
※車えび、頭&尾の塩焼き
⑧大トロ
⑨メジマグロ(生姜?わさび?いずれか選択)
⑩穴子(塩&ツメ)
※口直し(大根、シソ、梅干、白ゴマ)
⑪巻物4種(かんぴょう/かっぱ/大根漬けもの/ネギトロ)
⑫卵焼き(シャリあり?シャリなし?)

・・・確か、14貫の筈だから、2貫記憶が飛んでしまっています。

<椀もの>
・・・しじみの味噌汁

<デザート>
・・・お汁粉?orいちご?いずれか選択
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どれも美味しく戴きましたが、特に美味しく感じたのは、「中トロ」と「穴子」。
中トロは、上品な脂が乗ったねっとりした食感が堪らず、ふっくらしたシャリと柔らかな酢と一体となった味わいが素晴らしく、1巻目からテンションが上がりました。
「穴子」は、水分が抜けていて香ばしく、ふわふわ且つさくさくな食感、シャリが口の中ではらりと解ける感じが何とも言えません。
塩とツメと1巻ずつ供されますが、塩で戴く穴子の身の甘さは格別でした。
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自分は、これまで、有名鮨店とか高級鮨店とか言う世界に、とりわけ興味を持っていませんでしたが、これを機会に一流と言われる鮨店の世界も体験してみたくなりました。
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銀座 久兵衛 銀座本店
03-3571-6523
中央区銀座8-7-6
11:30~14:00
17:00~22:00
定休日 日曜・祝日・お盆・年末年始
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by kansukenator1 | 2017-02-01 23:04 | 和食 | Comments(0)

旨し!地魚寿司!天史朗寿司@小田原

小田原近海の地魚に拘ったお寿司を食べさせてくれる事で人気の「天史朗寿司」。
一番人気は、その名もずばり、「地魚寿司握り(2200円)」。
場所はJR小田原駅の新幹線口を出て2分程、ロータリーを少し歩けば店が見えると聞いていましたが、まさにその通りで、すぐに分かりました。
外観は田舎のどこにでもあるような佇まいの鮨店です。
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店舗が小さい上に、地元の常連客や観光客でいつも賑わっているらしく、予約なしでは入店は難しいかも知れないと聞いていました。
がしかし、せっかく小田原に居るのだからと、駄目もとで突撃してみる事に・・・。

平日の19時頃、引き戸を開けて中を覗くと、狭い部屋にお客がぎゅう詰め状態。
やはり駄目だったか!と諦めて帰ろうとしたその時、2人連れの常連客が席を譲ってくださり、ラッキーにも入店OKとなりました。
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店内は、1階が7~8席ほどのカウンター席と4人掛けの小さなテーブル席が1つ、2階が座敷となっているようでした。
カウンター席は入口の扉ぎりぎりに設置されていて、人が後ろを歩けない程ですし、誰かが動きたい場合、誰かが席を立たなければ成らないと言った具合です。
そんな感じですから、見知らぬ客同士がすぐに打ち解けてしまうようなアットホーム的な雰囲気に包まれていました。

ビールを注文すると、お通しの「タコブツ」が出てきました。
当店オリジナルと言う「あん肝漬け」と「刺身」で軽く飲んで、最後に「「地魚寿司握り」で〆る流れで行く事に・・・。
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ご主人は寡黙な方なのかと思っていましたが、結構、気さくで色々なお話を聞かせて戴きました。
ご主人は、もともとは和食の職人で、独立して店を持とうと考えた時、見つかった店舗(現在の店舗)が狭くて、スペース的に和食店は難しかったので寿司店を始める事した、なんてお話も聞かせて戴きました。
しかし、寿司職人としての経験が全くなかった為、独学で滅茶苦茶勉強した末に、やっとの事で開店に至ったという話も・・・。
プロですから当たり前と言えば当たり前かも知れませんが、ご主人は非常に研究熱心な方で、料理学に関して一家言も二家言も持っておられ、質問すると色々な興味深いお話が聞かせて戴きました。
その話を聞いているだけでも楽しいです。
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お寿司は、殆どの方が「お好み」ではなく、「地魚寿司」等のセットものの握りを注文しているようにみえました。
握るのは大将お1人なので、大変だからとお客が気を遣っているのでしょうか?
刺身盛合わせは、シマ鯛、黒鯛、ひらめ等の白身が中心、ネタによっては普通の刺身と昆布締めの2種類の味わいで提供されるものもありました。
「地魚寿司」は握りと巻物から成る構成ですが、巻物はイカの軟骨と3種類の酒盗の海苔巻きと言う珍しいもので、これが日本酒によく合いました。
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刺身も握りも、ネタは分厚く大ぶりにカット。
上品さや華やかさはなく、豪快でシンプルですが、鮮度がよく深い旨みを感じさせる地魚ネタを堪能させて戴きました。

渋めの「地魚寿司」が売りのコチラですが、「握りの極み」と言う高級ネタばかりの握りのセットも豪華で美味しそうでした。
その他にも、色々面白ろそうな一品料理もあり、機会を作って、是非、また伺ってみたいと思います。
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天史朗寿司
0465-34-0832
小田原市城山1-6-80
[月~土]11:30~15:00 17:00~23:00
[日・祝]11:30~21:00
無休
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by kansukenator1 | 2017-01-14 12:10 | 和食 | Comments(0)

3時のおやつはビールと牡蠣で!錦 だいやす@京都

京の台所、錦市場にある牡蠣専門店、「錦 大安(だいやす)」。
一昨年だったと思います、京都を訪れ、錦市場を歩いていた時に、偶然、知った店です。
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場所は、四条通りから大丸百貨店の脇の道(高倉通り)を歩き、錦市場の看板が見えたら、そのすぐ傍にあるので、すぐに分かると思います。
錦市場の一番西の端です。
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新鮮な牡蠣や海鮮が店頭にずらっと並べられいる光景を見て、初めは市場の中にある普通の魚屋さんだと思っていました。
ところが、店の片隅で、ビールを飲みながら牡蠣をを食べているお客さんの姿が目に入り、「ここで食べる事も出来るんだぁ!」と、自分も、「今すぐ、ここで牡蠣が食いた~い!」モードになったのですが、生憎、その時は、ランチを食べた直後であり、また時間がなかった事もあり、その時は断念しました。
そこで、次回、京都を訪れた時には、是非、伺いたいと、店名を忘れないように屋号の写真を撮って、その場を立ち去ったのでありました。
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帰宅後、ネットで検索すると、創業90年の老舗の牡蠣専門店で、店の奥には、牡蠣だけではなく、種類豊富な魚介料理を戴ける飲食スペースがある事も分かりました。
今回の旅行では、勿論、訪問候補店として、ちゃんとリストアップしておきました。
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しかし、2泊3日の限られた日程の中で、ランチやディナー時に、「だいやす」の枠を確保する事は、なかなか難しく・・・。
苦肉の策で、2日目のランチ(フォーチュン・ガーデン・キョウト)と、夕食(蛸八)の間の時間帯に、3時のおやつ的な位置付けで、強引にねじ込んじゃいました。
まあ、コチラは、バール的な要素を含んだ店のようなので・・・。
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訪れたのは、ちょうど3時頃。
中途半端な時間帯だったからか? たまたまタイミングが良かったのか? 運良く、行列に並ぶ事なく、入店する事が出来ました。
おやつ程度に、軽く切り上げるつもりだったので、カウンター席に座りました。
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コチラでは、全国の新鮮な牡蠣を戴く事が出来ますが、時期により産地を変えているようで、この日は、生牡蠣は北海道仙鳳趾産(620円)、焼牡蠣は三重県鳥羽産(620円)の牡蠣でした。
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牡蠣を食べていると、よく「生牡蠣と焼牡蠣と、どっちの方が好き?」と言う話になる事がありますが、どっちの方が好き!なんて言えません。
両方とも大好きです。
両方食べないと気がすみません。
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軽くのつもりでしたが、大アサリ(愛知県三河産:740円)も美味しそう! サザエの壷焼きも食べたい!と言う事で、追加オーダー。
生ビールもお変わり!
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こうして飲んでいる間も、お客は、ひっきりなしに訪れ、細い通路を我々の体にぶつかりながら奥の部屋に進んで行きます。
お客は欧米人、アジア人、日本人と国際色豊かです。
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狭い店先で、牡蠣を焼きながら、指揮を執っている男性(先代の息子さん?)は、流暢な英語で外人客を裁いていましたが、アジアの某国よりの観光客のマナーの悪さ(店内での非常識極まりない行動:素行の悪さ)には、つくずく閉口しているようで、入店時に国籍と人格を見極め、毅然とした態度で入店を断っている姿が印象的でした。
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そして、そんな様子とは無関係に、マイペースで牡蠣をさくさく裁いているおじさん(店主?)の人の良さそうな笑顔が、とっても素敵で、癒されました。
こちらの営業時間は、12時から20時までと、夜が早いですが、すぐ近くの室町に、姉妹店「オイスター&バール ダイヤス」があり、そちらは、24時まで営業しているそうです。
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この日戴いた4種類の貝は、どれもとてもに美味しかったです。
ビール×2、ウーロン茶×1、生牡蠣×2、焼牡蠣×2、サザエ壷焼き×1、大アサリ×1で、6000円弱。
お値段的には、やや高めの感じもしますが、観光地ですし、許しちゃいましょう。
3時のおやつに、ビールと牡蠣!
幸せな、ひと時でした。
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錦 だいやす
075-221-0246
京都市中京区錦小路通高倉東入中魚屋町509 京都市錦市場
12:00~20:00
定休日 水曜日
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by kansukenator1 | 2016-11-10 23:11 | 和食 | Comments(0)

気負わず、気取らず、確かな料理をリーズナブルに!割烹 蛸八@京都

京都小旅行2日目の夜は、新京極にある小さな割烹「蛸八」へ。
春は筍、夏は鱧、秋は松茸、冬はスッポン丸鍋と季節折々の料理を求め、連日、常連客で賑わう隠れた名店!
地元客に限らず、出張族、旅行者にも多くのファンを持ち、愛され続ける知る日とぞ知る小さな割烹料理店!
京都を訪れた際は、是非伺ってみたいと、以前から目を付けていた店の1つです。
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1週間ほど前に予約を入れ、開店時間の午後6時に伺いました。
店内はカウンターのみ、12席程の小さなお店です。
以前は先代と息子さんの2人でやっていたそうですが、今は息子さん夫婦で営んでいるようです。
場所は、新京極商店街の蛸薬師の真ん前と言う分かり易く、便利な場所にあります。
ただ、まわりは、ゲームセンターやタコ焼き屋などがごちゃごちゃ建ち並び、京都らしい情緒からは程遠いエリアにぽつりと建つ地味な佇まいの店です。
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MENUはなく、食材名が書かれた紙が壁に貼られているだけで、料理法も値段も表示されていません。
アルコール類も、ビール、日本酒、焼酎としかなく、銘柄も価格も分かりません。
普通なら、ちょっと心配すべきところですが、事前情報で良心的な価格で戴ける店である事が分かっていたので、心配無用です。
料理法はご主人と相談しながら決めて行くシステムのようですが、ぐじの塩焼きだけを指定し、あとはお任せでお願いしました。
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こうした料理が、この順で供されました。

卵豆腐

出汁がしっかり効いた冷たく喉越しの良い自家製の卵豆腐は、柚子の香りが・・・。
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お造り盛合わせ

お造りは、たこ、いか、鯛、よこわの4種、どれも美味。
目の前で、本わさびを摩り下ろしてくれます。
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小芋のから揚げ

塩でも振って食べるのかと思っていましたが、ちゃんと優しい味付けが施されていました。
一度、出汁で炊いた後に、うっすらと衣を纏わせて揚げているのだと思います。
外側はかりっと、中はとろ~んと柔らかく優しい味わいの小芋でした。
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きずし

所謂、〆鯖ですが、摩り下ろした生姜を溶いたほんのり甘めの酢のタレで戴きます。
このような食べ方は初めてですが、鯖の〆加減と言いますか、味付けが一歩引いた感じで、この引き加減が素晴らしく、大変美味しく戴きました。
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ずいきの酢味噌和え
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ぐじの塩焼き

供された料理は、どれもとても美味しかったですが、その中でも、この日一番と感じたのが、このぐじの塩焼きでした。
ぐじは元々大好きな魚ですが、この日戴いたぐじは飛び切りでした。
身も分厚く大きな立派なぐじで、味わいはしっとりと上品な旨みがあり、微妙に控えめな塩打ちが絶妙で、お箸が止まりませんでした。
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後から皮の部分をパリパリに焼いて乗せてくれます。
これが、また旨い。
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松茸の土瓶蒸し

もう、そんな季節になりましたかぁ!と季節の移ろいの早さに、暫し、感慨。
勿論、今年、お初の土瓶蒸しです。
上品な味わいの出汁、松茸もたっぷり、贅沢です。
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アナゴの蒲焼丼

1人前を2人で食べました。
上品な味わいの数々の料理を堪能した後は、一転、濃厚なタレのがっつり系アナゴ丼で、これまた満足の〆となりました。
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小さな店で、更に、殆どが常連客だと言う事なので、よそ者の一元客にとっては、居心地が悪いかも知れないと覚悟して入店しました。
そして、確かに、この日も、地元の3世代の家族客、その他、我々以外、全員が常連客でしたが、ご主人も奥様も、常連客の皆様も、我々を優しく向かい入れて戴き、アットホームな雰囲気の中、
萎縮する事なく、楽しく時間を過ごす事が出来ました。
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そして、これだけ食べ、ビール×2、日本酒(まつもと)×3飲み、お勘定は2人で13,000円。
これじゃ、ファンが多いのも頷けました。
ご馳走様でした。
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蛸八 (たこはち)
京都市中京区蛸薬師通新京極西入ル東側町498
075-231-2995
18:00~23:00
定休日 日曜日
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by kansukenator1 | 2016-10-29 12:31 | 和食 | Comments(0)

田舎の匂い漂う場所に、人気の鰻屋さんがありました!一幸@藤沢

寒川に住む知人から、以前、安くて、美味しいと言う2軒の店を紹介されました。
1つは鮨店、1つは鰻店です。
先日、鮨店の記事をUPしましたが、今日は鰻店の方です。
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伺ったのは、土用の鰻の日の1週間ほど前の休日。
結構な人気店と聞いたので、確実に入店出来るようにと、当日、予約の電話を入れたところ、7月、8月は予約は取らず、来店順の入店になるとの事。
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ならば、早めに伺おうと、カーナビを頼りに、店を目指すと、目的地周辺に近づいた頃、前方に黒山の人垣が出来ている店が目に入りました。
時刻は開店17:00のちょっと前。
看板を見なくても、そこが「一幸」である事は、すぐに分かりました。
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それにしても、予想以上の人気店です。
駐車場は、店の前に3台程と、道路を挟んだ向こう側に10数台分ありましたが、既に満車で、店から少し離れた別の駐車場に留めました。
結構、大箱の店ですが、残念ながら一巡目には入店出来ず、店の外のベンチで待つ事に・・・、涙。
待ち時間は、1時間程との事、とほほです。
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店がある場所は、住所的には藤沢市ですが、湘南藤沢のイメージとは程遠い田畑や牧場が広がる田園地帯です。
お店の前に立っていると、所謂、歩行者が引き付けられるアノ鰻屋から漂う美味しい臭いではなく、あの田舎の臭いがうっすらと香って来ます、笑。
時間潰しに周辺を散策しようと店を100メートル程離れると、強烈な田舎の臭いに襲われ、息が出来ずに倒れそうになってしまい、慌てて店まで引き返しました。
このような場所に、何故、このような人気の鰻屋さんがあるのか、不思議な感じがしました。
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40分程待って、中に入れました。
店内は、テーブル席や座敷等、幾つかに仕切られた造りとなっており、我々は、入り口に最も近いテーブル席に案内されました。
事前に、オーダーは通っているので、入店してからの待ち時間は短く、着席すると、程なく注文した品が運ばれて来ました。

店内の案内板には(を見ると)、「特上、上うな重は売り切れました!」、「蒲焼は、松が売り切れました!」と書かれていました。
値段の高いものから順番に売り切れて行くようで、この近くにお住まいの方々は、とてもリッチな方が多いようです。
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コチラでは、鰻がご飯の中とご飯の上に2段に敷かれたうな重が名物との事でしたが、かなりボリュームがありそうですし、初訪問なので、こんな感じのオーダーで、様子を見る事にしました。
   ↓
肝焼き(350)×2
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白焼き(竹)(3200)
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うな重(2750)
うな重には、胡麻豆腐、香の物、肝吸い、フルーツが付きます。
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上うな重(3400)
上うな重には、上記の他に、酢の物が加えられます。
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感想ですが、このような場所にある(失礼!)鰻店なので本当に美味しいのか正直なところ半信半疑で伺いましたが、白焼きにしても、うな重にしても臭みは全く感じられず、身はふっくら柔らかく、うな重のタレも甘過ぎず調度良く、美味しく戴きました。
個人的な好みを言うと、皮目をもう少し強めに香ばしく焼いて戴ければ、尚良かったですが・・・。
そして、ボリューム的には、上うな重は、結構ボリュームがあり、途中で苦しくなりました。
白焼きを戴くのであれば、普通のうな重で十分でした。
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価格と内容を考えると、非常にCPが高く、人気があるのも頷けました。
コチラ、看板には、鰻とフグの専門店と謳われており、フグも戴けるのですね。
そして、MENUを見ると、天麩羅定食や天丼なんかもありますし、酒のつまみになる一品料理もあるので、のん兵衛には有難い鰻店かも知れません。
ただ、CPだけで言えば、平塚の「うな新」の方が上に感じました。
ご馳走様でした。
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一幸 (いっこう)
0466-48-3744
藤沢市打戻686
宮山駅から2,976m
11:00~14:00
17:00~21:00(L.O.20:00)
木曜日、第3水曜日
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by kansukenator1 | 2016-08-17 18:20 | 和食 | Comments(0)

何故、この場所なの?鮨まさ@獺郷

結構前の話になりますが、寒川に住んでいる知人から、安くて、美味しいと言う2軒の店を紹介されました。
1つは鮨店、1つは鰻店。
今日は、その鮨店の話です。
何でも、ランチのCPが素晴らしいらしいんです。
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その評判のランチとやらも試してみたかったのですが、やはり、飲兵衛は、飲みながら、ゆっくりいきたいので、予約を入れて日曜日の夕方に伺って来ました。
場所は、県道45号線の寒川と用田の間、
本当に、こんなところに、人気の鮨店があるの?と言うロケーションに、その店はありました。
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扉を開けると、2人の板前さんが、人懐っこい笑顔と威勢の良い声で迎えてくれました。
店内は、1階にカウンター8席程、2階はお座敷になっているようです。
我々が一番乗りの客でしたが、カウンター席も2階席も、全て、予約で埋まっているようで、ふらっと訪れたお客さんは入店出来ずに引き返していました。
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席に座り、先ず、驚いたのは、壁一面に書かれた一品料理の種類の多さ。
全てに目を通すのが疲れるくらいのMENU数です。
それは、鮨店や居酒屋の定番MENUや、創作和食風のMENUだけに留まりません。
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カルパッチョやツブ貝のバター焼きは良いとしても、焼き鳥、唐揚げ、エビチリ、ムール貝のパン粉焼き、しらすピザ、蟹クリームコロッケ、海鮮チジミ、ハムカツ、レバカツ、・・・。
ここまで来ると、「この鮨屋、大丈夫かなぁ?」と心配になりますよね、笑!

所謂、旨いと言われている鮨店で、こんなMENU出す店は有り得ませんものね!
場所柄、ご近所の常連さんが多いと思われ、その常連さんの要望を受けているうちに、こうなったのだと思います。

この日、戴いたのは、コチラ。
   ↓
<つまみ>
刺身5点盛・・・本まぐろ、かんぱち、サンマ、烏賊、シャコ
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ゴボウのポッキー
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牛スジの味噌焼き
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サザエの壷焼き
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<鮨>
こはだ&いわし
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大エビ
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牡蠣
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穴子
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ネギトロ巻き
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タマゴ
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予約の電話の掛けた時にも感じましたが、2人の板前さんの明るさ、元気の良さ、そして気配り、目配りが素晴らしい。
しかも、お茶目・・・。
カウンター、座敷を埋め尽くす満席のお客の注文に応えながら、大量の出前の握りも、笑顔でこなしてゆきます。
その、無駄のない、きびきびした動きは見ていて気持ち良いですし、関心してしまう程・・・。
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お2人は、寿司清で腕を磨き、独立したんだそうです。
鮨ネタも新鮮、鮨の姿も美しく仕事が綺麗、赤酢のしゃり、握り具合も好みです。
なかでも、穴子が特に美味しかったです。
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「何で、こんな場所なの? もっと便利な場所に移れば良いのに・・・!」
と思いましたが、余計なお世話ですよね。
次回は、評判のランチに伺ってみたいと思います。
生ビール×2、「朝日」お湯割り×1、「豊永蔵(熊本)」お湯割り×1 で10,000円くらい。
我々が伺った時は年中無休でしたが、今は、週1日休むようになったそうです。
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鮨まさ
藤沢市獺郷1289-5
0466-48-7150
昼:11:30~14:30
夜:17:00~22:30
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by kansukenator1 | 2016-08-06 12:35 | 和食 | Comments(0)