1年半ぶりに、我家にオーディオスピーカーが戻って来ました。
何百万円もするシステムを持っている友人にも相談に乗ってもらい、迷った挙句に選んだのは、B&W(Bowers & Wilkins)社の2ウェイ・バスレフ型のスピーカー「CM5」。
選んだ色は、光沢が美しい「ピアノブラック」。
外形寸法が、(W)200×(H)340×(D)301mmと、過去に使ったスピーカーの中も、最も小ぶりのスピーカーですが、こやつ、音質もパワーもなかなかのものなんです。
ルックスも可愛くて気に入っています。
リビングに置くので、インテリア的にも部屋にマッチしたデザインであると言う事が、選択の重要なポジションを占めていました。
専用スタンドもスパイクも付けず、ラックにじか置きと言う、かなり乱暴と言うか、手抜きのセッティングなので、本来の音が鳴ってくれるか心配でしたが、ただ、ケーブルを繋げただけで、何のチューニングもしない状態でも、結構、ご機嫌なサウンドを鳴らせてくれ、びっくり。
記念すべき最初にかけた音源は、「ダイアナ・クラール」のパリでのライブのDVD。
続いて、ウェザー・リポート、ブレッカー・ブラザース、マーカス・ミラー、コルトレーン、ツェッペリン、ダニー・ハザウェイ、山下達郎・・・、と言う具合に、女性ヴォーカル、男性ヴォーカル、ジャズ・フュージョン、R&B、ロック、ジャパニーズ・ポップスと色々試してみましたが、どれも及第点。
クリアでありながら、パワフルで膨らみのある重厚な低音域、透明で繊細な表現力を持った広がりのある中高音域。
音の分解能も良く、このままでも十分OKですが、ゆっくりと、色々、いじくって行きます。
まずは、スパイクを付けるのと、ケーブルをもう少し高級なヤツに交換してみようと思います。
でも、かなり正直なスピーカーなようで、元の音源が悪いものは聴けないかも知れません。