毎年恒例の東京タワーの鯉のぼり!
その高さ333mにちなんだ333匹の大小様々、色とりどりの鯉たちが風になびき、大空を舞います。
澄み切った青空と天を突き抜けそびえ立つ真っ赤な鉄骨をバックに雄大に泳ぐ鯉達の姿は、
すっかりこの季節の風物詩となった感がありますね。
ところでこの333匹の鯉のぼりの中に、一匹だけ全長6mに及ぶ「さんまのぼり」が混じっている事を知っていましたか?
「三陸・大船渡 東京タワーさんままつり」を通じて親交のある岩手県大船渡市への復興のエールを込めて、作られたものだそうです。
自分が子供の頃は、この季節、農家の庭先や近所の大きな家の庭先で泳ぐ鯉のぼりを見るのは日常生活の一部として存在していました。
しかし今は、商業施設や河川敷等でのイベントでしか見られなくなってしまいました。
それでも、こうした日本の伝統行事が受け継がれ、子供達がそれに触れられる機会が提供されている事はとても嬉しく思いますね。