この季節になると食べたくなるパスタが、生ホタルイカのパスタ、そして、菜の花とアンチョビのパスタ。
生ホタルイカのパスタは、家族にも評判が良く、作るのはヲイラの担当です。
ボイルしたホタルイカを具として使った「ホタルイカと春キャベツのオイルベース」なんかも春を感じさせる美味しいパスタですが、今日、紹介するのは、生のホタルイカを潰して濃厚なソースとして使うパスタです。
先日、友人が遊びに来た時に、ランチで出したら、とても気に入ってくれて、作り方を教えて欲しいと頼まれたので、写真付きのレシピを作りました。
<材料>3人分
1)生のホタルイカ・・・20匹くらい
2)アンチョビのフィレ・・・数枚
3)パセリ・・・適量
3)ニンニク・・・1カケ
4)鷹のつめ・・・1本
5)白ワイン
6)乳化液(強力粉1:エキストラヴァージンオリーブ油5)
7)スパゲティー麺・・・300g
<作り方> 1)ホタルイカの掃除 ・・・背骨をピンセットで取り除きます。気になる方は、目とくちばしも取り除いてください。
2)ソース作り ①包丁で潰したニンニクと鷹の爪をオリーブ油に浸し、香りを移します。
※初めは中火で、ニンニクから泡が出始めたら弱火にし、じっくり時間を掛けてオイルに香りを移します。
②オリーブ油に香りが移ったら、ニンニクと鷹の爪を取り出し、アンチョビを投入し、フォークの背で潰します。
※ちなみに、このアンチョビは、自家製です。
③ホタルイカの2/3くらい(20匹のうち13~14匹)を投入し、同じように、フォークの背で潰し、白ワインを適量加え、フランベします。
※アンチョビの塩気があるので、塩&胡椒は、胡椒だけでOK。
これで、ソースは出来上がり。
3)仕上げ ①残りのホタルイカ6~7匹(トッピング用)、パセリの微塵切り、乳化液、麺のゆで汁(おたま0.5杯くらい)をソースに投入し、軽く煽る。
②麺を加え、フライパンを煽りながら、ソースと麺を十分絡める。
③暖めたお皿に盛り付けて出来上がり。
※お好みで、パルミジャーノを削って、振りかけると、更にコクが増して美味しいです。
ホタルイカの内臓がもたらす磯の香りと濃厚な旨みが凝縮したソースがたまらない、ガッツリ系の春パスタです。
お皿に残ったソースをバゲットでぬぐって食べれば、これまた、冷えた白ワインが、昼間から、ぐびぐび止まらなくなりますので、ご注意ください。