これぞ大人のライブ! 「THE DUKES OF SEPTEMBER RHYTHM REVUE」来日公演@日本武道館

11月11日、日本武道館で行われた「THE DUKES OF SEPTEMBER RHYTHM REVUE」の初来日ライブを、昔のバンド仲間と共に、観て来ました。
名古屋、大阪に続いての東京公演です。
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「THE DUKES OF SEPTEMBER RHYTHM REVUE」と言われても、なんじゃ、それ?
と思う人も多いかと思いますが、元スティーリー・ダンのドナルド・フェイゲン、元ドゥービー・ブラザーズのマイケル・マクドナルド、そしてボズ・スキャッグスと言うロック・スター、超スーパースター3人がツアーを前提として2010年に組んだバンドです。

1人でも十分に客を呼べるこの3人が、1つのバンドとして、同じステージで演奏してくれるのですから、ファンにとっては嬉しいと同時に,チケット代を考えても、お得感一杯のライブです。

バックバンドも、スティーリー・ダンやドナルド・フェイゲンのバックでお馴染みの凄腕ミュージシャン8人(ホーン3人、女性コーラス2人含む)が、3人の脇をがっちり固めています。
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曲目は、3人のお馴染みのヒット曲と他のミュージシャンのカバーが半々くらい。
ジェイムス・ブラウン、アイズレー・ブラザーズ、マービン・ゲイ、マディ・ウォータース、ジャニス・ジョプリン、グラディス・ナイト、そしてスライ&ファミリーストーンてな感じで、R&B、ブルース、カントリー、ロックンロールと様々なジャンルの曲が演奏されましたが、散漫になる事なく、一つの統一された世界感として纏まっていたのは、さすがでした。
でも、もっと、彼ら自身の曲を聴きたかったです。

それにしても、開演時間の30分遅れなんか、当たり前の外タレには珍しく、開演予定時刻ぴったりの7時に始まったのには驚きました。
そして終わりは、30分間のアンコールを含め、9時ちょい過ぎ。
大人になりましたねぇ。
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しかし、どう言う経緯で、この3人がバンドを結成する事になったのか、不思議です。
誰か、知っている人が居たら、教えて欲しいです。

若い人は知らないかも知れませんが、マイケル・マクドナルドは、ここでも、そうクレジットされているように、元ドゥービー・ブラザースのメンバーとして有名ですが、もともとは、スティーリー・ダンのメンバーだった人です。

そんな彼を、スティーリー・ダンから追い出したのが、他でもない、ドナルド・フェイゲンな訳ですから・・・。   
フェイゲンにスティーリー・ダンを追い出されたマイケルと、同じくスティーリー・ダンのギタリストだったジェフ・バクスターが、ドゥービーに加入したんです。
(それで、ドゥービーがつまらなくなっちゃた! と言うヲイラの個人的感情は、ここでは抑えておきましょう。)
そんな因縁がある2人が、再び、一緒に演る事になったのは、時の流れでしょうか?
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そもそも、フェイゲンと言う超完ぺき主義者、そして超協調性のない自己中心人間っぽそうな男が、3人仲良くバンドをやっている事自体が信じられない事でした。
しかも、ステージの中央に位置して、ジョークを交えたMCやったり、盛り上げたりと、結構、良い奴じゃん!って思っちゃいましたよ。
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そして、演奏が旨いのは分かっていますが、3人とも、60歳を超えても、今尚、豊かな声量と抜群の歌の旨さが全く衰えない事に驚嘆しました。
ボズの鼻に掛かった高音の甘い歌声も健在、マイケルのソウルフルなシャウトもちびりそうになるくらい超カッケー。
特に、カバー曲を演っている時の3人の楽しそうな表情は、まるでアマチュアバンドの若者のようでした。

席は、2階席のしかも上の方で、決して良い席ではありませんでしたが、十分迫力のあるステージを楽しむ事が出来ました。
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だけど、超、音にうるさいフェイゲンは、何年か前に、ウォルター・ベッカーと共にスティーリー・ダンとして来日した時も、会場は代々木体育館だったし、今回も武道館と、音響の悪い会場でばっかり演る事が不思議です。

やっぱ、ギャラが高い人達だから、大箱の会場でないと呼び屋の資金回収が難しいのでしょうね?
有り得ない事ですが、この3人のライブをブルー・ノート東京とかで、観れたら最高だろうなぁ。
チケット代、幾らになるんだよ~。
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<セットリスト>
1.PEOPLE GET UP AND DRIVE YOUR FUNKY SOUL
 2.WHO'S THAT LADY
 3.SWEET SOUL MUSIC
 4..I KEEP FORGETTIN (EVERY TIME YOY'RE NEAR)
 5.TROUBLE MAN
 6.KID CHARLEMAGNE (Steely Dan)
 7.THE SAME THING
 8.MISS SUN (Scaggs)
 9..I HEARD IT THROUGH THE GRAPEVINE
10.YOU NEVER CAN TELL
11.IF YOU DON'T KNOW ME BY NOW
12.WHAT A FOOL BELIEVES (Doobie Brothers)
13.HEY 19 (Steely Dan)
14.LOVE TKO
15.(TAKE A LITTLE) PIECE OF MY HEART
16.PEG (Steely Dan)
17.LOWDOWN (Scaggs) 
18.TAKIN IT TO THE STREETS (Doobie Brothers)
19.REELIN IN THE YEARS (Steely Dan)
- encore -
20.LIDO SHUFFLE (Scaggs)
21.PRETZEL LOGIC (Steely Dan)
22.THANK YOU (FALETTINME BE MICE ELF AGAIN)
23.THEM CHANGES
24.PEOPLE GET UP AND DRIVE YOUR FUNKY SOUL
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by kansukenator1 | 2012-11-10 13:03 | MUSIC/アート | Comments(0)


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