長谷寺のライトアップを観て来ました。
長谷寺は、江ノ電長谷駅の近くにある浄土宗系統の古寺。
創建は天平8年(736年)と言われ、木造の仏像では日本最大と言われる高さ9.18mの十一面観音像(長谷観音)が祀られています。
長谷観音は、大きさだけでなく、その立ち姿の美しさでも有名。
ただ、欲張りなヲイラは、「太陽の下の長谷寺も見たい!」
と言う事で、4時ちょっと前に着くように出掛け、長谷寺の2つの顔を楽しんで来ました。
ようやく辺りも暗くなり、ライトに照らされた紅葉が暗闇に浮び上がります。
紅、黄、緑の妖艶なコントラスト。
経蔵のライトアップは蒼。
経典が入った回転式書架をまわすとすべてのお経を読んだことになるとか・・・。
観音堂のライトアップ。
段ボールの仏像。
観音堂前に展示されたBUTSU展(ダンボール仏)本堀雄二氏作
赤、青、紫のライトアップ、幻想的で神秘的な雰囲気を醸し出していました。
釈迦涅槃像
長谷寺のライトアップは、11月19日から12月18日まで。
平 日19:00(最終入山18:30)
土日祝19:30(最終入山19:00)
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時間軸がひっくり返っていますが、こちらは、同じ日の夕方、明るい空の下の長谷寺です。
境内に入ったところに植えられている梅ノ木には、もう黄色の華が咲いていました。
下境内には2つの池(妙智池と放生池)が配され、この池を取り囲むように、木々や花に溢れた手入れの行き届いた広い庭園が広がっています。
上境内を目指して階段を昇ると、途中、こんな景色が現れます。
上境内には、本尊である十一面観音菩薩像(長谷観音)が安置される観音堂をはじめ、阿弥陀堂、大黒堂などがあります。
「見晴し台」からの眺め。
相模湾と鎌倉の街並が一望出来ます。
日没前と日没後のライトアップされた長谷寺の2つの顔を楽しんだ1日でした。