2017年 09月 07日 ( 1 )

する側もされる側も早めに考えておく事が大切かと@相続の諸々

平成27年の税制改正で相続税の負担が大幅にUPしました。
この措置により、お金を持った高齢者に早めの生前贈与を促し、個人消費の活性化に繋げたいと言う思惑なんでしょうね。
これまで、相続について大して考えていなかった自分ですが、今年、両親を続けて亡くし、この問題が突然我が身にも襲い掛かって参りました。
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その為、今年の夏休みは旅行にも行かず、食べ歩きもせず、ひたすら相続関係の雑事に追われる日々を送っていました。
銀行、証券、保険会社等への書類請求、書類記載方法に関する問合せで、1日中電話かけっ放しだった日。
提出書類の作成に明け暮れていた日。
戸籍関係の収集、金融機関や税理士事務所のはしごで、猛暑の中、約束の時間を気にしながらビル街を歩き回っていた日。
せっかくの夏休みなんだから、のんびり過ごしたいところでしたが、平日しか対応出来ない金融機関や役所が相手なもんで、夏休み等の長期休暇を取れる時くらいしか動けませんから仕方ありません。
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はじめは信託銀行に一切の手続きを委託しようと思っていました。
ところが、話を聞きに行くと、委託料がウン百万円も掛かる事が分かり、アホらしいので勉強の意味も含めて自分で手続き出来ないものだろうかと思ったんです。

それで、相続手続きの流れや方法をネットで調べまくりました。
お陰で、法定相続人の範囲や序列、基礎控除額の求め方、宅地、生命保険、配偶者等に係る特別控除のしくみ、遺産分割協議書の書き方、相続税の計算方法等々、初めての事ばかりですが、それなりの知識を得る事が出来ました。
国税庁のHPから税務申告用のフォーマットをダウンロードし、自分で申告書が作成出来そうかのチェックもしてみました。
そして、こうした事前知識を得た上で、相続手続きの無料相談をやっている司法書士や税理士事務所を訪ね、疑問点を確認したり、自分で出来る事とプロに任せた方が良い事を確認しました。
その結果、大きな控除が受けられると期待していた配偶者控除や住居に対する特別控除が、母親が亡くなっている事、親と同居していない事により、適用されない事も分かりました。
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初めは自分で出来そう!と言う感触を持っていたのですが、法務局での不動産関係の手続きが煩雑そうな事、また正しい税務申告書が自力で作成出来るか?に多少の不安が残りました。
それと、めげたのが、両親の戸籍の取得でした。
親の出生から死亡日までの連続戸籍を取得しないことには何も始まらないと言う事が分かったからです。
金融機関よりの資金引き出しも名義書換えも、親の出生から死亡日に至る経緯が連続して証明出来る戸籍を本籍が変わる毎に役所を遡って取り寄せなければならないのです。
神戸生まれの父親は祖父の転勤により小学校だけで大阪、千葉、東京等4回転校しており、大学時代の1人暮らしも含め、結婚するまでに10回近く転居していると言う話を聞いた事があり、その度に本籍を変えていたとすると・・・?
と考えると自力で頑張ろうと言う気持ちが一気に萎んでしまいました。
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ちなみに相続手続きには、「税務申告&納税」が死後10ヶ月以内、「準確定申告書提出」が同4ヶ月以内等の納期が定められており、これを厳守しないと延滞金が請求されたり、ややこしい事になるらしいんです。
仕事をリタイアし、時間がふんだんにある人であればプロの力を借りなくても可能かも知れませんが、平日仕事をしている人にとってはかなりハードルが高いと思います。

それで、結局、信託銀行に委託するより一般的に割安と言われる税理士事務所に委託する事としました。
相続に実績のある税理士事務所を数社ピックアップし、実際に足を運び、信頼性や委託料を相対的に比較し、最終的にはメディアにも露出している某税理士事務所と契約しました。
ちなみに同一範囲のサポートを委託し、信頼性とサービスが同一レベルでありながら、委託料は税理士事務所によって100万円以上の差がありました。
教訓はネット等での宣伝文句と実態には結構な差があり、実際に足を運んで話を聞いて見ないと、後悔するリスクが高いと言う事でした。
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志し半ばで、結局、プロに委託する道を選びましたが、途中まででも自力でやるつもりで色々調べたり、実際の手続きをした事で贈与税や相続税の仕組みや手続きに関し、それなりの知識が付いた事は良かったと思っています。

かなりの資産家でなければ、普段、相続と言う問題に対して、そんなに真正面から準備・対策を講じている人はそれほど多くないと思います。
しかし、前述の税制改正で、相続はどこの家族でも無関心ではいられない日常の課題となっています。
相続を受ける側からは話し難い話題なので、相続する側から積極的に働きかけ、節税対策や相続人間の揉め事が発生しないよう準備しておく事が大切だと思いました。

契約した税理士から、「お父様は相続で揉めない様によく考えられており、感心するくらい素晴らしいポートフォリオでの資産の残され方をされています。」と言われました。
相続の話など1度もした事がないですし、本当にそんな事考えていたのかは疑問ですが、感謝しなくてはならないのかも知れません。
遺産の内訳が不動産中心で金融資産が少ない場合、相続人が相続税を支払えなかったり、遺産分割が煩雑になったり、揉めたりするそうです。

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しかし、それにしても日本の贈与税や相続税と言うのは納得し難い部分が多いですね。
親が一生懸命働き、残してくれた資産の何割も税金に持っていかれてしまう訳ですから。
今回の経験でお金の使い方に関する考え方が少し変わりました。
それは、老後に重い病気を患った際の入院費用や治療等に対応する保険や資金の蓄えは必要ですが、それ以外は好きな事に使った方が正解だと言う考えです。
欲しい物ややりたい事を我慢して資産を残しても、それが子供や親族に全額引き継がれるのではなく、がっぽり税金に持って行かれてしまう訳ですからね・・・。
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無駄な浪費をしようと言う気持ちは勿論ありません。
同じ質のモノであれば、少しでも安い方を選ぶのも当然です。
しかし、相対的に高いお金を出す事により、通常より高い満足感を得られるモノ&コトに対しては、そちらを選択して行こうと言う思いを強くしました。
例えば、これまで、海外出張等の仕事ではビジネスクラスを利用させてもらっていますが、プライベートの旅行ではエコノミーしか乗った事がありませんでしたが、今後は、快適性に大きな差を得られるビジネスクラスを選ぼうと思いました。
ホテル選びも然り、服選びや嗜好品についても価格の問題で気に入ったものを諦める事はやめようと思いました。
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どこへも出掛けなかった夏休み。
相方とそんな話をしながら、贔屓の蕎麦屋 「猪口屋」で、ちょっと遅めのランチ。
ランチ後は、こなひき洞で明日朝用のパンを買って帰り、再び相続の雑事と格闘。
この日は、猪口屋でしたが、ある日は平塚のラーメン店 「八雲」だったりと、極めて行動半径の短い夏休みを送っておりました。
そして、気が付くと暦は早9月に変わっていました。
気のせいか、空気も幾分かひんやりして来ました。
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蕎房 猪口屋
0467-55-9688
茅ヶ崎市東海岸南6-3-18
定休日:第2、第4の火/昼を除く火曜日、毎水曜日


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by kansukenator1 | 2017-09-07 23:43 | その他 | Comments(0)