シャビーなショッピングセンターの中に佇む驚きの名店!華ぶさ@広島

前回の広島出張は昨年の12月。
それも、よりによって24日、Xmasイブの日でした。
夜は仕事関係者との宴席がセッティングされており、我が人生最低?とも言えるイブの夜を過ごしましたっけね・・・。(笑)
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あれから半年ぶりの広島です。
広島では、過去、「くにさだ」、「とみ助」と言ういずれ劣らぬ名店で、素晴らしい海の幸を味あわせて戴きましたが、ヲイラが広島で一番伺ってみたかったのは、実は、この「華ぶさ」さんだったんです。
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過去2回は、いずれも時間がなく、中心街から離れた場所にある「華ぶさ」さんに伺うのは時間的に無理でした。
それだけに、今回はとても楽しみにしていました。
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6:30に予約し、広島駅から路面電車(紙屋町東電停前下車)とアストラムライン(県庁前駅 → 城北駅下車)を乗り継いでお店に向かいました。
そしてお店は、城北駅から広島城のある方向に歩く事5分程の場所に建つローカルなショッピングセンターの中にありました。
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「広島で一番美味しい魚介が食べられる店」と言われるお店が、こんなところ(失礼!)にあると誰が思うでしょうか?と言う驚きと共に、店の暖簾を潜ります。
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カウンター席が7席、小あがりにテーブルが2つ(8席)程の小さなお店ですが、常連さんっぽいお客さんでカウンター席は全て埋まっていました。
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皆さん、素敵な笑顔で食事を楽しんでおられ、地元の人達に愛されている店である事がうかがえました。
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ガラスのショーケースには、大きな甘鯛、これまた立派な車海老、岩牡蠣、ハマグリ等・・・。
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新鮮で美味しそうなネタが整然と並べられており、期待が高まります。
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種類豊富なMENUの中から、この日、戴いたのはこれらの料理。
まあ、2人でよく食べました。
滅多に来れないと思うと、多少、お腹が苦しくても無理しちゃうんですよね、いつも。
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小いわし(お通し)
刺身盛合わせ(不明)
貝柱のかき揚げ(2個:1200円)
のどぐろ生干し(半身:1200円)
さつま揚げ(2個:800円)
サワラの白子焼き(2個:1000円)
太刀魚の南蛮漬け(500円)
天然焼きハマグリ(1個:1800円)
あなご寿司(1800円)
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小いわし(お通し)

広島と言えば小イワシ。
これが新鮮でメチャ旨!
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刺身盛合わせ

刺身を注文すると、どでかい本ワサビが1本、どーんとテーブルに置かれました。
周りを見ると、各客に1本ずつ置かれており、その豪快さと言うか太っ腹ぶりにビックリ。
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盛合わせの内訳は、山口県産赤ウニ、トロ、鱧(梅肉)、イサキ、カレイ、タイラギ、夜泣貝、水イカ、タコの全9種。
そして、この9種が全て、鮮度、味わい共に素晴らしく、この時点で、此方が評判に偽りなしの名店である事を実感。
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中でも、飛び切り美味しかったのがイサキ。
もともとイサキは好きな魚ですが、この日、戴いたイサキは甘み、旨み共、感動ものでした。
また、ウニ信奉者ではない自分ですが、赤ウニも素晴らしく美味しかったですし、香ばしく炙った鱧も豊かな味わいでした。
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ところで、広島名産の魚介と言えば、牡蠣、穴子、小いわし、夜泣貝・・・。
この中で、未だに縁がないのが夜泣貝。
「くにさだ」でも、「とみ助」でも、伺った当日は、生憎仕入がなく、未だに未体験。
その夜泣貝が刺身の盛合わせに入っており、思わずガッツポーズ!
これが初めて見る夜泣貝の姿。
やっと巡りあった夜泣貝は、甘みが非常に強く、こりこりとした食感で、貝好きのヲイラとしては一発でファンになりました。
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そして、面白かったのは、添えられたの大根の妻が、普通の千切りではなく、乱切り?だった事。
初めは、これが大根だと分かりませんでいたが、この方が大根を美味しく味わえて正解だと思いました。

此方は、「カレイの縁側の握り」
注文した覚えがなかったので間違えかと思いましたが、刺身盛合わせに付くのだそうです。
カレイの肝、ネギ、紅葉おろしがトッピング。
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貝柱のかき揚げ
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のどぐろ生干し(半身)

のどぐろは、旨みをより凝縮させる為でしょうか?、当日の朝、干したものを焼くのだそうです。
身は脂が乗り乗りなのですが、しつこくなく上品で繊細な味わいは、さすがです。
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さつま揚げ

勿論、自家製。
アコウ、イカゲソ、タチウオ等で作るとの事。
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サワラの白子焼き

サワラの白子って、初めて食べましたが、表面の皮の部分に独特の旨みがあって、とても美味でした。
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太刀魚の南蛮漬け
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天然焼きはまぐり

ガラスのショーケースに並ぶ10cm近くはありうそうな大きなハマグリが気になっていました。
お品書きを見ると、1800円と書かれていたので、何個付くんですか?と尋ねたところ1個と言う事でビックリ。
「高いですね!」と大将に言ったら、日本一の清流高瀬川河口だけで獲れる天然ハマグリだそうで、仕入れが900円もすると言う事。

それじゃ仕方ないと納得。
東京じゃ、なかなか食べられるものではないので、思い切ってオーダー。
1個を半分に切ってもらい2人で食べました。
身が締まっていて味が凄く濃くて食べ応え十分。
美味しいに決まっているけど、1000円くらいで食べられたら嬉しいんですけどね・・・。
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あなご寿司

太刀魚の炙り寿司も食べたかったのですが、生憎、この日はないと言う事で、あなご寿司だけオーダー。
身が柔らかくてふわふわの煮あなごに大葉を添えて海苔で巻いたお寿司。
穴子の旨さは言うまでもありませんが、海苔がとても美味しいので尋ねると、有明の海苔で、一般の寿司店で使用される海苔の2倍くらいする価格の海苔だそうです。
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此方は、料理が素晴らしいのは勿論ですが、日本酒、焼酎の品揃えも充実しています。(ヲイラはあまり詳しくないのですが・・・)
そして、この日、焼酎はロックでお願いしたのですが、運ばれた焼酎は水割りと間違えたのではないか?と思う程、グラスに並々を注がれており、ダブルを超えてトリプルほどの量と言う太っ腹ぶり。
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更に驚いたのは、村尾が450円と言う値付け。
これに対して、大将曰く、「自分の技や手間が掛かっていないアルコール類で利益を取ったら申し訳ないから・・・」との事。
大将、格好良い!
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上記の料理に、2人で生ビール×4、焼酎×4(川越、太古屋久島、村尾、他)、日本酒×2(東洋美人、他)を戴いて、約25000円。
決して安いとは言えませんが、料理の質を考えれば、十分納得と言うか、大満足です。
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場所は住宅街にあるチープなショッピングセンターの中と言う地味なロケーションながら、ネタは広島周辺の地ものを中心に、大将の厳しいおめがねに適った極上品だけを使用する拘り。
魚の種類や料理方法によって、素材を寝かせる時間、血抜きの方法を変える等の手間暇を惜しまない丁寧な仕事ぶり。
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焼酎や日本酒の品揃え。
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そして、一見、気難しい職人気質の人かと思ったら、全く逆で、人が良く、気さくに色んな話をしてくれる大将のお人柄。
居心地の良い楽しい雰囲気の中で、極上の海の幸を戴き、幸せな時間を過ごさせて戴きました。
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華ぶさ (はなぶさ)
広島市中区基町19-2-435 基町ショッピングセンター
 082-223-2919
 17:00~22:30
定休日 月曜日
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by kansukenator1 | 2014-06-23 23:20 | 和食 | Comments(0)


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