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多彩な一品料理を挟み込んだ天麩羅のコースが魅力の店!天一坊@平塚

3年前に、友人とコチラを訪れて、その時に戴いた香箱がとても美味しかったので、香箱好きの相方を連れて再訪問しようと思っていましたが、香箱が戴ける時期は本当に短くて、11月、12月の2ヶ月間だけ。
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ただ、この時期は、忘年会やら何やら慌しい時期で、気が付いてお店に電話した時には、「既に香箱の時期は終わっていた」と言う失態を2年連続でやらかしてしまいました。
今年こそはと思い、ニュースで解禁が報じられた直後に電話で予約をお願いし、11月の下旬、3度目の正直で、香箱に対面して参りました。
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コチラ、天一坊さんは、創業50年を誇る平塚の老舗天麩羅店。
湘南エリアのみならず、横浜や都内から訪れるお客さんも多いそうです。
場所は、平塚駅から、かなり離れた住宅街、国道134の袖が浜に近い大通り沿いにあります。
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店舗は、コンクリート打ちっぱなしの2階建てのビル。
1階はエントランスと駐車場、2階がダイニングとなっており、店構えからは、ちょっと敷居が高そうに見えるかも知れません。
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エントランスの格子戸を引き、中に足を踏み入れると、左手に小さな箱庭があり、その先にある良く磨き上げられた木製の階段を上り、2階のダイニングに入ります。
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フロアーには厨房を囲むように設置された大きなL字型のカウンター席と個室が1室。
無垢材をふんだんに使った重厚な造りのダイニングですが、接客はフレンドリーで家族経営の店ならではの温かな雰囲気が感じられます。
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料理は昼も夜もコースのみで、①天麩羅を主体としたコースと、②季節の旬の食材を使った多様な一品料理と天麩羅で構成されるコースがあります。
季節毎の旬の食材とは、今の時期なら蟹(香箱)、年が明けたらスッポン、春はタケノコ、夏は鱧、秋は松茸、と言った具合です。
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2代目のご主人は京都のたん熊で修行を積んで来られた方で、懐石料理を得意としている事から、コチラの魅力を存分に味わうには、後者がお薦めだと思います。
ただ、懐石料理に力が入りすぎて、以前、お邪魔した時は、一品料理がずっと続き、天麩羅は最後に少し出て来ただけで、「あれ、ここ、天麩羅店だよね?」と笑った記憶があります。
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そして、この日、戴いた内容が、コチラ。
お品書きはないので、どんな料理が出て来るか分かりません。
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軽く燻した鶏を添えたミブナのお浸し
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柿と蕪ときゅうりの白和え
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焼き白子

醤油ベースのタレを付けて焼かれた白子、香ばしい香り、味わいが最高でした。
添えられた酢橘は、酸味の角が取れたまろやかな味わいで、クリーミーな白子に上品なアクセントを付けてくれます。
尋ねると、きつい酸味を抑える為に、お店で極限まで完熟させてあるのだそうです。
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お造り

お造りは、天然マグロ、ブリ、アオリイカの3種。
添えられているのは、大根妻ではなく、サラダ感覚でドレッシングで和えたカラーニンジン、ミズナ、ブロッコリーのスプラウト達。
大根の妻だと、食べずに残す人が多いですが、これだと残さず食べますよね。
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落石産の雲丹

雲丹に添えられているのは、能登産の竹炭塩、口の中ですっと溶けるマイルドな味わいの塩です。
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雲丹信奉者ではありませんが、この雲丹は最高に美味しかったです。
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香箱

お待ちかねの香箱が登場しました。
家庭で食べる場合は、当然、自分で身を解さなければなりませんが、こうして、そのまま戴ける状態で供されるのが何とも贅沢です。
しかし、今年は例年に比べ水揚げが少なく、また希望する大きさのものが手に入り難いのだそうです。
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整然と並べられた脚の下には、解された身がたっぷり敷き詰められています。
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そして、その下には、内子と味噌がたっぷり。
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あまりに綺麗に食べるので、オカミさんもご主人も唖然? 感心? 笑っていました。
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スッポンのスープ

蟹は体を冷やすので、生姜の効いたスッポンスープで体を温めます。
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蟹の季節が終わると、スッポンの丸鍋が始まるそうです。
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ここから、ようやく天麩羅が始まります。
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車海老
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スミイカ
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キス

これまで、キスの天麩羅を美味しいと感じた事がなく、コチに代えてもらう事も多いのですが、こんなに、身がふわふわで、しっとり、ジューシーな美味しいキスの天麩羅は初めて戴きました。
そんな話をご主人に差し向けると、キスは身を開いて揚げると脱水して美味しくなくなるんだそうです。
その為、こちらでは、1度開いた身を再び1つにして、油がキスの身を包み込むように揚げる事で、このようにふわふわ、ジューシーに揚るのだそうです。
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穴子

ご主人のアドバイスに従い、尻尾は塩、腹は天つゆで戴きます。
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路上栽培のマイ茸
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百合根
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初掘りの筍

こんな時期に筍があるんですね。
旬の時期のタケノコよりも甘くて美味、ヤングコーンにも似た味わいでした。
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車海老の頭
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ご飯、味噌汁、香の物
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デザート

デザートは、水羊羹&日本茶
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アルコールは、プレミアムモルツ×2、天一坊オリジナル純米大吟醸、晴耕雨讃カメ壺仕込 貯蔵を戴きました。
香箱のコースは、13,000円で、決してお安いわけではありませんが、素材の質、コースの内容を考えれば、実にリーズナブルだと思います。
ご馳走様でした。
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天一坊
0463-35-5678
平塚市龍城ケ丘8-3
11:30~13:00(L.O)
17:30〜20:30(L.O)(要予約)
定休日 日曜
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by kansukenator1 | 2015-12-05 23:27 | 和食 | Comments(0)


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