ボサノヴァの夜!エリスマン邸@横浜山手

友人に誘われ、湘南や横浜、都内を中心に活動するボサノヴァ・シンガー、柿木有加子のミニライブに行って来ました。
ボサノヴァは好きですが、アントニオ・カルロス・ジョビンやジョアン・ジルベルトのCDを数枚持っている程度で、ライブに足を運ぶのは初めてです。
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会場は、横浜山手町にあるエリスマン邸。
エリスマン邸は、その名の通り、スイス人貿易商エリスマンの私邸として1926年(大正15年)に建てられた洋館で、設計は「現代建築の父」と言われる建築家アントニン・レーモンド。
そして、アントニン・レーモンドの師匠はと言うと、かのフランク・ロイド・ライトなんですね。
現在の建物は、平成2年(1990)年に移築復元されたものですが、1度、内に入ってみたいと思っていたので、それも、このライブに足を運んだ理由の1つでした。
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室内は思ったほど広くはなく、1階部分は応接室、居間兼食堂、庭を眺めるサンルームと言った構成。
この日のライブは、暖炉のある応接間に折りたたみ椅子を並べ、即席のライブ会場に仕立てあげたもの。
定員30名程のミニライブで、ミュージシャンの自宅で行なわれるサロンライブのような雰囲気でした。
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編成は、柿木有加子(歌、ギター)を中心に、サポートメンバーの千田利貞(パーカッション)、尾花毅(ギター、バンドリン)のトリオ編成。
当初のプログラムでは、柿木有加子(歌、ギター)とオコシエリコ(バイオリン)のDuoと言う事でしたが、オコシ氏がインフルエンザにかかってしまったとかで、急遽、この編成に変わったとの事。
しかし、個人的には此方の編成の方が歓迎でした。
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ライブは、18:00~20:00ちょい過ぎまで。
エリスマン邸の閉館時刻は、本来17:00。
特別に、この時間帯に使わせて戴いているとの事で、これが限界らしいです。
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曲目は、軽快なサンバあり、哀愁を帯びたボサノヴァのバラードあり、ショーロありと、ブラジル音楽を広くカバーした内容。
ショーロはインスト限定音楽かと思っていましたが、ヴォーカル付きもある事を、この日、初めて知りました。
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ブラジル音楽を歌う為に生まれて来たような柿木さんの声質と周りを包み込むような伸びやかでおおらかな歌唱力。
サポートメンバーの確かなテクニックと息の合った3人のアンサンブル。
和やかで、ゆったりした中にも、心地良い緊張感も伴った素敵な演奏でした。
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尾花毅氏のギタープレイが、何かボサノヴァと言うより、ロックやジャズ・フュージョンのプレイっぽいなぁと思っていましたが、それもその筈。
8歳でクラシックギターを始めますが、学生時代にはリッチー・ブラックモアに心酔しハードロック漬けの日々を送り、ジャズ・フュージョンを経た後、ショーロに出合い、ブラジル音楽一筋の今の姿になったのだとか・・・。
この日使用した楽器も、7弦ギターやバンドリンとショーロそのものでした。
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パーカッショニストの千田利貞氏が、この日使ったのは、タンタンと言うパーカッション。
これ1台で、バスドラ、スネア、ハイハットっぽい音や、ブラシ奏法などが出来る楽器。
アン・プラグドで手軽そうだし、家に1台あったら楽しめそうです。
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第1部と第2部の間には、柿木さんが用意してくれたマドレーヌとコーヒーを戴きながら、出演者や観客同志でお喋りしたり、室内を見学したりと、本当にミュージシャンの自宅で行なわれるサロンライブのような雰囲気。
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いつも足を運ぶテンション張り張りのライブばかりではなく、たまには、こう言う肩の力が抜けたライブも良いものですね。
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by kansukenator1 | 2015-02-05 23:55 | MUSIC/アート | Comments(0)


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