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灯台下暗し!横浜にもあったとは!骨付鳥 一鶴@横浜西口店

「骨付鳥」一筋60年!
四国・香川で生まれた鳥専門店。
仕事で高松を訪れた昨年、此方の存在を教えて戴いたのですが、スケジュールが合わずに訪問が叶わなかった「骨付鳥 一鶴(いっかく)」。
一緒に高松を訪れた相棒が、「旨かった、旨かった!」と得意げに言うものだから、脳裏にこびり付いてしまった店です。
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今度、高松を訪れる機会があったら、絶対、行くぞ!と思いつつも、そんな機会は、いつあるかも分からず・・・。
と思っていたら、ひょんな事から、系列店が横浜にもある事を知り、休日のランチに初訪問を果たして来ました。
ネットで調べたら、横浜以外にも大阪とかにも出店しているんですね。

場所は、横浜駅西口から徒歩2分程、ビブレに向かって歩き、橋を渡った直ぐ右手のビルの6階(向かって左手はビックカメラ)。
7階にある「串焼きと鶏料理 鳥どり」とお間違えないように・・・。
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休日のちょうどお昼時と言う事もあってか、キャパ100人近い店内は、ほぼ満席。
運良く、我々は待たずに席に通されましたが、その僅か数分後には、席待ちの列がエレベータの前まで出来ていました。
我々は、ラッキーとばかり、コートを脱いで、席に付くと、MENUを見る間もなく、アルバイトの男性が、走り寄って来、注文を促がされました。
「まだ、MENUも見てねえだろう、このアホ!」と言いたい気持ちを抑えて、「ちょっと、待ってね!」と一旦、アルバイトを追い払って、MENUをチェック。笑
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とその瞬間、アルバイト男性のこの性急な行動も、まんざら、否定出来ない事が分かりました。
要は、選ぶほど、MENUに種類がないんです。
選択肢は、骨付鳥の「おやどり」か「ひなどり」の2者択一。
考える事と言えば、それに「とりめし」か「おにぎり」を付けるかどうか?くらいです。
過去に1度でも来店した事のあるお客ならば、注文するのに、MENUを見るまでもないんです。
居酒屋的な一品料理も多少あるので、飲みメインで訪れた人は、MENUを見る必要がありますが・・・。
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おやどり、ひなどり、とりめしを1人前ずつオーダーし、2人でシェア。
そして、ビールはハーフ&ハーフの大を・・・。

店内をを見渡すと、半分以上のテーブルに、ビールやワインのボトルやグラスが並んでいます。
余談ですが、一昔前、ランチでアルコールを頼む人など、殆ど見受けない時代がありました。
我々の仲間は、昔から、らーめん店だろうが、カレー店だろうが、カフェだろうが、どこでも最低ビールくらいは飲みたい種族でしたが、まわりのお客の「昼からアルコール飲むなんて・・・」と言う珍しいものを見るような蔑視の視線が向けられる事が多く、メチャ気が引けたものでした。
しかし、今は、ランチでアルコールは当たり前、若い女性の皆さんですら、当たり前のように飲んでいますからね。
良い時代になりました。笑
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30分程待った後、骨付鳥が運ばれて来ました。
その姿は、昭和のクリスマスの食卓に並んだ「鶏のモモ焼き」に似たルックス。
野菜とかの添え物はなく、鳥だけがドカ~ンとステンレスのプレートに乗せられており、実にシンプルで潔い絵姿です。
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食べ方は、骨の部分にナプキンを2~3枚巻いて、かぶり付くスタイル。
(鳥のタレが飛んで服を汚さないように、紙のエプロンが用意されています。)

「ひなどり」は、身が柔らかく食べ易く、お年寄りから子供まで幅広いニーズに対応出来そう。
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一方、「おやどり」は、噛めば、噛む程、鳥の滋味深い旨みが感じられるのですが、身がかなり硬いので、これを注文する人は「ひなどり」に比べ、結構、限定されるかも知れません。
どちらも美味しいですが、塩、スパイスの味付けが、ややきつく感じました。
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「とりめし」は、名前の通り、鳥の出汁で炊き上げたご飯で、鳥の味はしますが、これと言ったインパクトなし。
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念願が叶って戴いた「骨付鳥」。
確かに美味しいし、クセになる料理で、間違いなく、はまる人には、はまる料理だと思います。
しかし、個人的には、これは香川の郷土料理、名物料理として、仕事や旅行で香川を訪れた際に地元で食べたい部類の料理でした。
そしたら、もっと美味しく感じたと思います。
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都内や横浜には、美味しくて、魅力的な料理を提供するお店が山ほどありますからね。
そう言うシテュエーションの中に、この店が混ざり込んでも、「何や、鳥のモモ焼きやんけ!」と言う具合に存在感が薄められてしまうリスクがある気がします。
香川を訪れる機会があれば、是非、伺いたいと思いますが、横浜店に再訪する事は、たぶんないと思います。
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予算は、おやどり(1,008円)、ひなどり(894円)、とりめし(462円)、ビール(ハーフ&ハーフ)の大(874円)で、3,000円ちょっと。
ちなみに、此方の骨付鳥、電話予約すれば、指定の時間に出来たてをテイクアウト出来るらしいです。
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一鶴 横浜西口店 (いっかく
横浜市西区南幸2-15-1 ティノビル 6F
045-317-1708
[月~金]
17:00~23:00 (L.O.22:30)
[土日祝]
11:00~23:00 (L.O.22:30)
無休
by kansukenator1 | 2015-02-12 23:13 | 和食 | Comments(0)


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